DM Wiki (旧EUC版)重要なお知らせデュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。 【赤単速攻】 †中速ビートダウンもしくはビッグマナ型に組まれた【準赤単】と区別するためにこのように呼ばれる。 デュエル・マスターズ黎明期より存在する由緒正しいデッキタイプである。
1ターン目からクリーチャーを召喚、ブロッカーを《火炎流星弾》などで破壊し攻撃を繰り返す。そして3〜6ターンでの早期決着を狙っていく。 クリーチャーの主な候補 †1コスト †
2コスト †その他 †3コスト †アウトレイジ †
その他 †
4コスト †
その他クリーチャー †
呪文 †
基本方針 †呪文は除去カードのみに絞り、質の良いウィニーで【速攻】をかける。 火の特長のひとつであるスピードアタッカーを最大限に利用し、相手の計算外の攻撃を加えて行くのが基本である。《火炎流星弾》が登場するまでは《ボルカニック・アロー》が殴り返し対策とブロッカー除去用に使われていた。 ブロッカー以外も破壊出来るため、《希望の親衛隊ファンク》など出されたら基本的に詰みかねないカードの対策として採用していいだろう。 デッキの性質上、安定した動きを可能にするため4枚〜3枚積みが多くなるので、デッキのカードの種類は少なめ。他の【速攻】デッキと比べると、《鬼切丸》のような安定したスピードアタッカーや《爆炎シューター マッカラン》などのマナ武装を積めることが大きなポイント。 型分け †以下に代表的な型を挙げる。これらは厳密に分類できるものではなく、いずれかの要素を組み合わせて構築されることも多い。 コダマショック型 †cipでシールド回収する《斬斬人形コダマンマ》で、S・バックの《デュアルショック・ドラゴン》を高速召喚するタイプ。 アウトレイジ型 †エピソード3に入るとアウトレイジを主軸にしたタイプも出現した。コスト軽減の《一撃奪取 トップギア》から《無重力 ナイン》をG・ゼロで出すという戦術が可能。 ガトリング型 †革命編で登場した進化ヒューマノイドである《音速 ガトリング》を活用する型。 詳しくは【赤単ガトリング】を参照のこと。
レッドゾーン型 †革命編で登場した《轟く侵略 レッドゾーン》を主軸にしたタイプ。 詳しくは【レッドゾーン】を参照のこと。 ビートジョッキー型 †新章デュエル・マスターズで登場した《“罰怒”ブランド》擁するビートジョッキーを主軸にした種族デッキ。 詳しくは【ビートジョッキー】を参照のこと。 ヴァルボーグ型 †進化ヒューマノイドの《機神装甲ヴァルボーグ》を使ったタイプ。 詳しくは【赤単ヴァルボーグ】を参照のこと。 弱点 †言うまでもなくブロッカーとS・トリガー、そして相手クリーチャーの殴り返しに弱い。 1コストのクリーチャーはすべてパワー1000以下、2コストの候補もパワー1000のクリーチャーが半数ほどなので、早期に《ローズ・キャッスル》を出されるとデッキ構成によってはかなりのアドバンテージを削がれる可能性がある。 6ターン以内に決められなかった場合、シールドブレイクによって増えた手札を使って巻き返されて敗北するパターンが多い。 しかし、このパターンを嫌って対策カードを投入しデッキ全体のマナカーブを重くしてしまうと、本来の強みである早期決着性が薄れてしまい本末転倒になるため「耐えられたら負け」くらいの覚悟で構築したほうがいい。 その他 †
【赤単速攻】の変遷 †ただし、第4弾環境まではカードプールの少なさ、何よりスピードアタッカーという能力が存在しなかったことから、デッキとしての成立は困難であった。 【青単速攻】や【アクアンホワイト】など、物量に優れたデッキが環境に存在したのも向かい風だった。 DM-05で軽量スピードアタッカーである《解体屋ピーカプ》が登場してからは、デッキのカードをほぼ全て3コスト以下にして一瞬で決着を付けるタイプとして成立した。 闘魂編で《ピーカプのドライバー》《襲撃者エグゼドライブ》《火炎流星弾》といった汎用性に優れた軽量カードを獲得すると、優秀なデッキとして台頭する事になる。目の上のたんこぶであった水系のデッキが殿堂入りの影響で大幅に弱体化したことも大きい。 その後はしばらく多色環境が続いたこともあり、大きな収穫はなかったが、DM-14における《放浪兵エルジージョ》《タイラーのライター》などの登場により復権を果たす。 DM-28では、《ブレードグレンオー・マックス》が登場。これにより、3コストでパワー3000以上のスピードアタッカー(疑似スピードアタッカーであるマナ進化を含む)を最大で12枚まで搭載できるようになった。この頃から《解体屋ピーカプ》等が投入されないケースが多くなる。 マナ進化によるマナ損失を嫌って《ブレードグレンオー・マックス》は3枚程度のことが多いが、それを逆手にとって《究極兵士ファルゲン》が搭載されることも。 転生編から極神編まではトップメタの一角を占めていたが、現在は【速攻】系デッキなら赤緑や【墓地進化速攻】のほうが有力視されていることなどから、以前ほどの活躍は見せていない。 とはいえエピソード1で《斬斬人形コダマンマ》、エピソード2で《鬼切丸》、エピソード3で《一撃奪取 トップギア》と優秀なウィニーが追加され着実に強化されており、環境に存在感を示しつつある。 パワー3000〜4000クラスのクリーチャーが多いため火力に対する耐性が比較的強く、単色であるため色事故を起こしにくいのも強みとなっている。 革命編に入ると《轟く侵略 レッドゾーン》や《音速 ガトリング》を主軸にしたタイプも登場し、【赤単速攻】の可能性はどんどん広がっていると言える。 参考 † |