DM Wiki (旧EUC版)
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火力 †
一定のパワー以下のクリーチャーを破壊する除去能力または効果の俗称。火文明がこの能力を有する。闇文明のパワー低下も火力と呼ばれることがある。また、文明によってはでは一定のパワー以下のクリーチャーをマナ送り、バウンス、シールド送り、山札送りにするものも存在するが、これらも火力と呼ばれることがある。
呪文による効果のみならず、クリーチャーのcip能力などによるものも含まれる。
火力は、対象の取り方によって概ね以下の4種類に大別できる。
- 単体火力:パワー○○以下のクリーチャーを1体破壊する。
- 複数火力:パワー○○以下のクリーチャーを○体まで破壊する。
- 全体火力:パワー○○以下のクリーチャーを全て破壊する。
- 割り振り火力:パワーの合計が○○以下になるように好きな数選び、破壊する。
パワーではなくコストを参照するものも存在する。そちらについてはコスト火力の項を参照されたし。また、特定のクリーチャーが持つパワー以下を破壊するというものもある。
単体火力 †
クリムゾン・ハンマー C 火文明 (2) |
呪文 |
相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
フレイムバーン・ドラゴン P 火文明 (6) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 5000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体、破壊してもよい。 |
全体火力 †
サウザンド・スピア R 火文明 (6) |
呪文 |
パワー4000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 |
割り振り火力 †
地獄万力 R 火文明 (7) |
呪文 |
相手のクリーチャーを、パワーの合計が8000以下になるように好きな数選び、破壊する。 |
→割り振り火力
単体火力(特定カードのパワーから) †
ブーストグレンオー UC 火文明 (5) |
サイキック・クリーチャー:フレイム・モンスター/ハンター 3000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手の、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーを1体破壊する。 |
指定されたパワーなどを入れて「○○火力」ということもある。
例えば《クリムゾン・ハンマー》は「2000火力」、《サウザンド・スピア》は「全体4000火力」など。
全体火力はアンタッチャブルも破壊できるが、自分のクリーチャーも巻き込むものもあるので注意。
インフレによって、クリーチャーの基礎パワーが上昇していく傾向にある。パワーが低めに設定されている能力持ちのクリーチャーが、当たり前のようにバニラ並みのパワーを保持するようになっていくことはよくあるため、火力カードが環境で長年生き残るのは難しい。以下の例を見ればそれが良く分かるだろう。
などなど。
特にMTGとは違って上記のように重ね撃ちできない、プレイヤーにダメージを飛ばせない、コンバット・トリックに使えないなど欠点が目立つ。インフレ火力の象徴である《スチーム・ハエタタキ》も環境を揺るがすには至っていない。
- デュエルマスターズには元となったMagic:The Gatheringと違って「ダメージ」という概念がないので、例えばパワー4000のクリーチャーに2000火力を2発打ち込んで破壊する、などということはできない。このような状態では火力よりもパワー低下が有位にあると言える。ただ破壊できる範囲が広がるため、パワー低下自体との相性はいい。
- 火文明を象徴する能力であると同時にパワーやコストを参照するが故にマナ送りやバウンスといった他の文明の除去カードと比べて範囲が狭くなる事が多々ある。実際他の文明の同コスト、あるいはそれより低いコストのカードと比べて有効範囲が狭くなっているケースが多い。
火力カードの例 †
参考 †