DM Wiki (旧EUC版)

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S(ストライク)・バック

S・バック−指定カード(指定カードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、コストを支払わずにこのカードをプレイする)

DM-17で登場したキーワード能力

この能力を持つカードは、所定の特性を持つシールド手札に加える際、そのカード墓地に置くことによって、手札からコストを支払わずにプレイすることができる。

この能力を持つ主なカード

天真妖精オチャッピィ UC 自然文明 (3)
クリーチャー:スノーフェアリー 1000
S・バック−自然(自然のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚する)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置いてもよい。
フレイムランス・トラップ UC 火文明 (6)
呪文
S・バック−火(火のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、コストを支払わずにこの呪文を唱える)
相手のパワー5000以下のクリーチャーを1体破壊する。

S・バックを持つカードを手札に用意しておけば、指定された種類のカードをシールドから手札に加える際、代わりに墓地に送ることで、マナコストを払わずに使用できる。

S・トリガーニンジャ・ストライクと並んで、相手のターン中に何か行動をすることができる数少ない方法である。

S・トリガーと比較した場合、手札にあれば使用できるため、コストなしで使える機会が多いのが強み。S・トリガーと異なり、《エメラル》《アクア・スーパーエメラル》や、《音感の精霊龍 エメラルーダ》や、《ハッピーとラッキーの一撃》などのシールド回収を利用する事で能動的に使用可能な点も評価できる。

だが、シールド一つ(に含まれるシールドカード1枚)と手札1枚を使うためハンドアドバンテージは1枚損する事に注意が必要。

システム自体は悪くなく優秀なカードもいくつか存在するが、S・トリガーと比べると種類があまりに少なく、使用されるのもほんの数種類程度である。

ルール

  • シールドカードのうち「複数のカードが同じタイミングで手札に戻る」場合、
  1. S・バックの宣言。使用宣言を行った段階で「S・バック」のコストとなるシールドカード墓地送りされる。
  2. それ以外のシールドカードを一旦全て手札に加える。
  3. 宣言したS・バックを使用する。
  • S・バックはシールドカード手札に加わる時に元々手札にあったものしか宣言できない。シールドから手札に加わったS・バックカードの使用宣言をすることは不可である。トラブルの元となるので、シールドを回収する際には元々の手札を分けて置いておくことをお奨めする。
  • かつては召喚唱えることが禁止されていても手札に加わったシールドを捨てることは可能な裁定だったが、2017年9月28日時点でシールドを捨てることも出来なくなった。

ゲームにおいて

  • 解決の際にカードを捨てるため、ささやかながら墓地肥やしにもなる。
    シールドという不確定要素の強いゾーンを経由するので狙ったカードを落とすのは困難だが、少しでも墓地を増やす手段が欲しい時は覚えておいて損は無い。

その他

  • DM-17に収録されたカードはすべて文明のみを参照している。
  • 類似能力として、サバキZが登場。コストが裁きの紋章に限定されている他、宣言タイミングも微妙に異なるが、挙動は酷似している。

この能力を持つクリーチャー

この能力を持つ呪文

この能力を付与するカード

参考


公式Q&A

Q.相手のターン中にS・バック能力によって、シールドゾーンから手札に加えられる《斬隠蒼頭龍バイケン》を捨て、自身の能力によってバトルゾーンに出した場合、《斬隠蒼頭龍バイケン》の手札に戻す効果を使えるタイミングはいつになりますか?
A.S・バックによる召喚より《斬隠蒼頭龍バイケン》の効果が先になります。《斬隠蒼頭龍バイケン》はバトルゾーンに出してからクリーチャーを手札に戻す効果までが一連の能力になりました。ただし、手札に戻す能力は置換効果ではありません。
引用元