DM Wiki (旧EUC版)

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悠久弾幕(ゆうきゅうだんまく)

《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》山札回復能力を利用し、《偶発と弾幕の要塞》能力バトルゾーン制圧する【除去コントロール】気味のコンボデッキ《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》の登場から徐々に台頭し始めたデッキタイプである。登場時期とデッキの性質から、ゼニスデッキに組み込まれることが多い。
マナブースト必須カードの都合上、青赤緑で構成され、防御性を重視する場合は、更にが加えられる。

重量級クリーチャーに繋げる必要性、及び《偶発と弾幕の要塞》による除去をできるだけ早く開始する必要性から、マナブーストは必須。
また、一度ハマれば強力ではあるものの、呪文主体で、かつ低パワークリーチャー(つまり低コストクリーチャーやcipクリーチャーのほとんど)を不採用にせざるを得ない。このため、序盤に《剛厳の使徒シュライバー》《タイム3 シド》などの呪文メタを仕掛けられると厳しいものがある。

偶発と弾幕の要塞 R 水/火文明 (5)
呪文
自分の山札の上から、クリーチャーが出るまでカードを表向きにする。そのクリーチャーよりパワーの小さいクリーチャーをすべて破壊する。表向きにしたカードをすべて自分の墓地に置く。

従来、5マナで撃て、かつよく使われる全体火力と言えば《ミリオン・スピア》の4000ぐらいなものであり、これを撃ち続けたところでバトルゾーンを制圧できるわけではなかった。
また、こちらも山札操作という手段はあるものの、その能力の不確定さ、また「同弾収録」「同じ/多色呪文」「より低いレアリティ」である《炎槍と水剣の裁》の強力さゆえに、発売当初はハズレアとして扱われることが多かった。
その後の活躍も、主に【フェルナンドVII世】などの呪文の墓地肥やしとしての利用がほとんどであり、除去呪文としての使われ方がメタゲームに食い込むことはなかった。

しかし、《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》の登場により、状況が一変する。

悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス P 火/自然文明 (8)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 8000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主のマナゾーンに置く。
このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれる時、かわりにこのクリーチャーと自分の墓地を山札に加えてシャッフルする。

これにより、表向きにした山札がすべて墓地に置かれるという《偶発と弾幕の要塞》デメリットが大幅に解消され、高パワークリーチャーを少数積む構成にしても、ライブラリアウトによる自滅をほぼ回避できるようになったためである。

おまけに、《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》自身が8000とそこそこのパワーを有し、仮に《偶発と弾幕の要塞》効果墓地に置かれる場合、

  1. 《偶発と弾幕の要塞》唱える
  2. クリーチャー・カードがめくれるまで山札表向きにされる。
  3. 《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》表向きにされ、バトルゾーンパワー8000未満のクリーチャーは自分も含めてすべて破壊される。
  4. 《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》、その他表向きにされた非クリーチャーカードが同時に墓地に置かれる。
  5. 《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》置換効果により、墓地にある全てのカード山札に戻る。
  6. 《偶発と弾幕の要塞》解決が完了し、墓地に置かれる。
    という手順を踏むため、8000未満の全体火力を放った上でバトルゾーンにいた自分の優秀なcipクリーチャー山札に戻せるという動きが可能。《偶発と弾幕の要塞》を何度も唱えたり、手札から《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》捨てたりすることで、山札を介したループがほぼ確定する。

主要カード

候補カード

《時空の庭園》2マナスタートを安定させたい場合
《セブンス・タワー》ターボ要員
《再誕の社》
《再誕の聖地》大量マナブースト兼墓地回収
《ピクシー・ライフ》マナ回収要員
《一極両得 マクノカ&ヌクノカ》
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》
《フェアリー・シャワー》マナブースト手札補充
《焦土と開拓の天変》マナブーストランデス
《父なる大地》除去ランデス
《エナジー・ライト》ドロー
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》置きドロー&《偶発と弾幕の要塞》を踏み倒す
《エマージェンシー・タイフーン》悠久を墓地へ送り山札回復
《サイバー・チューン》
《スクランブル・タイフーン》
《カラフル・ダンス》
《めった切り・スクラッパー》防御要員
《ジ・エンド・オブ・エックス》
《スローリー・チェーン》
《DNA・スパーク》
《超次元ホワイトグリーン・ホール》
《ドレミ団の光魂Go!》全体タップor《偶発と弾幕の要塞》を踏み倒す
《デスマッチ・ビートル》パワー13000のコスト踏み倒しメタ
《サイバー・N・ワールド》ドロー山札回復+高パワー
《龍素記号Sr スペルサイクリカ》墓地の呪文を使い回す
《永遠のリュウセイ・カイザー》ハンデス対策+高パワー
《勝利宣言 鬼丸「覇」》フィニッシャー+高パワー
《「智」の頂 レディオ・ローゼス》
《「呪」の頂 サスペンス》
《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》
《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》ゼニス召喚cipを重要視する場合
《偽りの名 ハングリー・エレガンス》アンノウンマナ爆誕化+高パワー
《百族の長 プチョヘンザ》パワー12500。ファイナル革命による全体除去タップイン
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》パワー19000。召喚時に相手クリーチャーがなければエクストラウィン
《水上第九院 シャコガイル》パワー13000。ドローによるライブラリアウトを勝利に置き換える

理想的な動かし方

2ターン目にマナブーストを行い、3ターン目に《ドンドン吸い込むナウ》などで《偶発と弾幕の要塞》を持って来れれば理想的。5マナ以上になったら積極的に唱えて、バトルゾーンを空にし続けたい。
相手が体制を立て直している間に、こちらはブーストドローランデスを続け、《「祝」の頂 ウェディング》などのフィニッシャーでケリをつける。《サイバー・N・ワールド》で増えた相手の手札《「祝」の頂 ウェディング》シールドゾーンに埋めると無駄が少ない。

長所

短所

その他

参考