DM Wiki (旧EUC版)
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ツインパクト †
クリーチャーと呪文の特性を併せ持つカードの総称で、双極篇にて新たなギミックとして登場。テキスト上でこのようなカード群が参照される際には、ツインパクトカードと呼ばれる。超天篇以降も続投された。
イチゴッチ・タンク P 自然文明 (7) |
クリーチャー:グランセクト 12000 |
T・ブレイカー |
|
レッツ・ゴイチゴ P 自然文明 (2) |
呪文 |
自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 |
フルフレームのクリーチャーカードをベースに、呪文の情報が斜めに入る形で従来のカード2枚分の情報が入ったカード。
時に呪文、時にクリーチャーとしてプレイすることが可能。両者で異なる能力を持ち、場面で使い分けができる。
基本的にはコストも両者で異なるため、マナカーブで使い分ける事にもなる。
ルール †
実際のツインパクトカードにはどこにも「ツインパクト」の文字はないが、テキスト上で「ツインパクトカード」とあった場合、これらのカードが参照される。
- ただし、(《ブレイン珊瑚の仙樹》のFAQによれば)条件参照とカードのプレイが別々になっている場合に限り、条件を満たした側とは別の側のカードをプレイできる。該当カードをそのままプレイする効果とは異なるので注意。条件参照の時に条件を満たしたカードは、そのカード全体が適正なものと見なされ、プレイ時にどちらの側を使うかまでは制限しない、という裁定である。
- 《蒼神龍スペル・サモニオン》で踏み倒す際、めくったカードが互いにツインパクトであり、両方の面で勝ってしまえば好きな方の面を選んで使える。一度使うと元の場所から移動してしまうため、両方使うことはできない。
異なる文明を持つツインパクト(多色ツインパクト)について †
クリーチャー面と呪文面で異なる文明を持つツインパクトの場合、基本的にはコスト等とルールは同じ。ただし、カード単位では多色として扱われ、各面の単体では単色として扱われる。
- カード単体で参照される際は、全ての面にある文明を併せ持った多色カードとして扱われる。マナを生み出す際はそれらの中から1文明を出すことができる。
- プレイする際は、その面が持つ文明だけを支払えばよい。
テクニック †
その他 †
- 両方の特性を参照できるという性質は、実はサイキックや禁断のような両面カードのルールとほぼ変わらない。しかしそれらはバトルゾーン以外の場所で参照することがごく稀であったため、メインデッキに入るツインパクトの登場で改めてそのルールが問われた。
- クリーチャーと別カードの特性を併せ持つカードはWizards of the CoastのMagic:The Gatheringや他のTCGでも見られる。呪文としても使える汎用性を持たせる点は「Battle Spirits」の「アクセル」、クリーチャーの必殺技のように見せるのは「バディファイト」の「必殺モンスター」の影響を受けていると思われる。
- 2種類のカードが1枚にまとまっているという点では、Magic:The Gatheringの「分割カード」の影響の受けていると考えられる。
- キャラクターの絵を斜めに挿入するというビジュアルは、格闘ゲームなどに見られる「カットイン」の演出からも影響を受けていると思われる。
- ツインパクトの呪文面を使用する際、便宜上カードを上下逆さまにしたり横向きにしたりして呪文面を使用したことを分かりやすくするケースがある。
- 『デュエル・マスターズ 双極篇フルコンプリートBOOK』ではクリーチャー面を「上段」、呪文面を「下段」と呼んでいる。
- ツインパクトはシンプルな能力(テキスト)であることが少なくない。これは、もともと2枚分のカードの情報を1枚に収める都合上、長いテキストを入れるスペースの確保が難しいという事情があると思われる。
- ツインパクトのマスターレアは現時点で全てアニメ漫画の敵サイドのものであり、劇中の活躍でもジョーなどの味方側はツインパクトをそれ程使用しておらず、反対に敵やライバルサイドのキャラクターが多く使用している。この為敵味方両方に与えられたカードタイプであるにも関わらず事実上敵側能力に近い扱いをされており、味方側の扱いは若干不遇気味である。
参考 †
公式Q&A †
Q.《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》は《ディメンジョン・ゲート》で手札に加えることはできますか?
A.はい。できます。このカードはコスト9のクリーチャーであると同時にコスト10の呪文であるので、クリーチャーを探すことのできるカード、呪文を探すことのできるカード両方で参照することが可能です。
引用元
Q.呪文ではないカードを探す効果で、ツインパクトカードのクリーチャー側を探すことはできますか?
A.いいえ、ツインパクトカードはクリーチャーであり呪文なので、呪文ではないカードとして扱うことはできません。
引用元
Q.《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》で山札の上2枚を手札に加える時、《キング・ザ・スロットン7/7777777》が含まれていました。コストをいくつとして数えたらよいですか?
A.カードとして参照される時は、適正なカードタイプのうち好きな方を選ぶことができます。この場合コストは呪文側の3としてもクリーチャー側の7としても数えることができます。
引用元
Q.《時の秘術師 ミラクルスター》の効果で、墓地の《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》を手札に加える場合、このカードはコスト9あるいは10の好きな方として数えられますか?
A.いいえ、呪文を参照とする場合、呪文部分の情報のみを参照します。この場合10として数えます。
引用元
Q.《超奇天烈 ベガスダラー》の効果で相手は山札の上のカードを見せました。そのカードがコスト4以下のクリーチャーとコスト5以上の呪文の組み合わせのツインパクトカードだった場合どうなりますか?
A.そのカードはコスト5以上のコストを含むため、最初の「バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべて手札に戻す」効果を発動させます。コスト4以下のコストを含みますが、カードとして「コスト5以上のカードではない」として扱わないのでカードを2枚引くことはありません。
カードがどのカテゴリーに属するか否かを問う場合、ふたつのうちどちらかがカテゴリーに属していればそのカードとして扱います。
引用元
Q.《ヴォルグ・サンダー》の効果で相手の山札の上のカードを墓地に置いた時、ツインパクトカードでした。呪文として扱ってクリーチャーが墓地に落ちたことにしないことはできますか?
A.いいえ、ツインパクトカードがどのカテゴリーに属するか否かを問う場合、ふたつのうちどちらかがカテゴリーに属していればそのカードとして扱います。この場合、墓地に置かれたツインパクトカードはクリーチャーとしてカウントされます。
引用元
Q.《ブレイン珊瑚の仙樹》を唱えて、カードを3枚引いたら手札が7枚になりました。コスト8のクリーチャーとコスト3の呪文を併せ持つツインパクトカードを選んで、クリーチャー側を召喚することはできますか?
A.はい、選ぶ段階でカードとして手札枚数以下のコストを含んでいれば適正とみなされます。その後どちらの側を使うかプレイヤーの自由です。
引用元
Q.《S級不死 デッドダラー》で相手は山札の上のカードを墓地に置きました。それがツインパクトカードであった場合、コストを選ぶのは自分ですか?相手ですか?
A.二つ両方とも適正な特性を持つ場合、選択するのは効果の持ち主になります。この場合、デッドダラーを出した側のプレイヤーが、どちら側のコストを参照するかを選ぶことができます。
引用元
Q.《テック団の波壊Go!》の「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。」という効果で、クリーチャー側がコスト8、呪文側がコスト3である《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》を手札に戻すことができますか?
A.バトルゾーンにあるカードとして適正な状態はクリーチャーですので、クリーチャー側のコストの8のみを参照できます。この場合手札に戻すことはできません。
引用元
Q.《勝利宣言 鬼丸「覇」》で攻撃してガチンコ・ジャッジしました。相手がツインパクトカードを表にした場合、《勝利宣言 鬼丸「覇」》の持ち主は自分なので、自分がどちら側のコストか選ぶことができますか?
A.いいえ、ガチンコ・ジャッジは独立したルール処理で、カードを表にしてコストを決定するのはそれぞれのプレイヤーに責任があります。この場合、相手がめくったカードは相手がコストを決定することになります。
引用元
Q.《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》と《ナチュラル・トラップ》はこれはデッキ構築する時にはあわせて4枚までしか入れられないのですか?それともそれぞれ4枚ずつ入れられるのですか?
A.ツインパクトカードはカードとして数える時は二つの部分の合わさった名前を持つカードとみなします。仮に呪文部分が一緒でも、クリーチャー部分が名前に追加された別のカードとなりますのでそれぞれを別のカードとみなして4枚ずつデッキに入れることが可能です。
引用元
Q.《星龍パーフェクト・アース》などの効果でシールドゾーンにあるツインパクトカードが「S・トリガー」を得ている場合、クリーチャーと呪文どちらか選んで使う事ができますか?
A.カードまたはシールドカードを指定している場合、それぞれが「S・トリガー」を得ているので、クリーチャーと呪文どちらかを選んで使う事ができます。ただし、《天雷龍姫エリザベス》のようにカードタイプを指定して「S・トリガー」を与えている場合、そのカードタイプしか「S・トリガー」を得られません。
引用元