DM Wiki (旧EUC版)

重要なお知らせ


デュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。
今後はデュエル・マスターズ Wiki (UTF-8版)をご利用ください。
旧EUC版は今後もこちらで保管予定です。


《ナチュラル・トラップ》

ナチュラル・トラップ R 自然文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。

DM-01で登場した自然トラップ呪文

相手のクリーチャー1体をマナ送りにする効果を持つ。

数少ない自然確定除去であり、対象にはタップ/アンタップなどの指定がなく、問答無用で相手クリーチャーマナゾーンに送ることができる。

マナ送りにすることでpig能力の誘発や墓地利用を許さないのが長所だが、同時に相手のマナブーストを手助けしてしまうリスクも持つ。無暗な使用は禁物と言えるだろう。

環境において

登場時の基本セット環境ではマナゾーンからカード回収することができなかったため、マナが増えるとはいえ墓地に置かれるよりも厄介だった。

しかし、聖拳編で非常に汎用性の高い《母なる大地》が登場してからは居場所が無くなった。
単にS・トリガー除去として立ち位置が重なるだけでなく、クリーチャーマナゾーンに送っても、すぐにまた出されてしまうからである。

《母なる大地》極神編殿堂入り、後の戦国編プレミアム殿堂と規制された後は、リアニメイトが流行していた当時の環境も追い風となり、自然文明確定除去として再び活躍した。

その後は直接の上位互換は登場する事は無かったものの、《リーフストーム・トラップ》《父なる大地》《グローバル・ナビゲーション》など優秀な自然S・トリガーの登場したことで、再び立場が苦しくなっていった。
特に3マナと非常に軽い《父なる大地》の存在がネックとなった。

エピソード2ガチンコ・ジャッジが登場すると、上述の呪文よりもコストが高い事からガチンコ・ジャッジに勝ちやすい事が利点となり、が入らない《勝利宣言 鬼丸「覇」》フィニッシャーとするデッキに投入される事があった。

ドラゴン・サーガではマナ武装で2体除去できる《古龍遺跡エウル=ブッカ》が登場。多くの場合は除去性能の高いあちらが優先されたが、こちらは《天命讃華 ネバーラスト》存在下でも唱えられるため、S・トリガーで意表を突く目的で入れることもあった。

革命編環境では侵略革命チェンジの登場により、3〜4ターン目から登場する《轟く侵略 レッドゾーン》《超獣軍隊 ベアフガン》などの大型クリーチャーを想定してこちらが採用されるケースも皆無ではなかった。《古龍遺跡エウル=ブッカ》と異なりマナ武装などの条件によらずタップアンタップを問わないと言う点が評価された。革命編終期にはこのカードクリーチャー版である《罠の超人》が登場し、次の環境で登場した《時の法皇 ミラダンテXII》などの呪文メタ対策としてこちらに代わって採用されていた。

革命ファイナル新章デュエルマスターズではこのカードの上位互換に近い《ハムカツ団の爆砕Go!》《コクーン・マニューバ》が登場。《ハムカツ団の爆砕Go!》多色ではあるがモードによって全体火力も選べる事から汎用性で大きく勝り、《コクーン・マニューバ》コストが1高いもののスーパー・S・トリガーで大型獣を呼び出せるので、劣勢時の巻き返しを図るならばこちらよりも強力であった。

さらに双極篇DMRP-06にて上位互換である《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》が登場したので、自然S・トリガーとしての役目はほぼ終えたと言える。
一応、トラップデッキでは《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》以外の上位互換は存在しないため、あちらをフル投入したうえでこのカードが採用されることもある。

その他

  • シンプルで使いやすく、再録が多いのも利点である。初心者には手に入れやすい除去カードとして重宝された。
  • 漫画では他の2つのS・トリガーほどではないが、度々使われていた。アニメでもシリーズを問わず多くのキャラが使用した。

サイクル

DM-01に収録された6コストS・トリガー呪文
俗に言う三大S・トリガーである。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考