DM Wiki (旧EUC版)

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時空(じくう)精圧(せいあつ)ドラヴィタ》

時空の精圧ドラヴィタ SR 光文明 (7)
サイキック・クリーチャー:エンジェル・コマンド 5500
相手が呪文を唱えた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップしてもよい。
覚醒−自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の、フレイム・コマンドまたは名前に《NEX》とあるクリーチャーが合わせて2体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
覚醒後⇒《龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ》

DM-37で登場したサイキックエンジェル・コマンド

相手が呪文唱える任意で相手のクリーチャーを1体タップする能力に加えて、「バトルに勝ったらアンタップ」する、所謂《無限掌》を内蔵している。

覚醒すると《龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ》になる。

2つの能力シナジーしており、相手が呪文唱えることによってクリーチャータップし、それを《無限掌》能力で一掃出来る。
存在しているだけで相手は迂闊に攻撃できなくなり、かといって除去しようと呪文唱えると隙が生まれるという、超次元呪文で直接出てくる割にはかなり厄介なシステムクリーチャーである。

また、超次元呪文《ヘブンズ・ゲート》など、相手が呪文効果クリーチャーを出してくる場合、相手の呪文効果を全て解決してから《ドラヴィタ》の能力解決されるため、出てきたクリーチャーをそのままタップ出来る。
この特性はいわずもがな強力であり、出てくるサイキック・クリーチャーをことごとくタップ&デストロイしたり、不意に出てきたブロッカーを横倒しに出来るのは勿論、超次元呪文で手軽に出て来る《ガイアール・カイザー》《勝利のガイアール・カイザー》などのスピードアタッカーを無力化出来る。デッキによっては、それに伴った侵略革命チェンジをもメタることが出来てしまい、相手に致命的なロックがかかってしまうことも。

覚醒前ながら強力な能力の代償か、覚醒条件は全体的に高コストフレイム・コマンドNEXクリーチャーを2体を並べるという、非常に難易度が高いもの。専用デッキを組むか《覚星龍界 剣聖ジゲン》でも使わなければ覚醒は不可能である。

NEXはともかく、フレイム・コマンドはこのクリーチャーの登場当時よりも手軽に出せるものが増えてきている。デッキの色を縛らず、《超次元ライデン・ホール》で2体まとめて出せる《激相撲!ツッパリキシ》、2体目のフレイム・コマンド光臨リクルートできる《爆裂のイザナイ ダイダラ》、自分のドラゴンバトルに勝った時に手札から出せる《爆竜勝利 バトライオウ》等と組み合わせれば、手っ取り早く覚醒させられる。

とはいえ、覚醒条件が即効性がない上に、自分の場のクリーチャーに依存している関係で除去が非常に刺さりやすいため、フィニッシャーとしての安定性には欠けるのが難点。逆に覚醒出来たのなら、条件が条件だけに硬い布陣が完成する。

《覚星龍界 剣聖ジゲン》は強襲する形で比較的簡単に疑似覚醒出来る上に、覚醒前の《ドラヴィタ》と非常に相性が良い。覚醒後は呪文ロックも相まって凶悪な布陣となる。運用性もよく専用デッキとまで硬い構築をしなくて済むのも大きい。《ドラヴィタ》を出せてかつデッキが入っているなら狙う価値はあるだろう。

覚醒前から非常に優秀なサイキック・クリーチャーであり、超次元呪文を使うなら是非一考して起きたいカードである。
フレイム・コマンド種族デッキなら是非覚醒を狙いたい。

  • カード名の元ネタはインダス文明の担い手だったとされるドラヴィダ人(Dravida)から。現在でもインド南部などにこの流れをくむ言葉や文化を持つ人々がいており、彼らもドラヴィダ人と呼ばれることがある。

関連カード

収録セット

参考