《ボルガッシュ・ドラゴン》

DM Wiki (旧EUC版)

デュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。
今後はデュエル・マスターズ Wiki (UTF-8版)をご利用ください。
※旧EUC版は今後もこちらで保管予定です。

ボルガッシュ・ドラゴン　UC　火文明　(8)

クリーチャー：アーマード・ドラゴン　4000+

パワーアタッカー+8000

T・ブレイカー

DM-05で登場したアーマード・ドラゴン。
最初のT・ブレイカーの一体であり、これぞアンコモンといった豪快なファッティ。

マナコストに対して基礎パワーは低いが、攻撃時にはパワーアタッカーによってパワー12000にも達する。DM-05で登場した当時はT・ブレイカーは珍しく、レアリティもアンコモンと低かったので、初心者受けはよかったのかもしれない。

だが、上位互換である《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》や《闘龍騎ヴィラン・レギウス》が存在し、それらもほとんど使われていない。単純に大きいだけで特殊能力を持たないクリーチャーは、もはや現在の環境に通用しないということである。

6マナ以上でありながら6マナ以上優位の法則に当てはまっていないのも向かい風。基本パワーが異常に低く、《モエル鬼スナイパー》等の火力であっさりと焼けるサイズであるため、残念ながらもう活躍の機会は無いだろう。

T・ブレイカーのアタッカーがほしいならば、現在では《エヴォル・ドギラゴン》や《黄金世代鬼丸「爆」》などが存在する。進化によるディスアドバンテージを考慮しても、大抵はそれらの方がいい働きをしてくれるだろう。

攻撃時はパワー12000のT・ブレイカーと《神滅竜騎ガルザーク》とほぼ同スペック。あちらは多色であり条件も付いているが、コストが2軽いということと、攻撃されないという能力から使いやすさは格段に上。

DM-36で《熱風竜機ゴールデン・イーグル》が登場。あちらは同コストにして基礎パワーが12000の上に強力な2つの能力（コスト軽減と擬似pig）、おまけにK・ソウルを持っている。その結果、このカードの居場所はほとんどなくなってしまった（元々立場があったどうかすら怪しいが）。

DM-05で登場したT・ブレイカー持ちは使いづらいものが多く、《グラディアン・レッド・ドラゴン》や《天海の精霊シリウス》のような10マナを超えるものや、《殺戮の羅刹デス・クルーザー》や《哀哭の超人》のようなデメリットを持つものばかりだった。このクリーチャーも使い勝手がいいとは言えないスペックであり、ある意味では歴史を物語るカードの一枚ともいえる。