《偉大なる大地》 - DM Wiki (旧EUC版)

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偉大なる大地　P　火/自然文明　(8)

呪文

バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体、マナゾーンに置いてもよい。そうしたら、名前に《ボルベルグ》とあるクリーチャーを1体と進化ではないクロスギアを1枚、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。

DMX-21で登場した火/自然の呪文。

8コストとかなり重いが、ボルベルグと付くクリーチャーを、無料でクロスするクロスギアとセットでまとめて呼び出すことができる。《無頼勇騎ウインドアックス》などのマナブーストクリーチャーから繋いで、無駄なく再利用する事ができる。それらの効果でボルベルグとクロスギアがマナゾーンに落ちてくれれば儲けものである。

一方でクロスギアは、進化でさえなければ様々なものが呼び出せる。定番の殿堂入りギアである《バジュラズ・ソウル》をクロスして殴るだけでも十分に強力。10マナの《超銀河剣 THE FINAL》さえも呼び出せるので、専用デッキの戦略の幅が広がる1枚といえる。

欠点はやはり重いマナコストだろう。マナ回収を使っても同一ターンに使うことが難しいため、手札にキープしておく必要がある。《飛散する斧プロメテウス》など、相性のいいカードもあるので、それらと組み合わせて効率よく使用したい。

《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》の派生カードだが、カード名にボルベルグの名が入っていない《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》は対象に入らない。
「ベルグ」だけだったなら対象に入っていたが、そうなると派生と全く関係ない《超神龍ルナーズベルグ》なども呼び出せてしまうため、仕方のない処置だろう。

進化クロスギアは呼び出せない。もし呼び出せたなら、豪快すぎて実用に耐えなかった《プロミネンス・カタストロフィー》などにも使い道を見出す事が出来たかもしれないので、少々残念な点である。
- 一応この呪文で呼び出せる《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》は侍流ジェネレートを持っているので、この呪文で呼び出したクロスギアを進化元に《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》の侍流ジェネレートで踏み倒すといったことも狙えなくもない。

呼び出せるクリーチャーがボルベルグに限られているので、他の「大地」系呪文ほどの汎用性はない。とはいえ「大地」系呪文は殆どが殿堂入りとなっているため、これくらいのスペックが適切という事なのだろう。

カードイラストには勝利の他、《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》とNACと思しき人物が描かれている。
フレーバーテキストも勝利の台詞だが、近年のカードとしては珍しく「デュエマ」ではなく「デュエル」の呼称が使われている。