《D2-V禁断のボルトロン》

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D2-V禁断のボルトロン　P　闇/火文明　(6)

クリーチャー：ソニック・コマンド/マスター・イニシャルズ　7000

スピードアタッカー

W・ブレイカー

このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを－99999する。

※カード名の「ブイ」の表記は、実際のカードでは禁断文字、公式カードリストでは「V」

《爆竜 GENJI・XX》や《鬼カイザー「滅」》と同じサイズながら、放てる除去の威力はあちらを大幅に上回る。－99999という値は《終焉の禁断ドルマゲドンX》や《名も無き神人類》を間に挟んでフルリンクした五元神、あるいは過剰にパンプアップしたクリーチャーを除きあらゆるクリーチャーが射程内に収まるため、実質的な確定除去である。

その代わり自分のD2フィールドが存在することが条件となっており、用意のない状態ではただの準バニラと化してしまう。またD2フィールドは相手によってはすぐに除去されてしまうため、うまく維持したいところ。

相性の良いD2フィールドとして《禁断の月ドキンダムーン》が挙げられる。あちらの能力でコスト踏み倒しができ、出れば即座に攻撃とアタックトリガーの発動が可能と噛み合わせが良い。侵略ZEROから繋げる事ができれば相手にとっては大きな打撃になるだろう。
一方、同時収録の《業火の禁断エリア》はバトル関連の能力であり、バトルすらさせずに除去するこのクリーチャーの能力とはあまり噛み合っておらず、マナカーブ的にも繋がらない。

マスター・イニシャルズ種族を持つ初めてのカード。後に登場するマスター・イニシャルズと異なり、与えられているイニシャル（V）はこのカードだと禁断文字になっているが、「禁断文字V」のマスターという事なのだろうか。このカードから派生した《D2V2 禁断のギガトロン》のイニシャルは禁断文字になっていないため、単に命名ルールが確立していなかっただけの可能性もある。