DM Wiki (旧EUC版)重要なお知らせデュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。 《スクランブル・チェンジ》 †
次に召喚する火のドラゴンをコスト軽減しスピードアタッカーを付与する呪文。 発売直前に殿堂入りした《フェアリー・ギフト》の調整版であり、コストが増えて対象が火のドラゴン限定になった代わりにスピードアタッカーが付与されるようになった。 召喚コストの軽減率は《フェアリー・ギフト》や《戦慄のプレリュード》と同じく実質2マナ分であり、4ターン目に唱えればコスト6の火のドラゴンを早期に召喚しつつアタックトリガーの即発動は無論、カード名の通り革命チェンジにも繋げられる。 相性の良い火のコスト6ドラゴンは《メガ・マナロック・ドラゴン》、《紅神龍バルガゲイザー》、《ボルシャック・NEX》、《ガイアール・ゼロ》、《仰天無双 鬼セブン「勝」》、《爆竜 NEX》など。 取り分け《メガ・マナロック・ドラゴン》とは恐ろしい程のシナジーを誇り、最速で3ターン目からかつての《超竜バジュラ》をも超える速度で擬似ランデスを開始する。こうなってしまうと多色デッキは疎か単色デッキでさえ自分のターンに何もカードをプレイ出来ず、実質エクストラターンを得るに等しい。 早出しした《メガ・マナロック・ドラゴン》をさらに《蒼き団長 ドギラゴン剣》へ革命チェンジすることで、《蒼き団長 ドギラゴン剣》自身で大型クリーチャーを殴り返しつつ《蒼き団長 ドギラゴン剣》のファイナル革命で即死打点を用意することが可能である。このカードの登場により《メガ・マナロック・ドラゴン》の弱点である盤面に触れられない点、これ1枚では攻め切れない点が見事に解消されたと言える。 ただし2枚のカードをプレイする関係上、手札の消費が激しいのは無視できない。 また、《タイム3 シド》などの呪文メタや、《制御の翼 オリオティス》などのコスト軽減メタなども無視できない障害である。 ルール †
環境において †このカードの情報が出た時点で上述の《メガ・マナロック・ドラゴン》とのコンボがプレイヤー間で危惧されていた。このカードの登場が決定した際は「《フェアリー・ギフト》を殿堂入りに指定した意味がない」と非難する声が続出した。また、《ミステリー・キューブ》がかつて《ホーガン・ブラスター》のリペアとして登場した流れと同様であったことから「Wizards of the Coastとタカラトミーは反省していない」と販売姿勢を批判されることもあった。 そしてDMR-22発売直後に開催された公認グランプリ「デュエル・マスターズグランプリ-3rd」では案の定この「スクランブルマナロック」を投入した【赤黒ドギラゴン剣】が大流行。革命ファイナルが多色推しという環境も重なり、多くの参加者を戦慄させた。 《ドギラゴン・エントリー》の使用率が一気に落ち込んだ元凶。あちらも実質+2コストの火のコマンド・ドラゴンを使えるのだが、範囲がこちらよりも限られておりスピードアタッカー付与も無いので、【モルト NEXT】などではそのまま《スクランブル・チェンジ》に総入れ替えする事態が発生した。 ただ、上述の通り手札消費が激しいため準赤単のドラゴンデッキだからといってどんなにも入るわけではなく、『デュエル・マスターズグランプリ- 4th』の優勝デッキである【モルト NEXT】には不採用であった1枚。そのデッキは【モルト「王」】との折衷であり、《偽りの王 ヴィルヘルム》が4投される重量級構築であるため、やはりこのカードは長期決戦には向かないという事実を如実に示していると言える。 《メガ・マナロック・ドラゴン》はこのカードより先に殿堂入りしたものの、4ターン目には《超戦龍覇 モルト NEXT》と《蒼き団長 ドギラゴン剣》が並んで現れるほどの環境の異様な高速化を受けてか、結局2017年7月8日を以て登場から1日足らずでこちらも殿堂入り。明らかな調整ミスとの批判も大きかった。 因みに、2019年1月21日には公式の販売姿勢を批判する際に引き合いに出された《ミステリー・キューブ》が殿堂解除されている。 その他 †
関連カード †
フレーバーテキスト †
収録セット †参考 † |