《プリズム・ブレイン》

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プリズム・ブレイン　UC　水文明　(4)

呪文

カードを2枚引き、そのカードを見せる。その中に1枚でも多色カードがあれば、さらに1枚引く。

DM-25で登場した水の呪文。
2枚ドローした後にそのカードを見せ、その中に多色カードがあれば追加ドローを行う。

2枚ドロー（《エナジー・ライト》相当）に、多色なら1枚ドローがおまけに付いた呪文。最初の2枚は相手に見せなくてはならないが、追加の1枚は相手に見せなくてよい。
多色が多いと得をする、極神編らしいカードである。

比較対象となるのは1コスト増えるが確実に3枚引ける《トリプル・ブレイン》や、山札の上から4枚見てクリーチャー、呪文、クロスギア、城を1枚ずつ加える《フォーチュン・スロット》だろうか。そちらは多色が少ないデッキでも使える。

引いたカードを見られることを厭わなければ、4コストで3ドローとコストパフォーマンスが非常に良いため、多色デッキを組む際は覚えておきたいカードである。

ドローは1枚につき1.5コストと言われるので、4コストなら期待値で2.7枚ぐらいは引きたいところ。その為にはデッキに17枚以上の多色カードが必要な計算になる。それより多くの多色カードが入ったデッキで投入を検討すべきだろう。

中々有用なカードだったが、DMRP-01で上位互換の《王立アカデミー・ホウエイル》が登場。「4コストで3枚ドローを行える呪文」としての立場はそちらに一歩譲ることとなった。
革命ファイナルで多色のカードプールが大幅に増え、相対的に使い勝手が向上した矢先の出来事であり、カードパワーのインフレの煽りを受けてしまった1枚とも言える。
- 強いてこちらを使う利点を挙げるとするなら、引いたカードを見せることによって相手にブラフを仕掛けたり、心理的ロックをかけたりできる点か。