DM Wiki (旧EUC版)

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【ロマノフシャコガイル】

【ロマノフサイン】の派生形で、《邪眼教皇ロマノフII世》による呪文詠唱と墓地肥やしから《水上第九院 シャコガイル》によるエクストラウィンに繋げるデッキタイプ。一般に青黒で組まれる。

《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》の登場により確立し、DMEX-05期のチャンピオンシップでチャンピオンシップ4位以内入賞を果たしてから著名になり、2019年7月1日の殿堂レギュレーション改訂の影響によって環境上位に躍り出た。「ロマノフワンショット」「ロマノフダンタル」等の俗称が使われる事も多いが、ギミック的にはワンショットとは全く異なるデッキである。

邪眼教皇ロマノフII世 P 闇文明 (7)
クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 8000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を墓地に置く。その中から、コスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。
水上第九院 シャコガイル SR 水文明 (9)
クリーチャー:ムートピア 13000
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加え、シャッフルする。
相手のターンのはじめに、カードを5枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。
自分の山札の最後の1枚を引く時、ゲームに負けるかわりに勝つ。

主要カード

候補カード

このデッキの回し方

序盤墓地肥やししつつハンデスで妨害。《ウォズレックの審問》は唱えると《サイバー・K・ウォズレック》の面も自動的に墓地に落ちてくれる。

準備ができたら、

  1. 5コストリアニメイト呪文で《サイバー・K・ウォズレック》をリアニメイト。
  2. 《蝕王の晩餐》《邪眼教皇ロマノフII世》にヒラメく。
  3. 《邪眼教皇ロマノフII世》で山札を削りつつ、《龍装医 ルギヌス》と《サイバー・K・ウォズレック》を出す。
    1. 《邪眼教皇ロマノフII世》墓地肥やしつつ、連鎖的にリアニメイト呪文《邪眼教皇ロマノフII世》を展開。
      途中で《戒王の封》《蝕王の晩餐》を利用して《龍装医 ルギヌス》を出す。
    2. 《龍装医 ルギヌス》のリアニメイトで《邪眼教皇ロマノフII世》を出す。
    3. 最後に《サイバー・K・ウォズレック》リアニメイト
  4. 《サイバー・K・ウォズレック》で《蝕王の晩餐》《サイバー・チューン》を唱える。
  5. 《龍装医 ルギヌス》から《水上第九院 シャコガイル》にヒラメく。
  6. 《水上第九院 シャコガイル》のcip解決前に《サイバー・チューン》エクストラウィン条件を満たす。

3ターン目に《凶鬼02号 ドゴンギヨス》を出してから4ターン目に《蝕王の晩餐》を打って《邪眼教皇ロマノフII世》にヒラメき、そちらの墓地肥やしで強引にソリティアに入るルートもある。

長所

山札を削ってから《水上第九院 シャコガイル》を投げて最後に《サイバー・チューン》を放つ動きができれば勝ちに行けるので、複雑な動きは要求されず、プレイングは簡単。

ハンデスデッキにそこそこ多いため、生半可な中速ビートダウンには速度負けしない。

墓地さえ肥えていれば今引きの強さを発揮することができる。

一度コンボが始動すると相手の能力を解決する前に勝てるので、コスト踏み倒しメタに対しては強固。

マナが伸びるデッキに対しては、《凶鬼02号 ドゴンギヨス》着地すれば悠々と準備を進めてコンボ始動に向かうことができる。安定感はないが《凶鬼02号 ドゴンギヨス》《蝕王の晩餐》の踏み台にするルートなら最速で4ターン目に勝てる。

今引きリアニメイト呪文ソリティアを始動できるのでハンデスに強い。

短所

墓地利用メタ呪文メタには弱い。
ただ、コンボを始めるだけなら大量のパーツは必要ないため、墓地利用メタに関しては何とかなることもある。《サイバー・K・ウォズレック》と《邪眼教皇ロマノフII世》さえ墓地に落ちていれば、見切り発車的に《邪眼教皇ロマノフII世》の墓地肥やしからコンボが繋がる可能性がある。
呪文メタも、《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》なら予め《ウォズレックの審問》で落とせる。

カウンター札が2枚積みの《斬隠蒼頭龍バイケン》程度しかなく、早くても勝利に5ターン程度かかるため、3ターンキルを目指す極端な【速攻】にも脆い。ロクに除去が入らないため、4ターン程度で過剰打点で殴りかかるデッキもキツイ。しかし2019年7月1日の殿堂レギュレーション改訂によってそうしたデッキは環境からほぼ死滅したため、だからこそ環境で結果を残しているのだと言える。

ハンデスの効き目が薄い【黒緑ドルマゲドン】なども不利。

参考