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DMC-65 「ULTRA FIRE SPIRITS 炎のキズナXX」

2010年10月23日発売の構築済みデッキ。現在は絶版
映画『劇場版デュエル・マスターズ 炎のキズナXX』のストーリーを意識した内容で、登場したキャラクターにちなむカードを多数収録している。新規カードは《ショーブ・アイニー》《レッピ・アイニー》《時空の嵐ストームXX》/《神風の覚醒者ストーム・カイザーXX》の3種。
カードの仕様は通常のもので、価格設定もスーパーデッキ・ショックよりもエントリーデッキ2010に近い。収録カードは40枚+サイキック・クリーチャー1枚で、ホイルは3枚のみ。

収録カード

ファイアー・バードを用いたビートダウンデッキ。フィニッシュにサイキック・クリーチャーを用いるためのギミックが多く含まれている。

《時空の嵐ストームXX》覚醒させやすいという点以外ではカード間のシナジーが薄く、スーパーデッキ・ショックエントリーデッキ2010と比べると、派手さや対応力に欠ける。

逆に言えば、全ての要素が《時空の嵐ストームXX》を呼び出し覚醒することに収束するので、それを用いたフィニッシュは簡単に実現できる。長期戦は苦手だが、爆発力を活かして早めのフィニッシュを目指せば優位に戦うことができるだろう。

改造するのならば、ビートダウンの姿勢を崩さず、超次元を活かすカードと軽めのファイアー・バードを増やすべきだろう。逆に全く噛み合わない《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》は抜くカードの筆頭に挙がる。
また、闇のカードを増やすかすべて抜いてしまうかもしっかり検討したい。

候補カード

  • このセットに同梱されている取扱説明書の裏面にゲームのプレイ方法が書かれているが、その中でクリーチャーカードを説明する画像が、呪文である《超次元ムシャ・ホール》になっている。種族パワーの示す部分が空白になっていて目を疑ったプレイヤーも多いのではないだろうか。
  • 『劇場版デュエル・マスターズ 炎のキズナXX』は切札勝舞が「デュエマ世界」を冒険するストーリーとなっており、デュエルシーンは存在しない。そのため「映画で使用されたデッキの再現」ではなく、あくまで映画のストーリーをイメージして構築されたデッキとなっている。

参考