DM Wiki (旧EUC版)

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ファンデッキ

勝敗よりも、プレイヤーの趣味や遊び心を重視したデッキのこと。

派手なコンボを狙ったものや、特定の自分が使いたいカードコンセプトにしたもの、原作キャラデッキを真似たもの、カード同士の背景ストーリーを重視するものなど様々なデッキがある。

普通のデッキとの明確な境界線はないが、ネタカードばかりで構成されたものから、ガチデッキとも渡り合えるものまで存在する。

純粋に勝利のみを追求したガチデッキと比べると、どうしてもデッキ全体のカードパワーが低くなりがちだが、「ファンデッキだから云々」という発言は控えたい。
「ファンデッキだから弱い」「ファンデッキだから負けた」などと言うと、相手の勝利に対する努力を否定することになってしまい、非常に気まずくなってしまう場合がある。

逆に、ファンデッキ(または、それに近いデッキ)に負けたからと言って、悪態をついたり嫌味を言ったりするのも厳禁。

プレイヤーの間に了解があるのならばそれでもいいが、公認大会で他人と戦った際などにそう言われては、相手には不快感しか残らないだろう。

ゲームは真剣勝負であること、デッキの選択は個人の自由にまかされていることの二点を忘れないようにしたい。

一方で、競技化が進むデュエル・マスターズにおいては「勝利を志向していないデッキでチャンピオンシップに出場するのはトーナメントプレイヤーに失礼であり、マナー違反」「ファンデッキはカジュアルでファンデッキとだけとやりあっていて欲しい」「競技大会に出るなら相応のデッキで来て欲しい」と考えるプレイヤーも存在する等、ファンデッキの概念は一部トーナメントプレイヤーからはあまりいい印象を持たれていない事がある。
デュエマフェスですらトーナメントプレイヤー(所謂「ガチ勢」)にとっては調整の場としての認識がある為、ファンデッキを志向したカジュアルプレイヤーとガチデッキを使った勝利第一のトーナメントプレイヤーの溝を作る原因になっている。

  • 対義語はガチデッキ。そちらに比べると、勝利と言う結果よりもそれに至る過程を重視したデッキと言える。基本的には友達と対戦するときや接待デュエル等に適している。
  • このデッキの愛好家は「ファンデッカー」とよばれる。
  • 近い意味を持つ言葉に「ネタデッキ」がある。ただし、ファンデッキとの厳密な隔たりはなく、「ネタ」という言葉をどのように捉えるかによって、人によってその定義は変わってくる。
    例えば、パロディカードを詰め込んだだけの5色デッキ(勝つことを諦めて笑いのネタに終始)や、《ラッキー・ダーツ》からの《ヘブンズ・ゲート》1ターンキルを狙うデッキ(成功率は低いが、決まれば強力なネタに特化)のようなデッキが考えられる。「ファンデッキ」に比べると、あるコンセプトに可能な限り特化したものが「ネタデッキ」と呼ばれやすい。
  • 殿堂入りの改正によって、メタデッキだけでなく大会では全くお呼びのかからないようなファンデッキまで消滅、弱体化させられてしまうのは、よくある光景である。カードゲームを続けるに当たっては、その辺は仕方ないと割り切るしかない。

参考