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闇道化マルバス

DM-02《アンバー・ピアス》フレーバーテキストにて初めて言及された人物。
当時の種族間関係を鑑み、おそらくは《アンバー・ピアス》の使役者であるダークロードではないかと思われた。

プレイヤーには、覇王ブラックモナークとともに、その存在が示されつつもカード化されてこなかったミステリアスな登場人物の一人として知られていた。
それ以降もしばしば語られた覇王ブラックモナークとは異なり、マルバスについて《アンバー・ピアス》以外での言及はなく、いわゆる「死に設定」とみなされていた。

しかし時を経た2017年、DMBD-01にて、《炎乱と水幻の裁》に再登場。
デッキの多くのカードフレーバーテキストは、エピソード1直前における彼の暗躍を明かしている。
さらに闇道化の正体《天罪堕将 アルカクラウン》としてまさかのカード化も果たした。

一介のダークロードと大差ない言動しか言及されなかった当初と異なり、ここでのフィーチャーにより重要性が急激に増した。
文明の力を巧みに操って「聖鎧亜王家」なる一族に取り入り、同家の乱心とそのの破局をもたらした魔性の人物として描かれた。

《天罪堕将 アルカクラウン》では、多種族かつ多色となった。
エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/ロスト・クルセイダーであるが、実はアンノウン種族を完全に隠蔽することに成功したアンノウンであることも明かされている(参考)。

しかし《天罪堕将 アルカクラウン》のこれら特性について疑問も残る。
《アンバー・ピアス》で言及された頃には多色背景ストーリークリーチャー世界には存在しておらず、ましてを同時に持つなどということは考えづらいことだった(《地脈の超人》などから、聖拳編以前の対抗色の融合がいかに信じがたいものであったかが窺える)。
マルバスの種族として予想されていたダークロードを持たない代わりにロスト・クルセイダーを有し、かつアンノウンであるなど、予想を大きく裏切るデザインとなっている。
これは背景ストーリー内時間にして1万年以上の歳月を生きる中での成長や、アンノウン陣営からの干渉による本質的変化等の結果とも考えられる。
その一方で、《偽りの名 ゾルゲ》が「リヒャルト」を偽称したのと同様、「闇道化マルバス」を騙った別人である可能性も示唆されている(参考)。

参考