#author("2019-07-18T17:49:38+09:00","","")
#author("2019-07-18T21:47:40+09:00","","")
*遅延誘発型能力 [#f1b8708a]

[[呪文]]や[[能力]]の[[解決]]により生成される[[能力]]の一種で、元々の[[能力]]を使用したその時ではなく、それより後の指定されたタイミングで誘発するものを指す。
[[誘発型能力(トリガー能力)>トリガー能力]]の一種。

|幻想妖精カチュア VR 自然文明 (7)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 3000|
|このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。|
|TT−自分の山札を見る。その中からドラゴンを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。そのクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。このターンの終わりに、そのクリーチャーを破壊する。|

|悪魔聖霊バルホルス VR 光/闇文明 (8)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 6000|
|ブロッカー|
|相手のクリーチャーはすべて、可能であれば毎ターン攻撃する。|
|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。|
|このクリーチャーがブロックした時、バトルの後でこのクリーチャーをアンタップする。|

|白騎士スパーク R 光文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてをタップする。|
|このターンの終わりに、バトルゾーンにある自分の、名前に《白騎士》とあるクリーチャーをすべてアンタップする。|

遅延誘発型能力を生成する[[呪文]]や[[能力]]が[[解決]]される前に、遅延誘発型能力の誘発条件を満たしても、その遅延誘発型能力が誘発することはない。その結果、誘発条件が満たされることがなくなることもありうる。
例) 「ターンの終わりに〜」という能力が誘発した後に何らかの方法で同一ターン中に[[《白騎士スパーク》]]を唱えても、[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]することはできない。

[[《ミラクル・サーチャー》]]のように期限が明記されていない限り、一度だけ誘発する。

特定のカードに影響する遅延誘発型能力は、そのカードの[[特性]]が変化しても影響を及ぼすことができるが、そのカードがそのゾーンを離れた場合(指定された時点までに戻ってきたとしても)、影響を及ぼさない。
例) [[《幻想妖精カチュア》]]で出した[[ドラゴン]]を[[《フォース・アゲイン》]]で出し入れした場合、ターン終了時にそのドラゴンは[[破壊]]されない。

遅延誘発型能力を持つ[[クリーチャー]]が、その能力の[[解決]]前にゾーンを移動したとしても、その能力は移動前のゾーンの[[クリーチャー]]の能力とみなされる。例えば、[[スレイヤー]]能力を持つクリーチャーが[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]とバトルをし、負けた場合、能力の適用前にスレイヤーを持つクリーチャーが破壊されてバトルゾーンを離れて墓地に置かれ、その後ケンゲキオージャが破壊されるが、その場合、ケンゲキオージャは「バトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力」によってバトルゾーンを離れたこととなり、問題なくケンゲキオージャの[[エクストラウィン]]能力はトリガーする。これは、[[pig]]などの墓地に置かれて初めて誘発する能力とは明確に区別される。

**主な遅延誘発型能力 [#k893924a]
-[[スレイヤー]]
-[[警戒]](擬似[[付与]]されたものに限る)
**遅延誘発型能力の例 [#k893924a]
-[[無限ブロッカー]]
-[[DM-36>DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]の5[[マナ]]の[[サイキック・クリーチャー]]の[[覚醒]][[能力]]
-[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]の[[龍マナ武装]]5[[能力]]

**参考 [#uafb8750]
-[[用語集]]
-[[トリガー能力]]
-[[解決]]