#author("2019-03-05T12:58:43+09:00","","")
#author("2019-08-28T21:56:12+09:00","","")
*コスト [#vdbad0e7]

大きく分けて2つの意味がある。

+[[特性]]の1つ。通常カードの左上隅に記されている数字。テキスト上の「コスト」に相当。
+ある処理をするために必要な処理や支払いのこと。[[マナコスト]]だけではなく、能力の[[効果]]に含まれるコストも指す。

**1の解説 [#o77414e6]

|予言者クルト C 光文明 ''(1)''|
|クリーチャー:ライトブリンガー 500|

#hr
|時空の魔陣オーフレイム UC 火文明 ''(5)''|
|サイキック・クリーチャー:フレイム・コマンド 5000|
|覚醒−このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、そのターン、バトルゾーンにある自分の他のコスト5以下のサイキック・クリーチャーはすべて、「パワーアタッカー+2000」を得、シールドをさらに1枚ブレイクする。その攻撃の後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。|

メイン[[デッキ]]に入る[[カード]]の場合、[[メインステップ]]中にここに示された点数の[[マナ]]を支払うことで[[カード]]を[[プレイ]]することができる([[マナコスト]])。

[[超次元ゾーン]]に入る[[カード]]の場合、[[マナ]]を支払う事はない代わりに、[[超次元]][[呪文]]などの[[カード]]の[[効果]]によって[[バトルゾーン]]に出せる。その際の条件の一つとして[[カード]]のコストを参照する([[サイキックコスト]]・[[超次元]]コスト)。

上記のように特性としての[[コスト]]は、[[マナコスト]]と[[サイキックコスト]]([[超次元]]コスト)の2種類に分けられる。なおテキスト上ではどちらも一括して「コスト」と表現されるため、ゲーム上で両者を区別する必要はない。

当wikiでは[[文明]]の後に括弧つきの数字で、その[[カード]]のコストを表す。

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**2の解説 [#ncc670de]

|邪魂創世 P 闇文明 (4)|
|呪文|
|自分のクリーチャーを1体''破壊してもよい。そうした''場合、カードを3枚引く。|

#hr
|ボルメテウス・武者・ドラゴン SR 火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1枚、''墓地に置いてもよい。そうした場合''、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。|
|W・ブレイカー|

[[能力]]の[[効果]]節に「Aをする(してもよい)。''そうした場合(そうしたら)''、Bをする。」と書かれていた場合、Aがコストに該当する。
Aを行えない場合はBを実行する事が出来ない。

例えば、[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]が[[攻撃]]する時、自分の[[シールド]]を[[墓地]]に送れなければ相手の[[クリーチャー]]を[[除去]]することはできない。

ただし、[[《ボルカニック・アロー》]]の場合は単に「自分の[[シールド]]をひとつ選び、[[墓地]]に置く」と書かれているだけで、「コスト」には当てはまらない。よって、これが実行できなくても問題なく相手の[[クリーチャー]]を[[除去]]できる。

***コストのルール [#b1bce8d3]
-コストが「Cを''すべて''Dする(してもよい)」の場合、Cに該当するカードが0枚であっても0枚Dを実行したとしてコストを支払ったことにできる。ただしCに該当するカードが1枚でもあればDしなければコストを支払ったことにならない。&br;例)[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]を召喚したとき、他にクリーチャーがいなくても0体破壊したとして[[リアニメイト]]を行うことが可能。

-コストが、[[継続的効果]]で増減や上書きされたり、[[置換効果]]で置き換えられたりするなどで、別の行動を行った場合でもコストを支払ったことになる。&br;例えば、[[《邪魂創世》]]で[[《アクア・ソルジャー》]]を選んだ場合、創世でソルジャーを[[破壊]]しようとすると[[置換効果]]で[[手札]]に戻るが、[[ドロー]]は問題無く行う事ができる。

-効果が支払ったコストを参照する場合、置換されたコストを参照することは出来ない。ただし[[破壊]]によって支払ったコストの場合は例外で、[[破壊]]が置換されても「こうして破壊したクリーチャー1体につき」とある効果で数えることができる。&br;例えば、[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]の[[効果]]で[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]1体だけを[[破壊]]しようとして[[破壊]]が置換された場合でも、問題なく1体[[サイキック・クリーチャー]]を出すことができる。

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**その他 [#t86d211f]
-コストの種類である「[[マナコスト]]」「[[追加コスト]]」「[[代替コスト]]」は、[[コスト軽減]]や[[コスト増加]]とともに、「[[カード]]を[[プレイ]]するための総コスト」を決定する上で参照される。

-[[起動]]に必要なコストは[[起動コスト]]であり、[[マナコスト]]とは独立した概念である。ただし、[[マナコスト]]が[[起動コスト]]となる[[クロス]]は(暫定回答だが)[[マナコスト]]を発生させたものとして例外的に[[プレイ]]に含まれる。

-細かい点だが、カードのマナコストの値(nとする)をとって「(重さが)nコスト」「nコスト支払う」と言い回されることがあるが、不適切な表現である。前者の場合、「あるカードのマナコストの値」ではなく「コストの個数」を数える言い方になってしまうため(カードはマナコストを一つしか持たない)。後者の場合、払うのは「n個のコスト」ではなく「n点の[[マナ]]」であるため。

**参考 [#o8330ddb]
-[[用語集]]
-[[マナ]]
-[[マナコスト]]
-[[追加コスト]]
-[[代替コスト]]
-[[起動コスト]]
-[[サイキックコスト]]
-[[コスト軽減]]
-[[コスト増加]]
-[[コストパフォーマンス]]
-[[6マナ以上優位の法則]]
-[[《予言者クルト》]]
-[[《時空の魔陣オーフレイム》]]
-[[《邪魂創世》]]
-[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]
-[[《蒼神龍スペル・グレートブルー》]]
-[[《幻流星ミスター・イソップ》]]
-[[《インフェルノ・サイン》]]
-[[《巨大設計図》]]
-[[《追憶人形ラビリピト》]]