#author("2018-12-16T17:15:28+09:00","","")
#author("2019-12-18T09:45:43+09:00","","")
*【脈城神帝】 [#p4ac530d]

[[神帝]]専用の[[コスト踏み倒し]][[能力]]を持った[[城]]、[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]を使用した[[神帝]][[デッキ]]。[[DMC-63 「ルナティック・ゴッド」]]はこのデッキの雛型である。

|新月の脈城オリジナル・ハート P 水/闇文明 (5)|
|城|
|自分のゴッドをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。|
|自分のクリーチャーが攻撃する時、名前に《神帝》とあるゴッドを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|

各種[[手札補充]]や[[手札交換]]、[[墓地肥やし]]で[[神帝]]を[[手札]]または[[墓地]]に集め、[[クリーチャー]]の連続攻撃から[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]の[[能力]]及び[[神帝]]リンク時の効果を使用し、一気に[[神帝]]完成を狙う。&br;非常に高い爆発力を持ち、[[G・リンク]]した[[神帝]]は[[除去]]耐性を持っていることも相まって、[[スーパーデッキ・ショック]]シリーズの派生[[デッキ]]ながら十分に強力なデッキタイプである。
*主要カード [#me6f2703]
|[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]|コンセプトカード|
|[[《神帝ムーラ》]]|神帝 コンセプトカード|
|[[《神帝マニ》]]|~|
|[[《神帝アナ》]]|~|
|[[《神帝アージュ》]]|~|
|[[《神帝ヴィシュ》]]|~|
|[[《神帝スヴァ》]]|~|
*候補カード [#j8d8b1ee]
|[[《電脳妖魔メルゲイナー》]]|神帝がいれば攻撃時ドロー|
|[[《戦略のD・H アツト》]]|手札交換によるソース確保|
|[[《アクア・メルゲ》]]※|手札交換によるソース確保|
|[[《アクア・メルゲ》]]☒|手札交換によるソース確保|
|[[《クゥリャン》]]|ドロー付きウィニー|
|[[《セブ・コアクマン》]]|大きく山札を掘るドロー付きウィニー|
|[[《ルナ・リボルバーホイール》]]|連続攻撃可能なクリーチャー|
|[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|手札交換|
|[[《エナジー・ライト》]]|手札補充|
|[[《フォーチュン・スロット》]]|~|
[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]を[[要塞化]]する前に、できるだけ多くの[[神帝]]を確保しておくのが重要。[[神帝]]は[[手札]]に保つのが難しくとも[[墓地]]にあれば[[《神帝ムーラ》]]で回収できるため、単純なドロー以外にも、[[手札]]交換でソース確保を早め[[山札]]を掘り進めるようにしておくと速度・安定性ともに向上し、絡め手や小回りも効く。そもそも[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]がなければスタートそのものが出来ないため、総合的に山札からソースを確保する要員を多く求められる。
また、[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]を起動させるには攻撃出来る[[クリーチャー]]が必要となる。3体[[クリーチャー]]がいれば[[神帝]]完成を狙えるため、ソース確保はもちろんのこと場もしっかり並べておきたい。

[[《神帝ムーラ》]]や[[《神帝マニ》]]等は[[コスト]]が軽いため、あらかじめ展開しておくのも良い。

[[《セブ・コアクマン》]]は手札に[[神帝]]をかき集めつつも[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]を掘り出すことが出来、強力かつ強固な基盤を作り上げることが出来る。手札に入らない[[水]]の[[神帝]]も手札に入る[[《神帝ムーラ》]]で回収することが出来るため、結果として[[神帝]]ソースを大量に手元に用意出来、安定性・爆発力ともに大きく向上させる。[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]につながるマナカーブや、自身が[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]の効果起動するための打点となることからも極めて相性がいい。
[[《ルナ・リボルバーホイール》]]は脈城の効果で[[神帝]]が展開されるたび[[アンタップ]]されるので複数打点を1体で確保出来る。かわりに良質かつ大量の手札を要するものの、打点にまわすデッキスロットを空けることが出来、打点を並べる手間を軽減出来る。ただし、結果としてシステムのこの[[クリーチャー]]への依存度が高くなるため、[[除去]]が刺さりやすくなる・ソース確保の上で[[《ルナ・リボルバーホイール》]]を立てる手間を要するなど、構築は極めて難しい。それでも爆発力は魅力的で、派手さはピカイチ。強みを生かした上で安定性のあるデッキを作るとこが出来れば一気に躍進する。

通常の[[神帝]][[デッキ]]の場合[[バトルゾーン]]に出した[[神帝]]は即リンクさせるのが定石だが、この[[デッキ]]の場合[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]の起動要員である[[クリーチャー]]の数を用意したいことから、[[G・リンク]]させないほうが良いことも間々ある。しかしその場合[[火力]]などの[[除去]]に耐性が薄くなってしまうので、相手の[[デッキ]]をよく見て、[[除去]]が打たれそうであればリンクしてしまっても構わない。目指すはあくまでも[[神帝]]の完成なので、そこを忘れずに試合を構築したい。

また、この[[デッキ]]は[[神帝]]を含めた[[クリーチャー]]が極めて並びやすく、[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]起動のために積極的に攻撃していくことから、[[ビートダウン]]としての性質を持つ。そのため、もたついてまで無理に[[神帝]]の完成を狙うよりも並んだ場で押し切ってしまう方が直接勝利につながる時が多い。上記に、目指すはあくまでも[[神帝]]の完成とはしたものの、さらに言えば真に目指すは試合の勝利なので、そこは見失わないようにプレイしたい。

[[神帝]]完成を[[覚醒]]条件とする[[《時空の脅威スヴァ》]]/[[《神の覚醒者サイキック・スヴァ》]]だが、[[オーバーキル]]感が否めなく運用も難しい。しかし[[《超次元リバイヴ・ホール》]]は[[墓地]]の[[神帝]]を[[回収]]でき、低[[コスト]][[サイキック・クリーチャー]]や《激天下!シャチホコ・カイザー》で殴り手を手軽に増やすことができるので、ついでに差し込んでおくと案外[[覚醒]]の機会に恵まれるため損はない。実際、[[《時空の脅威スヴァ》]]/[[《神の覚醒者サイキック・スヴァ》]]は[[覚醒]]したら[[オーバーキル]]故に勝ち確であり、完成した[[神帝]]もスパーク系・《クロック》等で止まりやすくなっている上に、返しのターンで《プリンプリン》での凍結や、高速化した環境特有の手痛い反撃で敗北につながることも多々あるので、実用性は十分にある。

また[[デッキ]]の核である[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]を[[要塞化]]する[[シールド]]がなくなってしまうと非常に苦しい戦いとなる。対策するならば[[ルナティック・ゴッド>DMC-63 「ルナティック・ゴッド」]]の様に[[S・トリガー]]を増やすなど工夫が必要だろう。

**参考 [#i2c6e206]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/ゴッドリンク]]
-[[【神帝】]]
-[[神帝]]
-[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]