#author("2019-06-10T16:19:02+09:00","","")
#author("2019-12-25T20:20:32+09:00","","")
*【アダムスキーライブラリアウト】 [#v16e8bdf]

従来の[[ライブラリアウト]][[メタ]]に非常に強い[[《S級宇宙 アダムスキー》]]を中心に据えた[[ライブラリアウト]][[デッキ]]。

|S級宇宙(スペース) アダムスキー SR 水文明 (7)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/S級侵略者 7000|
|進化−自分の水のクリーチャー1体の上に置く。|
|S級侵略[宇宙]−水のコマンド(自分の水のコマンドが攻撃する時、バトルゾーンまたは自分の手札にあるこのカードをその上に重ねてもよい)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーはブロックされない。|
|このクリーチャーがシールドをブレイクする時、かわりに相手の山札の上から2枚を、持ち主の墓地に置く。|

主に以下のようなタイプが存在する。

+[[水単型>#AL1]]
+[[準水単型>#AL2]]
+[[《宇宙 タコンチュ》活用型(タコンチュアダムスキー)>#AL3]]
+[[《ペイント・フラッペ》活用型(天門アダムスキー)>#AL4]]
+[[コンボデッキ型>#AL5]]

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**各デッキタイプの解説 [#nb0d4a3d]
***1.水単型 [#AL1]
最もオーソドックスなタイプ。本稿ではこのタイプについて説明する。
複数のサポート[[カード]]で盤面を固めつつ各種[[水]][[コマンド]]の[[召喚]]に繋げ、準備が整ったらアダムスキーに[[侵略]]し[[山札]]を削っていく。

基本[[単色]]のため[[色事故]]の心配がなく、各種[[単色]]サポートや[[マナ武装]]を活かせるのが利点。
他のタイプに比べて[[システムクリーチャー]]への依存性が少ないため、[[プレイング]]の難易度もさほど高くなく、[[デッキビルディング]]も比較的容易。

***2.準水単型 [#AL2]
[[水単>青単]]型をベースに他[[文明]]の[[カード]]を4分の1ほど、または[[タッチ]]で投入したタイプ。
[[単色]]でなくなる関係上、[[マナ武装]]など[[単色]]でないと使いにくい要素は入らないことが多い。

例としては[[光]]の[[《攻守の天秤》]]を投入し、[[《亜空艦 ダイスーシドラ》]]での[[ループ]][[コンボ]]を狙うタイプ、[[ハンデス]]などの妨害手段を増やすために[[闇]]を投入したタイプ、[[火]]の[[《紫電城バルザーク》]]などの[[追加ブレイク]]でアダムスキーを強化するタイプ、[[重い]][[カード]]を使いやすくするために、[[自然]]の[[マナブースト]]を投入したタイプなどがある。

***3.《宇宙 タコンチュ》活用型(タコンチュアダムスキー) [#AL3]
[[水]][[クリーチャー]]を[[マジック・コマンド]]化させる[[《宇宙 タコンチュ》]]の[[能力]]を活かしたタイプ。[[《宇宙 タコンチュ》]]自体は通常のアダムスキー[[デッキ]]にも入る[[カード]]のため、[[水単>青単]]型との違いは曖昧ではあるが、そちらに比べて非[[コマンド]]の[[ウィニー]]の質に拘り、素で[[コマンド]]の[[クリーチャー]]はやや少なくなる傾向にある。

相手[[ターン]]時に[[破壊置換効果]]で相手に[[強制]]的に5枚[[ドロー]]させる[[効果]]を活かすために、変わったところでは[[《デッドリー・ラブ》]]などが採用される事もある。

***4.《ペイント・フラッペ》活用型(天門アダムスキー) [#AL4]
[[光]]と[[闇]]の[[クリーチャー]]を[[水]][[文明]]化させる[[《ペイント・フラッペ》]]の[[能力]]を活かしたタイプ。[[エンジェル・コマンド]]や[[デーモン・コマンド]]を[[侵略]]元に変換できるため、思わぬ[[クリーチャー]]が活躍をする可能性がある。

一般的には[[青単]]型に[[【ヘブンズ・ゲート】]]の要素を組み合わせた「天門アダムスキー」と呼ばれる構成のものが多い。詳細は[[【天門ループ】]]の項を参照。

キー[[カード]]の[[《ペイント・フラッペ》]]が非常に打たれ弱く、そちらが[[除去]]されると[[デッキ]]の動きが安定しなくなるのが弱点。
また、現実的な話ではあるが[[《ペイント・フラッペ》]]自体が一度も[[再録]]されていないため、いざ組もうとすると[[デッキ]]パーツ探しに苦労させられるという難点も。

***5.コンボデッキ型 [#AL5]
大掛かりな[[コンボ]]とアダムスキーを組み合わせたタイプ。
キーカードに何を選ぶか、[[コンボパーツ]]を如何にして揃えるかで[[デッキ]]の性質が大きく変わるため、通常のアダムスキー[[デッキ]]とは全く違った[[デッキビルディング]]と[[プレイング]]が要求される。

例としてはアダムスキーに[[《アルティメット無法伝説》]]を唱えたり、[[《超銀河剣 THE FINAL》]]を[[クロス]]させたりして一撃で[[山札]]を削るタイプ、[[《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》]]から[[S級侵略]]させ、2枚の[[効果]]で即[[ライブラリアウト]]に追い込むタイプなどが存在する。

今のところこれといった定型はないが、強いて挙げるとすると[[【青黒退化】]]にアダムスキー・[[《邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》]]・[[《アルティメット無法伝説》]]の3枚を組み込んだタイプが特にメジャーか。

[[コンボ]]が成立すれば即勝負を決められる反面実現も一筋縄ではいかないため、豪快な[[ファンデッキ]]としての意味合いが強い。とはいえ、一度に大量の山札を吹き飛ばす爽快感はこのタイプでしか味わえないので、こちらも構築に挑戦する価値は十分あるだろう。
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**キーカード [#aa236419]
|[[《S級宇宙 アダムスキー》]]|[[デッキ]][[コンセプト]]|

***候補カード [#t47e532d]
|[[《海底鬼面城》]]|最軽量[[置きドロー]]兼相手[[LO>ライブラリアウト]]の促進|
|[[《T・アナーゴ》]]|軽量[[水]][[セイバー]]|
|[[《一撃奪取 マイパッド》]]|[[コスト軽減]]に|
|[[《エメラル》]]※|[[cip]]で[[シールド交換]] [[殿堂入り]]|
|[[《アクア特攻兵 デコイ》]]|[[マナ武装]]で《デコイ》以外を選べなくする|
|[[《アクア・ベララー》]]|[[cip]]で[[山札操作]] [[ベガス>《奇天烈 ベガス》]]の[[効果]]の成功率を上げる|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|[[ターン]]を飛ばす[[水]]の強力[[S・トリガー]]|
|[[《アクア・スーパーエメラル》]]|[[cip]]で[[シールド交換]]可能な[[ブロッカー]]|
|[[《ディオーネ》]]|[[スピードアタッカー]]を無力化|
|[[《K・マノーミ》]]|[[マナ武装]]で[[クリーチャー]]を1体[[バウンス]]|
|[[《クラゲン》]]|[[cip]]で[[《S級宇宙 アダムスキー》]]を[[サーチ]]|
|[[《ガチャンコ ブラックミニ》]]|[[進化]]の[[ウルトラ・セイバー]] [[マナ武装]]+[[pig]]で[[ドロー]]|
|[[《アクア闘士 サンダーボルト》]]|軽量[[マッドネス]] 条件付きで2[[ドロー]]|
|[[《ガチャンコ ミニロボ1号》]]|[[呪文]]の妨害役|
|[[《封魔ゴーゴンシャック》]]|~|
|[[《アクア操縦士 ニュートン》]]|[[マナ武装]]で1枚[[ドロー]]|
|[[《アクア・ジェスタールーペ》]]|[[連鎖]]で展開補助 [[置きドロー]]にも|
|[[《奇天烈 シャッフ》]]|宣言した数字と同じ[[コスト]]の[[カード]]を封じる|
|[[《パクリオ》]]|相手の[[シールド]]を割らないので最高の[[除去]]札に|
|[[《奇天烈 ベガス》]]|相手のトップが5以上なら3[[ドロー]] [[コマンド]]|
|[[《宇宙 ステイション》]]|[[進化]]を上に置くと1[[ドロー]]|
|[[《スベンガリィ・クロウラー》]]|[[進化]]・[[スピードアタッカー]]対策|
|[[《ファンキー・ウィザード》]]|[[攻撃]]可能な[[ブロッカー]] [[cip]]で互いに1[[ドロー]]|
|[[《宇宙 タコンチュ》]]|[[水]][[文明]]の[[クリーチャー]]を[[マジック・コマンド]]に|
|[[《機術士 ゾローメ》]]|[[cip]]で[[攻撃]]と[[ブロック]]を封じる[[トリガー>S・トリガー]][[コマンド]]|
|[[《奇天烈 チャンG》]]|相手に[[進化]]を見せれば3[[コスト]]で出せる[[コマンド]]|
|[[《改速 スパナードW》]]|[[cip]]で[[コマンド]]か[[D2フィールド]]を[[補充>手札補充]]|
|[[《コーライル》]]|[[cip]]で[[山札送り]] アダムスキーの[[攻撃]]で擬似[[確定除去]]に|
|[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]|[[S・トリガー]]獣 [[青単]]では出しづらいが非常に強力|
|[[《禁断機関 VV-8》]]|[[cip]]で[[手札補充]] [[禁断機動]]で[[エクストラターン]]|
|[[《禁断機関 VV-8》]]※|[[cip]]で[[手札補充]] [[禁断機動]]で[[エクストラターン]]|
|[[《アクア・サーファー》]]|[[cip]]で[[バウンス]]の[[S・トリガー]]|
|[[《龍素記号Sb リトマス》]]|[[トリガー>S・トリガー]][[コマンド]] [[革命]]2で[[ブロッカー]]化|
|[[《サイバー・I・チョイス》]]|[[手札]]の[[S・トリガー]]を使える[[コマンド]]|
|[[《D2S 皇帝ワルスラ》]]|[[G・ゼロ]]持ち[[コマンド]]|
|[[《D2W ワイルド・スピード》]]|[[cip]]で擬似[[連鎖]] [[フィールド>D2フィールド]]があれば自軍[[コマンド]]化|

***進化の候補 [#zce830ef]
|[[《奇天烈 コイコイ》]]|最軽量[[進化]][[コマンド]]|
|[[《革命龍程式 シリンダ》]]|[[cip]]で[[水]][[クリーチャー]]の数だけ[[ドロー]]&br;[[革命]]2で[[攻撃]]と[[ブロック]]を阻止|
|[[《超奇天烈 ギャブル》]]|[[cip]]で相手[[呪文]][[踏み倒し>コスト踏み倒し]]+擬似[[山札破壊]]|
|[[《超電磁 パックE》]]|[[進化元]]不要の[[コマンド]] [[公式戦では使用不可>使用禁止カード]]|
|[[《革命龍程式 プラズマ》]]|[[cip]]で4[[ドロー]] [[革命]]2で[[トリガー>S・トリガー]][[踏み倒し>コスト踏み倒し]]|
|[[《超奇天烈 ベガスダラー》]]|[[cip]]で2[[ドロー]]か全[[バウンス]]|

***候補呪文 [#be58b057]
|[[《スパイラル・ゲート》]]※|軽量[[バウンス]][[S・トリガー]] [[殿堂入り]]|
|[[《革命の水瓶》]]|[[水]]の[[革命0トリガー]][[呪文]]|
|[[《ザ・ストロング・スパイラル》]]|軽量[[バウンス]] 6000以上がいれば1[[ドロー]]|
|[[《ストリーミング・シェイパー》]]※|[[青単]]には必須の[[ドローソース]]|
|[[《エナジー・ライト》]]|基本[[ドローソース]]|
|[[《攻守の天秤》]]|敵獣を2体[[タップ]]する[[S・トリガー]]&br;[[ダイスーシドラ>《亜空艦 ダイスーシドラ》]]と合わせて[[ループ]][[コンボ]]に|
|[[《Rev.スパイラル》]]|2枚目以降の[[《スパイラル・ゲート》]]&br;[[革命]]2発動ではそれ以上の[[効果]]|
|[[《龍脈術 落城の計》]]|6[[マナ]]以下[[カード指定>カード指定除去]][[バウンス]][[S・トリガー]]|
|[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]|[[S・トリガー]]付き万能[[サーチ]][[呪文]]|
|[[《サイバー・ブック》]]|中型[[ドロー]][[S・トリガー]]|
|[[《フォーチュン・スロット》]]|~|
|[[《爆進エナジー・スパイラル》]]|[[バウンス]]か2[[ドロー]] [[爆進ダブル]]で両方発動|
|[[《金縛の天秤》]]|[[モード]]で2体足止めか2[[ドロー]]する[[S・トリガー]]|
|[[《龍脈術 水霊の計》]]|[[山札]]送りか3枚[[ドロー]]の[[重量級]][[S・トリガー]]|
|[[《リンクウッドの魂燃焼!》]]|[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]龍解で[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]等が3体以上並べば、[[G・ゼロ]]で唱えてブレイク数増加を見込める|

***候補D2フィールド [#ncfd7c79]
|[[《Dの悪意 ワルスラー研究所》]]|味方獣の登場に合わせて1[[ドロー]]&br;[[Dスイッチ]]で味方を増殖|
|[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]|味方を犠牲に[[コスト踏み倒し]]&br;[[Dスイッチ]]で[[cip]]の連続使用も|

***超次元の候補 [#p3738af0]
|>|サイキック|
|[[《超次元エナジー・ホール》]]|[[手札補充]]に|
|[[《超次元ガロウズ・ホール》]]※|[[除去]]札|
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|[[攻撃されない]][[ドローソース]]|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手の[[マナ]]を[[タップイン]]させる[[コマンド]]|
|[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]|相手[[クリーチャー]]が[[攻撃]]する度に1枚[[ドロー]][[コマンド]]|
|[[《時空の司令 コンボイ・トレーラー》]]|[[ブロッカー]]。[[グレートメカオー]]または[[キカイヒーロー]]1体を出して[[覚醒]]|
|>|ドラグハート|
|[[《龍覇 トンプウ》]]|《ファンパイ》を出す|
|[[《龍覇 M・A・S》]]|《エビデゴラス》を出す|
|[[《龍覇 メタルアベンジャー》]]|~|
|[[《ν・龍覇 メタルアベンジャー R》]]|《トンナンシャーペ》を出す|
|[[《龍芭扇 ファンパイ》]]|相手[[墓地]]5枚以上で↓に[[龍解]]|
|[[《龍脈空船 トンナンシャーペ》]]|[[水]][[クリーチャー]][[攻撃]]時に[[山札破壊]]&br;[[呪文]]が出れば[[コスト踏み倒し]]&br;相手[[墓地]]10枚以上で↓に[[龍解]]|
|[[《亜空艦 ダイスーシドラ》]]|[[天秤>《攻守の天秤》]]+アダムスキーと組むと勝利確定の[[コンボ]]に|
|[[《モーコリ娘選抜総選挙!》]]|[[水]][[クリーチャー]][[攻撃]]時に1[[ドロー]]|
|[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]|[[置きドロー]]の[[フォートレス]]|

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**このデッキの戦い方 [#gf264c93]
2[[ターン]]目に[[《一撃奪取 マイパッド》]]を[[召喚]]し、次の[[ターン]]で[[《奇天烈 シャッフ》]]か[[《パクリオ》]]に繋ぎ、相手の動きを封じながら少しずつ[[クリーチャー]]を展開していくのが基本。もし採用していれば、1[[ターン]]目に[[《海底鬼面城》]]を出せるとなお良い。

上記の2→4の流れが作れなかった場合でも、焦らず[[《アクア・スーパーエメラル》]]や[[《ストリーミング・シェイパー》]]などで体制を整えれば問題ない。

[[水]][[コマンド]]が[[攻撃]]できるようになったら、すかさず[[手札]]のアダムスキーを[[侵略]]させ[[攻撃]]開始。5[[マナ]]が出せる状況になったら、[[水]][[クリーチャー]]を[[コマンド]]化させる[[《宇宙 タコンチュ》]]、様々な役目をこなせる[[《革命龍程式 シリンダ》]]、[[《龍芭扇 ファンパイ》]]を出せる[[《龍覇 トンプウ》]]などに繋げ、さらに追撃を仕掛ける。

そのまま[[《奇天烈 シャッフ》]]などで足止めしつつアダムスキーの[[S級侵略]]で[[攻撃]]を繰り返していけば、6〜7[[ターン]]ほどで相手は[[山札]]切れ。「[[無重力勝利>ライブラリアウト]]」の完成である。

この[[デッキ]]の長所としては、[[シールド]]を[[攻撃]]しなければならない場面が殆どないため、[[S・トリガー]]や[[革命]]といった反撃系の[[能力]]を恐れる心配が非常に少ない点が挙がる。
//
//シャッフのATでどうしても止めたい相手がいるが、手元にアダムスキーが無く無傷で殴り返せるクリーチャーもいない場合など、シールドを攻めざるをえない状況は「全く」ないというわけではないので、念のため。

そして、最大の長所は''アダムスキーの[[能力]]が[[置換効果]]のため、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]や[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]といった[[ライブラリアウト]][[メタ]]の持つ[[置換効果]]を打ち消すことができる''点だろう。お陰でそれらを気にせず強気に攻めることができるのが、今までの[[ライブラリアウト]][[デッキ]]にはなかった強みである。

**このデッキの弱点 [#j3fa0b78]
[[侵略]]の共通点として各種[[コスト踏み倒しメタ]]には弱い。[[効果]]の割りに[[軽い]][[《制御の翼 オリオティス》]]や[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]辺りを使われると厄介。
[[《奇天烈 シャッフ》]]などで止めるだけでは対策にならないので、[[バウンス]]など別の対抗手段も用意しておきたい。

ただし、初めの[[侵略]]以外は[[退化]]と[[進化]]の単なる繰り返しであり、[[コスト踏み倒し]]で「バトルゾーンに出ているわけではない」。したがって最初の登場さえなんとかできれば、流れるように山札を削れる。

[[クリーチャー]]の[[パワー]]が全体的に低くなりがちで[[全体火力>全体除去]]にも弱い。
[[フィニッシャー]]である[[《S級宇宙 アダムスキー》]]自体の[[パワー]]もさほど高くないため、増えた[[墓地]]から[[《百万超邪 クロスファイア》]]や[[《暴走龍 5000GT》]]などを出されると非常に危険。一度場が壊滅すると中々立て直しが利かないため十分注意すること。

[[2017年3月25日ルール改訂]]により、序盤に[[《奇天烈 シャッフ》]]で相手のシールドを削りすぎると[[《リンクウッドの魂燃焼!》]]等の必殺技の効力が薄れる。

[[ブレイク]][[置換>置換効果]]によって[[山札]]を削りに行く過程で、山札が1枚になったにも関わらずまだブレイクできる場合、残りのブレイクは''通常ブレイク''になってしまう。
例えば、何らかの効果で[[T・ブレイカー]]を得た[[《アダムスキー》>《S級宇宙 アダムスキー》]]の[[攻撃]]が通る時に、相手[[シールド]]が残り3つで[[山札]]も残り3枚だったとする。この場合《アダムスキー》側の[[プレイヤー]]は相手シールドを3つすべて選ぶことになり、本来なら計6枚分の[[デッキ]]破壊が可能となる。しかし、1回目の[[ブレイク]][[置換>置換効果]]を実行した時点で山札が1枚となり、その後残り2つのブレイク置換は山札が1枚しか無いため置換後の処理が実行できないことになり不発に終わる。したがって実際は、ブレイク置換が起こったシールド1つを残して他のシールドがブレイクされることになる。

[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]のように簡単に山札回復が可能な[[ニンジャ・ストライク]]の存在もあり、無重力勝利に拘泥するとなかなか勝てないケースもある。

[[アンブロッカブル]]だが、[[メタリカ]]の[[攻撃曲げ]]に対してはちゃっかり引っかかり、高パワーのクリーチャーを立てられるとキツい。[[《黒神龍オドル・ニードル》]]等の「[[攻撃]]するなら[[クリーチャー]]を[[可能であれば攻撃し>可能であれば攻撃する]]なければならない」という状況で高パワーの[[ガードマン]]を立てられてもキツい。

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**その他 [#z71fa3e2]
-公式の対戦動画ではカミカミ王子が、UDB(アルティメット・デュエマ・バトル)ではK.BLUEが[[青単]]型を使用している。今から[[デッキ]]を組もうと思っている方は参考のため一度目にしておくと良いだろう。&br;また、[[デッドマン>Deadman]]も[[《革命類侵略目 パラスキング》]]をはじめとした[[パラス]]を利用した、変則的な[[コンボデッキ]]タイプを披露している。&br;ただし、カミカミ王子もK.BLUEも、仕上げの段階の[[《S級宇宙 アダムスキー》]]の処理を間違えている。[[デッドマン>Deadman]]はたまたま最後が偶数だったので正しい処理になっている。

-優秀な[[水]][[コマンド]]である[[《サイバー・N・ワールド》]]も、[[効果]]が完全にアンチ[[シナジー]]となるこの[[デッキ]]に関しては入らないことが殆ど。

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**参考 [#d0eea73e]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/除去コントロール]]
-[[デッキ集/ライブラリアウト]]
-[[ライブラリアウト]]