#author("2018-12-24T17:47:05+09:00","","")
#author("2019-04-10T23:22:17+09:00","","")
*《&ruby(ちしき){知識};の&ruby(はかいしゃ){破壊者};デストルツィオーネ》 [#f1aa6982]

|知識の破壊者デストルツィオーネ P(SR) 闇文明 (10)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 17000|
|このカードを山札から引く時、引こうとしているこのカード以外に自分の手札が1枚もなければ、すべてのプレイヤーに見せてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身の手札をすべて捨てる。|
|T・ブレイカー|

漫画[[「覇王伝ガチ!!」第2巻付録>プロモーション・カード]]として登場した重量級[[デーモン・コマンド]]。

コスト10と[[ゼニス]]並に重いが、その[[能力]]は[[cip]]で[[《ロスト・ソウル》]]を放つという、まさに[[知識>手札]]の[[破壊者>ハンデス]]に相応しい恐ろしい[[能力]]を持つ。
強力な[[cip]]効果を活かして、[[【ミラクルとミステリーの扉】]]系の[[デッキ]]に入れても面白いだろう。

また、[[手札]]0でこのカードを引く時に公開することで[[確定除去]]を放つオマケのような[[能力]]もある。タイミングが「[[引く>ドロー]]時」とあるので、[[《エマージェンシー・タイフーン》]]などを使って結果的に[[手札]]をこのカードだけにしても[[能力]]が使えないので、[[確定除去]]を使うのであれば[[山札の上]]の操作に加えて[[手札]]を空にする工夫が必要になる。

-ちなみに1つ目の効果は、[[ドロー]][[効果]]の処理を全て終えた後に参照されるため、仮に元々[[手札]]が0で[[山札の上]]がこの[[クリーチャー]]だったとしても、2枚以上引き、2枚以上[[手札]]が残っている場合は必ず不発となる。
--厄介なのは、[[《エマージェンシー・タイフーン》]]等、2枚以上引いた後で[[手札]]が1枚になる可能性がある場合。この場合は、''最初の1枚目が《知識の破壊者デストルツィオーネ》であり、かつ2枚目を[[墓地]]送りにした場合のみ''[[破壊]][[効果]]を行使できる。2枚目に引いた場合、そもそも1枚目の[[手札]]があるため、[[能力]]そのものがトリガーしないためである。
--要するに、[[トリガー]]するタイミング自体は[[置換効果]]のように割り込んで参照されるが、[[解決]]するタイミングは他の[[トリガー能力]]と同様に他の[[トリガー能力]]を[[解決]]し終えた後になる。ルールがややこしいため、試合の前に確認し合うのが無難だろう。

-[[手札]]にいるこの[[クリーチャー]]を公開させるだけで相手[[クリーチャー]]を[[除去]]できるので、[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]を[[破壊]]して[[エクストラウィン]]させる心配はない。

-[[デーモン・コマンド]]なので[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]の[[能力]]で出すことができる。このタイプの[[デッキ]]を相手にしてみれば「何か行動を起こせば、この[[カード]]か[[《ロスト・ソウル》]]が[[シールド]]から飛んでくるかもしれない」という心理的な[[ロック]]がかかる。

-[[マナ]]にも因るが、相手が[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]を[[召喚]]した返しの[[ターン]]に、[[今引き]]でこの[[クリーチャー]]を引いた場合、そのまま[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]を[[破壊]]し、[[エターナル・Ω]]で[[手札]]に戻った[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]と[[召喚]][[cip]]で増えた相手の[[手札]]を、今度はこちらの[[cip]]で根こそぎ奪うことができる。
--[[パワー]]・[[マナコスト]]・[[ブレイク]]数が[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]と一致している。上記の通り状況次第ではあちらへ対抗できる能力を持つが、何か関係があるのだろうか。

-長らく[[非進化]]、非[[サイキック>サイキック・クリーチャー]]の[[デーモン・コマンド]]で最大の[[パワー]]を持つ[[クリーチャー]]であったが、[[《天斬の悪魔龍 ジュランデス》]]に抜かされてしまった。

-名前や[[能力]]を見る限り、[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]との共通点が多い。

-名前の元ネタは、イタリア語で「破壊」を意味する「ディストルツィオーネ」(distruzione) だと思われる。英語では「デストラクション」(destruction) に相当する。

-同書1巻の付録である[[《魔刻の覚醒者 G・オルゼキア》]]と同様、漫画の付録にはなっているが作中では誰も使っていないカードであり、[[ラミネ仕様>ラミネカード]]にすらなっていない。あちらはまだ[[キャラクター]]のセリフが[[フレーバーテキスト]]になってるだけ扱いがマシだろうか。

-漫画[[「覇王伝ガチ!!」第2巻付録>プロモーション・カード]]の付録である為、複数枚集めるのは通販や書店で取り寄せをしない限り難しい。しかしこれだけ豪快な能力を持つクリーチャーが500円程度で手に入ると考えると安いともいえる。

-[[DMX-19>DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]にて[[スーパーレア]]仕様となって[[再録]]された。高いパワーと豪快な能力を持つ為、[[スーパーレア]]化は納得と言える。狙って当てるのは難しいが前より集めるのは容易になったと言えるだろう。

-[[コロコロコミック]]で情報が公開された時は以下の様なテキストになっていた。
|知識の破壊者デストルツィオーネ P 闇文明 (10)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 17000|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|リンクしている自分のゴッド1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは2より少なくならない。|
|このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、カードを3枚まで自分の手札または墓地から選び、新しいシールドとして裏向きにし、自身のシールドゾーンに加えてもよい。|
|中央G・リンク(このクリーチャーまたは自分の他のゴッドをバトルゾーンに出す時、自分の好きな数のゴッドからカードを1枚ずつリンクを外してもよい。その後、このクリーチャーを「右G・リンク」または「左G・リンク」とあるゴッドにリンクしてもよい)|
[[多色]]と思われ、[[ゴッド・ノヴァ]]のような[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]となっており、あからさまな誤植だったので一時期騒然となった。また、裏を返せば今後このような[[能力]]を持つカードが登場するとも言われた。
--そして[[DMD-14>DMD-14 「スーパーデッキOMG 逆襲のイズモと聖邪神の秘宝」]]にて、本来この[[能力]]を持つのは[[《超神類 イズモ》]]であったと判明する。
--そして[[DMD-14>DMD-14 「スーパーデッキOMG 逆襲のイズモと聖邪神の秘宝」]]にて、本来この[[能力]]を持つのは[[《超神類 イズモ》]]であったと判明する。なお、実際の《超神類 イズモ》と比べると「[[T・ブレイカー]]」のテキストが抜けている。
**関連カード [#i6c3309b]
-[[《凶骨の邪将クエイクス》]]
-[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]

**収録セット [#oeb2be65]
-illus.[[boyaking]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]](P47/Y12)

**参考 [#gba935f0]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[今引き]]
-[[見せる]]
-[[確定除去]]
-[[cip]]
-[[ハンデス]]
-[[T・ブレイカー]]