#author("2019-06-05T17:19:19+09:00","","")
#author("2019-06-10T13:51:39+09:00","","")
*《&ruby(トゥルーシンラ){真実の神羅}; プレミアム・キリコ・ムーン》 [#m81b656f]

|真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン P 水文明 (8)|
|進化クリーチャー:サイバーロード/アンノウン/ルナティック・エンペラー 13000|
|究極進化−自分の進化クリーチャー1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーをすべて数え、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、その数の進化ではないクリーチャーが出るまで、自分の山札の上からカードをすべてのプレイヤーに見せる。そのクリーチャーをすべてバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。|
|T・ブレイカー|

[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]で登場した[[究極進化]][[サイバーロード]]/[[アンノウン]]/[[ルナティック・エンペラー]]。
[[プレミアム殿堂]]した[[《エンペラー・キリコ》]]が[[アンノウン]]化した姿であり、[[転生]]版または[[調整版]]と言ったところか。

かの悪名高き[[《エンペラー・キリコ》]]と[[コスト]]・[[パワー]]は同じだが、[[究極進化]]になったのでやや[[召喚]]には苦労する。とはいえ[[cip]]で自分の他のクリーチャーの総入れ替えを行うという、[[究極進化]]の手間に見合った豪快な[[能力]]を持つ。

本家が自分の他の[[クリーチャー]]すべてを[[山札の下]]に送って3体を呼び出す[[能力]]であったのに対し、こちらは[[山札の下]]に送った[[クリーチャー]]の数だけ再度[[山札の上]]から呼び出すことが出来る。

新しく呼び出せる[[クリーチャー]]の数は[[バトルゾーン]]に既に出ている自分の[[クリーチャー]]の数に依存しているため、小型の[[ウィニー]]をばら撒いてから[[フィニッシャー]]格に化けさせるようにしたいところ。

しかし、小型[[クリーチャー]]の比率を多めにすれば、入れ替えられる数は多くなるものの大型[[クリーチャー]]を大量に出すのが難しくなり、大型[[クリーチャー]]ばかりにしてしまうと、そもそも[[能力]]自体が発動しにくいというジレンマに陥ってしまう。

使うのであれば、[[《エンペラー・キリコ》]]のように大型[[クリーチャー]]の[[コスト踏み倒し]]に焦点を絞るのではなく、[[cip]]によって自分の[[クリーチャー]]の数が増える[[非進化]][[クリーチャー]]と組み合わせると良い。
再び《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》を出すと、[[《エンペラー・キリコ》]]とは違い、自軍の数がどんどん増えていくことになる。例えば、[[《カモン・ピッピー》]]など、小型[[サイキック・クリーチャー]]をばらまける[[カード]]が適切である。[[《カモン・ピッピー》]]を採用することで、[[《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》]]への[[覚醒リンク]]も狙える。

このカード自体が[[重い]]上に[[究極進化]]持ちで非常に出しにくいこともあり、[[コスト踏み倒し]]や[[《パルピィ・ゴービー》]]などの[[山札操作]]、大型・小型[[クリーチャー]]の割合い決めなど、デッキ構成が非常に難しい[[カード]]でもある。

しかし、逆に言えば[[究極進化]]ということは、[[進化クリーチャー]]であれば何でも[[進化元]]にできるということでもある。[[サイバー]]を[[進化元]]に用意する必要はないので、今までとは異なる系統の「キリコ」デッキが誕生する可能性がある。

非常に魅力的な[[能力]]ではあるため、本家同様、専用デッキを組んで活躍させてあげたいところである。
[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]なら進化元になりつつ、[[サイキック・クリーチャー]]1体を呼び出せる。たとえ破壊されてもマナが一気に増えるので同一ターンで究極進化までのアクションが取れるようになるかもしれない。

現在では[[進化元]]にもなり踏み倒して出す事も可能な[[NEOクリーチャー]]が登場。このカードも使いやすさが上がったと言える。特に[[《グレート・グラスパー》]]は汎用性が高く、1ショットキル型だけでなく両者の特性を良い所どりにしたループに使用されるなど、このカードを主軸としたデッキの構築の幅を広げるのに貢献している。

[[GR召喚]]によって[[山札送り]][[コスト]]を用意するのも手である。[[GRクリーチャー]]は[[サイキック・クリーチャー]]と異なり[[コスト踏み倒し]][[メタ]]に引っ掛かりにくいのが美味しい。
[[GR召喚]]によって[[山札送り]][[コスト]]を用意するのも手である。[[GRクリーチャー]]は[[サイキック・クリーチャー]]と異なり[[コスト踏み倒しメタ]]に引っ掛かりにくいのが美味しい。

-カウントするのは、場にある自身以外の[[クリーチャー]]の数であり、実際に[[山札の下]]に置かれた[[クリーチャー]]の枚数ではない。置かれた直後に[[超次元ゾーン]]に戻る[[サイキック・クリーチャー]]、[[サイキック・セル]]の形で送られたり、[[リンク解除]]で[[山札]]に行きさえもしなかったりする[[サイキック・スーパー・クリーチャー]](ただし、1体扱い)はもちろんのこと、[[置換効果]]で[[バトルゾーン]]に残った[[クリーチャー]]もカウントされる。「その数の」という部分を「数えた数の」と解釈すると分かりやすい。

-[[進化元]]と同時に、踏み倒しに必要な[[クリーチャー]]の頭数を揃えやすい[[《若頭 鬼流院 刃》]]系の戦略との相性が良い。

-余談だが、[[アンノウン]]と[[ルナティック・エンペラー]]の命名ルールをしっかりと満たしているカードである。

**関連カード [#ddfa6bbd]
-[[《エンペラー・キリコ》]]
-[[《甲型龍帝式 キリコ3》]]

**収録セット [#ud20b5f7]
-illus.[[Okera]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#l1c0a624]
-[[サイバーロード]]
-[[アンノウン]]
-[[ルナティック・エンペラー]]
-[[究極進化]]
-[[cip]]
-[[山札の下]]
-[[非進化]]
-[[山札の上]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シャッフル]]
-[[T・ブレイカー]]