#author("2019-12-18T15:13:52+09:00","","")
#author("2019-12-28T16:05:28+09:00","","")
*《&ruby(とき){時};の&ruby(ほうおう){法皇}; ミラダンテ&ruby(トゥエルブ){XII};》 [#a9eb7e22]

|時の法皇 ミラダンテXII LEG 光/水文明 (8)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 12000|
|革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。そうしなければ、カードを1枚引く。|
|ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。|
|''※殿堂入り''|

[[DMR-22>DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]/[[革命軍]]/[[ドレミ団]]。2019年3月1日付で[[殿堂入り]]。

[[《大音卿 カラフルベル》]]と同じ[[革命チェンジ]]条件に加え、[[手札]]から[[光]]の[[コスト]]5以下の[[呪文]]をノーコストで[[唱える]]か1[[ドロー]]を選ぶ[[cip]]、次の相手のターン終了時までコスト7以下の[[クリーチャー]]の[[召喚]]を封じる[[ファイナル革命]]を備える。

[[cip]]で[[手札]]からの[[呪文]]の[[無料詠唱>コスト踏み倒し]]か1[[ドロー]]を選べる。
[[文明]]こそ縛られるが詠唱可能な[[コスト]]の範囲も5以下と広く、最悪でも[[キャントリップ]]として使えるため無駄がなくかなり心強い。

[[コスト]]5の[[光]][[呪文]]が作る動きとして、有用そうなものは
-[[デザイナーズコンボ]]として登場した[[《ジャッジメント・タイム》]]からの[[《ファイナル・ストップ》]]or[[《ミラクルストップ》]](アニメでは「呪文の連鎖」と名付けられた)
-[[《ドラゴンズ・サイン》]]からの[[クリーチャー]]展開
-[[《超次元シャイニー・ホール》]]及び[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]で状況に合わせて[[サイキック・クリーチャー]]を呼び打点増強
-[[《時の革命 ミラダンテ》]]のように、[[ロック]]と合わせて相手獣の[[フリーズ]]を狙える[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]]
-[[《スーパー・エターナル・スパーク》]]でコスト6以下を[[カード指定除去]]
-[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]で相手の[[呪文]]を[[ロック]]
-万能防御札として有名な[[《調和と繁栄の罠》]]
-6000[[火力]]か相手全体[[タップ]]を選べる[[《ボルメテウス・ホワイト・フレア》]]

等がある。[[デッキ]]によって、相性の良い[[呪文]]を適宜選択していきたいところ。
なお、よく勘違いされやすいが[[革命チェンジ]]で登場しても《ミラダンテXII》はまだ[[召喚酔い]]したままであり、[[《攻守の天秤》]]で自身を[[アンタップ]]して2回攻撃……という[[コンボ]]は不可能なので注意。

そして何より目につくのはメインの[[能力]]、強力な[[ロック]]性能を誇る[[ファイナル革命]]だろう。[[コスト]]7以下の[[クリーチャー]]の[[召喚]]を、次の相手の[[ターン]]の終わりまで封殺できる。

この範囲内には[[《閃光の守護者ホーリー》]]等のごく一部を除き[[S・トリガー獣]]のほとんどが存在するため、一斉攻撃の起爆剤となりうるだろう。

-相手の[[ニンジャ・ストライク]]を持つクリーチャーは([[カードパワー]]の低い[[《轟火シシガミグレンオー》]]を除き)コストが7以下であるため、このクリーチャーの[[ファイナル革命]]でロックが可能である。
--後に[[《煌世主 サッヴァーク†》]]が登場。[[ニンジャ・ストライク]]ではないが、相手のシールドに表向きのカードが3枚あれば[[ニンジャ・ストライク]]のごとく相手のターンでもバトルゾーンに出すことが可能。しかもパワー17000もある[[ブロッカー]]であるためパワー負けしているこのクリーチャーはブロックされて返り討ちとなる可能性もあり、[[ニンジャ・ストライク]]と違いターン終了時でも山札の下へ移動しない。

-このクリーチャーの[[ファイナル革命]]に引っかからない[[S・トリガー]]、[[S・バック]]、[[革命0トリガー]]持ちクリーチャーは以下の通り。
+[[《バイナラドア》]]
+[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]
+[[《閃光の守護者ホーリー》]]
+[[《雷珠の求道者ラ・バルザ》]]
+[[《罠の超人》]]
+[[《激辛の超人》]]
+[[《瞬撃の大地 ザンヴァッカ》]]
+[[《深海の伝道師 アトランティス》]]
+[[《南国別荘 クジハウス》]]
+[[《唸る鉄腕 ギリガザミ》]]
+[[《ジャジャーン・カイザー》]]
+[[《音階の精霊龍 コルティオール》]]
+[[《密室の破壊者クローズド》]]
+[[《一極 マウチュ》]]
+[[《二極 シヴァイーヌ》]]
+[[《三極 デュエナース》]]
+[[《ミスティック・ガストゥール》]]
+[[《メガ・ブレード・ドラゴン》]]
+[[《ジャッジ・チュリス》]]
+[[《撃髄医 スパイナー》]]
+[[《エイエイオー》]]
+[[《ニルバーナー》]]
+[[《松苔ラックス》]]
+[[《ミラクル・ミラダンテ》]]
+[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]
+[[《王龍ショパン》]](条件付き)
+[[《金色目 ポラリス》]](条件付き)
+[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]](条件付き)
+[[《タマタンゴ・パンツァー》]](条件付き)

ロックには[[コスト]]制限があるため、性能のみを見てしまうと[[《時の革命 ミラダンテ》]]の下位能力と言わざるを得ない。
しかし、それでも対象範囲内には前述のとおり[[S・トリガー獣]]の大半に加え、[[S・バック]]や[[ニンジャ・ストライク]]といったメジャーな反撃手段全般も含まれるほか、返しの[[ターン]]にも[[ロック]]が続くため、[[【赤黒ドギラゴン剣】]]の悪名高い攻撃の起点[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]、優秀な[[ドラグナー]]である[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]や[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]、更には[[侵略]]・[[革命チェンジ]]元となることが前提の[[クリーチャー]]のほとんどが呼び出せなくなり、反撃の芽を摘むには十分な範囲を持っている。

むしろ、''革命0という崖っぷちに立たずとも、これほどの範囲の[[ロック]]を掛けられる''と見れば、十分ということがわかるだろう。

相手が動き出す前に早期の[[ファイナル革命]]が可能となれば、次の相手[[ターン]]の[[クリーチャー]]展開を大きく妨害でき、[[エクストラターン]]程ではないが大幅な[[テンポアドバンテージ]]を得ることができるだろう。
強力な[[ロック]]に加え、[[呪文]]を無料で打つか1[[ドロー]]できるというのだから、この[[クリーチャー]]の強さがより際立っている。

[[オレガ・オーラ]]をプレイする際に、新たにGR召喚を行うことを選んでもGR召喚できずオーラはバトルゾーンに出せなくなり、手札に残る。現時点ではコスト8以上の[[GRクリーチャー]]は存在しないためである。

**環境において [#bb9ba611]
登場当初からこのカードを主軸としたデッキが多く使用されており、[[革命ファイナル]]期には完全なロックをかけるために[[【ドロマー超次元】]]のフィニッシャーとして出張するケースもあった。

強烈な[[ロック]]性能から多くのプレイヤーが当初より「将来の殿堂入りは確実」と見ており、[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]が登場して以降はこのカードを軸としたデッキに見られた「[[コスト踏み倒し]]系統の[[【速攻】]]に弱い」という弱点すら払拭された。水や光のドラゴンの多くが登場するたびこのカードと組み合わせられる状況、そして環境そのものを一新したいという公式の判断からか、2019年3月1日に[[殿堂入り]]。[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]としては2例目、[[ドレミ団]]としても2例目の殿堂入り。

殿堂入り後の[[超天篇環境]]でも[[【チェンジザドンジャングル】]]の[[フィニッシャー]]の1体として依然活躍を続けている。
デッキの主役としては環境から姿を消した[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]とは対照的で、[[プレミアム殿堂]]の可能性まで取り沙汰されるようになった。1枚制限となってコントロールで使われるようになった辺りは[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を彷彿とさせる。

**その他 [#qa8f2647]
-デザイナーズコンボ通りに[[《ファイナル・ストップ》]]に繋げれば、結果的にキャントリップも発動させることになる。

-「[[光]]・[[水]]の[[コスト]]5以上の[[ドラゴン]]」という[[革命チェンジ]]条件を満たす非[[進化]][[クリーチャー]]は大勢いても、ここに「[[スピードアタッカー]]」という条件を持つクリーチャーは少なく、代表的な例を挙げるなら、[[火]]/[[水]]/[[自然]]の[[《ガイアール・ベイビー》]]などしかいない。

-[[火]]・[[自然]]・[[闇]]を持つ[[革命チェンジ]]持ちは[[《勝利のガイアール・カイザー》]]の[[スピードアタッカー]]の恩恵を受けやすく、戦略の根幹となっていることも多いため、[[光]]・[[水]]の[[革命チェンジ]]持ちは、このあたりの即効性のなさをリカバーする方法を模索する必要があるだろう。
--例えば[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]や[[《革命龍程式 シリンダ》]]等の[[進化]][[ドラゴン]]を使う手がある。[[革命チェンジ]]によって進化元もろとも帰ってくるので、案外使いやすい。

-同弾収録レジェンドの[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]と[[《禁断機関 VV-8》]]はこのカードの天敵。ブラックアウトはどんなに召喚を封じようとこのカードの革命チェンジで[[侵略ZERO]]でバトルゾーンに出され、能力の影響を受けないD2フィールドの影響を受けてしまう。また VV-8もブラックアウトと同じくサポートがバトルゾーンに出すカードとD2フィールドのため防ぐ事ができず、更にエクストラターンでロックが飛ばされるなど踏んだり蹴ったりである。
--この為現実の強力さに反して公式対戦動画、デュエマTV、アニメなどあらゆる媒体でファイナルタイムストップが安易に破られ敗北するという結果になっている。
--逆に併用すると心強い味方となる。&br;《ブラックアウト》はロックをすり抜けるために踏み倒されたクリーチャーに対してのカウンターとなる。&br;《VV-8》は[[ドレミ団]]全般と高相性であり、[[cip]]で呼び込んできつつ[[革命チェンジ]]を繰り返すことで容易に[[禁断機動]]が可能。さらに[[ファイナル革命]]及び[[cip]]で唱える[[《ジャッジメント・タイム》]]・[[《ファイナル・ストップ》]]は効果が「次の相手のターンの終わり」までなのでこれらと同時に[[禁断機動]]することで相手はほぼ無抵抗のまま[[エクストラターン]]を行えるため安全に詰めることができる。耐えたとしても返しのターンも相手は8コスト以上のクリーチャーを召喚するか[[侵略ZERO]]でもない限りほぼ動けないため、実質[[エクストラターン]]を2つ得ることになる。
**関連カード [#q2950f71]
-[[《時の革命 ミラダンテ》]]
-[[《ミラクル・ミラダンテ》]]
-[[《時卍龍 ミラダゲンム》]]

-[[《タイム1 ドレミXII》]]
-[[《タイム3 シドXII》]]
-[[《タイム2 ファソラXII》]]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ワールド・ストップ》]]
--[[《ジャッジメント・タイム》]]
--[[《ファイナル・ストップ》]](円形の装備のみ)

**収録セット [#m4e352ae]
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](8/98)
--[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]]([[ウルトラゴールデンカード]])

**参考 [#p86f4db8]
-[[多色]]
-[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]
-[[革命軍]]
-[[ドレミ団]]
-[[革命チェンジ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ファイナル革命]]
-[[レジェンドカード]]

-[[殿堂入り]]

-[[【NEXミラダンテ】]]
-[[【シリンダミラダンテ】]]
-[[【ロージアミラダンテ】]]
--[[【チェンジザロージア】]]
-[[【トリーヴァミラダンテ】]]
--[[【チェンジザダンテ】]]
---[[【チェンジザドンジャングル】]]
-[[【エビートミラダンテ】]]
-[[【成長ミラダンテ】]]
--[[【リーフミラダンテ】]]
-[[【ベイビーミラダンテ】]]
-[[【魔導具ミラダンテ】>【新世壊ガ・リュミーズ】#madomira]]