#author("2018-10-16T10:16:16+09:00","","")
#author("2019-04-02T00:35:56+09:00","","")
*《ハッスル・キャッスル》 [#q8bc26a3]

|ハッスル・キャッスル R 自然文明 (5)|
|城−自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。 その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)|
|自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。|
|この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。|

[[DM-30>DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」]]で登場した[[自然]]の[[城]]。

自分の[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出るたびに1枚[[ドロー]]できる。

自分の[[クリーチャー]]全てが[[《アクア・ハルカス》]]や[[《クゥリャン》]]の[[cip]]能力を得ると考えれば言わずもがな強力。[[クリーチャー]]自体が[[ドローソース]]を兼ねるため、[[手札]]を切らさずに展開が可能となる。

[[マナブースト]]の得意な[[デッキ]]で使えば、[[《霞み妖精ジャスミン》]]や[[《青銅の鎧》]]のような小型[[クリーチャー]]を数珠繋ぎのように連続して繰り出すこともできる。

5コスト以上の[[城]]に見られる身代わり能力を持つため、[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]よりも場持ちはよくなっている。ただし、相手の[[クリーチャー]]には反応しないため使い勝手はやや異なる。[[山札の上]]が[[呪文]]で続いたりすると辛いため、使用の際はなるべく[[デッキ]]の[[クリーチャー]]比率を高めておきたい。

似たような役割の[[カード]]には[[《養卵類 エッグザウラー》]]がいる。そちらは[[パワー]]5000以上の[[クリーチャー]]に反応して[[ドロー]]できる[[クリーチャー]]である。こちらより[[マナコスト]]が1小さいので、1[[ターン]]早く[[バトルゾーン]]に出せる。

対して、《ハッスル・キャッスル》は身代わり[[能力]]を持つ[[城]]なので場持ちがいい。直接[[シールド焼却]]されない限りは、数[[ターン]]維持することは容易だろう。さすがに[[ビートダウン]]相手には役立たずになるが、[[シールド]]の[[ブレイク]]で[[手札]]が増えているので、そもそもこの[[城]]を出す必要は無い。

総じて[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]に負けず劣らずの強力な[[カード]]である。[[自然]]入りの[[【クリーチャーコントロール】]]における有力な[[ドローソース]]の一つとして、広く採用されている。

欠点は、この[[城]]を出しただけでは[[ドロー]]ができないことか。高速化した[[環境]]においては、この[[城]]の[[要塞化]]に1ターン費やすよりも[[ハンデス]]や[[除去]]が優先されることもある。また、主要な[[超次元]][[呪文]]と[[マナコスト]]が同じであるため、テンポが削がれる場合もある。

強力なことに違いはないが、投入に際してはある程度吟味したい。

-[[S・トリガー]]、[[ニンジャ・ストライク]]や[[G・ゼロ]]などの[[コスト踏み倒し]]にも反応するため、それらとは[[シナジー]]する。また、[[《緑神龍バグナボーン》]][[《戦鬼の覚醒者ダンジューロウ》]][[《守護聖天タース・ケルケルヨ》]]など[[アタックトリガー]]で[[クリーチャー]]を呼べる[[カード]]とも相性が良い。

-各種[[超次元]][[呪文]]との相性は抜群。[[《時空の喧嘩屋キル》]]など低[[コスト]][[サイキック・クリーチャー]]を2体ばらまくことで2枚[[ドロー]]ができる。似たような理由で[[《次元流の豪力》]]など[[サイキック・クリーチャー]]を呼びだす[[cip]]能力を持つ[[クリーチャー]]とも相性がいい。

-登場するや否や、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]との相性を買われて[[白黒緑]]の[[【ギャラクシーコントロール】]]において盛んに利用される。現在でも[[【ネクラ超次元】]]や[[【タース・ケルケルヨ】]]などの[[【白緑コントロール】]]で使用されている。

-[[《口寄の化身》]]や[[《鳴動するギガ・ホーン》]]などを見てもわかるように[[クリーチャー]]を呼び水にする[[手札補充]]は[[自然]]の得意分野となっている。この[[カード]]の登場まで、このような[[カード]]が少なすぎたと言えるだろう。

-モチーフはどうみても[[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]。ちなみに絵師も同じ([[MATSUMOTO EITO]]氏)である。

**[[サイクル]] [#f8e92472]
他の[[シールド]]を身代わりにする[[置換効果]]を持った[[城]]。
-[[DM-30>DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」]]
--[[《紫電城バルザーク》]]
--[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]
--''《ハッスル・キャッスル''
-[[DM-35>DM-35 「神化編 第4弾 超極竜VS六体神(ネバーエンディング・サーガ)」]]
--[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]
-[[DMR-02>DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]
--[[《パンドラ城 デス・ファントム》]]

**関連カード [#m518ed0d]
-[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]
-[[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]

**収録セット [#rbfea98b]
-illus.[[MATSUMOTO EITO]]
--[[DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」]]
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]
--[[DMX-08 「激熱!ガチンコBEST」]]
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」]]

**参考 [#q6bb35ae]
-[[城]]
-[[クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[ドロー]]
-[[要塞化]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[置換効果]]
-[[シールド回収]]
-[[【ギャラクシーコントロール】]]
-[[【ネクラ超次元】]]
-[[【ハッスル・キャッスルコントロール】]]