#author("2018-08-25T10:04:11+09:00","","")
*G・ゼロ(能力) [#j914a4d3]
#author("2018-09-12T20:45:26+09:00","","")
*&ruby(グラビティ){G};・ゼロ(能力) [#j914a4d3]

[[DM-16>DM-16 「転生編 第3弾 魔導黙示録(オリジン・オブ・パーフェクト・ギア)」]]で登場した[[能力語]]。「グラビティ・ゼロ」と読む。
[[DM-16>DM-16 「転生編 第3弾 魔導黙示録(オリジン・オブ・パーフェクト・ギア)」]]で登場した[[能力語]]。

[[代替コスト]]の一種で、指定された条件を満たせば[[マナコスト]]なしでその[[クリーチャー]]を[[召喚]]したり、[[呪文]]を[[唱える]]ことができるようになる。[[コスト]]を支払わないこと以外は同じ手順である。

|漆黒戦鬼デュランザメス VR 闇文明 (12)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 12000|
|G・ゼロ−バトルゾーンにデーモン・コマンドが3体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の墓地にあるクリーチャーをすべて自分の手札に戻す。|
|T・ブレイカー|

|ルナ・コスモビュー SR 水文明 (9)|
|クリーチャー:サイバー・ムーン 5000|
|G・ゼロ−9枚以上手札を持つプレイヤーがいれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|自分のターンに1枚目のカードを引く時、もう1枚余分に引いてもよい。|

[[コスト踏み倒し]]の例に漏れず、G・ゼロも強力な[[能力]]の1つである。

G・ゼロの条件は各[[カード]]によって千差万別であり、例えば上の[[《漆黒戦鬼デュランザメス》]]ならば[[バトルゾーン]]に[[デーモン・コマンド]]が3体以上いること、[[《ルナ・コスモビュー》]]ならば自分か相手が[[手札]]を9枚以上持っている事が条件となる。

普通の[[デッキ]]では達成が難しいものが多く、大抵は専用[[デッキ]]を組む必要がある。その分大型の[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]で[[召喚]]できるのは強力であり、[[プレイヤー]]の[[デッキビルディング]]や[[プレイング]]が問われる。

一方、[[《無重力 ナイン》]]や[[《パラダイス・アロマ》]]のような[[軽い]]代わりに条件が緩いものも存在し、それらは[[【速攻】]]や[[ビートダウン]]で活躍する。手軽に数を並べられるのでこちらも強力であり、特に後者は[[殿堂入り]]することとなった。

[[エピソード3]]では[[呪文]]のG・ゼロが登場した。それらは特定の[[種族]]の[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出している事が条件となるため条件は緩い。[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]や[[《人形の裏技ペット・パペット》]]など、得られる[[アドバンテージ]]は並み程度のものが多いが、[[コスト踏み倒し]]で[[唱える]]ことができるために大幅に[[テンポアドバンテージ]]を稼げるようになっている。

強力なものが多いため、[[デッキ]]を組む際は覚えておきたい[[カード]]群である。

**ルール [#k8ebea4b]
-あくまで[[召喚]]する時の[[マナコスト]]を不要にする[[能力]]である。G・ゼロで出す場合は[[召喚]]扱いになるため、[[《聖霊王アルファディオス》]]や[[《暴走龍 5000GT》]]の[[能力]]で規制される。

-条件を満たしていても、正規の[[マナコスト]]を支払うことは可能。[[バトルゾーン]]に[[《百発人形マグナム》]]や[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]がいる場合、あえて普通に[[マナコスト]]を払って[[召喚]]してもよい。

-何らかの[[カード]]の[[能力]]により[[マナコスト]]が多くなっていたとしても、条件を満たせばそれらを全て無視できる。

-G・ゼロを使うタイミングは正規の[[コスト]]を支払う場合と同じく[[メインステップ]]の間のみ。自分の[[攻撃]]中や相手[[ターン]]中に条件が成立したとしても、そのタイミングでは[[召喚]]自体ができないため、G・ゼロを使用できない。&br;例えば、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[アタックトリガー]]で[[呪文]]を唱えたからといって[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]を[[G・ゼロ]]で[[召喚]]することはできない。

-何らかのカードの能力で[[マナ召喚]]または[[墓地召喚]]が可能になった場合でも、条件を満たしていれば該当の[[ゾーン]]から[[コスト]]無しで[[召喚]]できる。

**その他 [#oee46ff9]
-初登場の[[転生編]]以降も、[[タップ能力]]と共に時々新カードの出る数少ない[[能力語]]である。

-相手のカードでも条件を満たせるタイプと自分のカードでしか条件を満たせないタイプの2通り存在する。[[DM-16>DM-16 「転生編 第3弾 魔導黙示録(オリジン・オブ・パーフェクト・ギア)」]]のカードは相手のカードを参照するものが多い。

-[[DMR-10>DMR-10 「エピソード3 デッド&ビート」]]にて呪文のG・ゼロが登場した。G・ゼロの条件はそれぞれ自分の特定の種族、もしくは文明のクリーチャーが存在していることが条件である。&br;また、いずれも[[カード名]]に「~の裏技」が入る。[[DMR-11>DMR-11 「エピソード3 ウルトラVマスター」]]でも[[《アルティメット無法伝説》]]が登場し、こちらは[[カード名]]に「~の裏技」は入っていない。

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**G・ゼロを持つ主なクリーチャー [#xad169c2]
-[[《巡霊者ウェビウス》]]
-[[《ルナ・コスモビュー》]]
-[[《パラダイス・アロマ》]]([[殿堂入り]])
-[[《漆黒戦鬼デュランザメス》]]
-[[《盗掘人形モールス》]]([[殿堂入り]])
-[[《バルケリオス・ドラゴン》]]
-[[《バルケリオス・武者・ドラゴン》]]
-[[《百万超邪 クロスファイア》]]
-[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]
-[[《無重力 ナイン》]]
-[[《式神ブゥ》]]
-[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]
-[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]
-[[《D2S 皇帝ワルスラ》]]

**G・ゼロを持つ進化クリーチャー [#d9679d00]
-[[《味頭領ドン・グリル》]]
-[[《決着のリュウセイ・ジ・エンド》]]
-[[《零次龍程式 トライグラマ》]]
-[[《超竜キング・ボルシャック》]]
-[[《聖霊王アルファリオン》]]
-[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]

**G・ゼロを持つ主な呪文 [#qbdc74e7]
-[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]
-[[《人形の裏技ペット・パペット》]]
-[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]
-[[《龍素力学の特異点》]]
-[[《暴龍警報》]]
-[[《ミラクルストップ》]]

**G・ゼロを活用する主なデッキ [#p73eca95]
-[[逆流コスモ]]
-[[武者ワンショット]]
-[[デュランザメス]]
-[[デスパペット>デスパペット#deck]]
-[[ラララオプティマス]]
-[[【逆流コスモ】]]
-[[【武者ワンショット】]]
-[[【デュランザメス】]]
-[[【デスパペット】>デスパペット#deck]]
-[[【ラララオプティマス】]]
-[[【青単速攻】]]
-[[メルゲループワンショット]]
-[[ヒラメキドレーン]]
-[[【メルゲループワンショット】]]
-[[【ヒラメキドレーン】]]
-[[【ガネージャビート】]]
-[[【墓地ソース】]]
-[[【赤単速攻】(アウトレイジ型)>【赤単速攻】]]
-[[【オボロセカンド】]]
-[[リュウセイ・ジ・エンド]]
-[[ボルシャック・NEX]]
-[[ワルスラ]]
-[[【リュウセイ・ジ・エンド】]]
-[[【ボルシャック・NEX】]]
-[[【ワルスラ】]]
-[[【ドルゲユキムラループ】]]

**参考 [#sb70591e]
-[[用語集]]
-[[コスト]]
-[[召喚]]
//-[[コスト軽減]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[《漆黒戦鬼デュランザメス》]]
-[[《ルナ・コスモビュー》]]

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//&anchor(deck)
*【G・ゼロ】 [#deck]

従来の[[【クリーチャーコントロール】]]にG・ゼロを追加した[[デッキ]]。
G・ゼロを持った[[クリーチャー]]は、各々に指定された条件さえ満たせば[[コスト]]を支払わずに[[召喚]]することができ、その中で[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]や[[《ハッスル・キャッスル》]]を組み合わせ、主として召喚と手札補充を同時に行いながらバトルゾーンを制圧するというプレイスタイルが基本となる。

このG・ゼロという特殊能力は、[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]の登場や[[【青単】]]の台頭などにより、一気に[[DM]][[プレイヤー]]に認識されるようになった。
特に[[《パラダイス・アロマ》]]は、その条件の簡単さ故に[[殿堂入り]]になってしまったが、その後継として、それぞれの状況に合わせてクリーチャーを呼び込める[[ホーン・ビースト]]、[[《鳴動するギガ・ホーン》]]に対応できる[[《式神ブゥ》]]が選択肢に挙がるだろう。
また、この種類のデッキは、G・ゼロ以外に[[cip]]能力を持つクリーチャーを積極的に採用し、全体的な安定性を底上げしやすいという特徴もある。

**投入候補カード [#xb0a7747]
|[[《パラダイス・アロマ》]]|G・ゼロ|
|[[《式神ブゥ》]]|G・ゼロ|
|[[《クゥリャン》]]|cip能力([[ドロー]])を持つ[[サイバーロード]]|
|[[《コーライル》]]|cip能力([[除去]])を持つサイバーロード|
|[[《鳴動するギガ・ホーン》]]|cip能力([[サーチ]])を持つホーン・ビースト|
|[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]|[[置きドロー]]|
|[[《ハッスル・キャッスル》]]|置きドロー|
|[[《サイバー・G・ホーガン》]]|[[激流連鎖]]持ちの大型|
|[[《アクア・ジェスタールーペ》]]|[[連鎖]]持ちの設置型[[ドローソース]]|

-条件さえ満たせばノーコストで出せることを生かし、[[コンボ]]気味に組むのもあり。&br;例えばこんな展開も面白い。
++[[《パーロックのミラクルフィーバー》]]や[[《知識の包囲網》]]などで大量[[ドロー]]
++6[[ドロー]]で[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]が、[[手札]]が10枚を超えると[[《ルナ・コスモビュー》]]が、[[呪文]]を唱えたので[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]が踏み倒せる。《クロスファイア2nd》が出ると[[《無重力 ナイン》]]も出せる。
++ここで8体以上場に並ぶと[[《統率するレオパルド・ホーン》]]が踏み倒せる。そちらが[[ホーン・ビースト]]なため[[《式神ブゥ》]]も出る。
++《ブラッディ・シャドウ》、《クロスファイア2nd》、《レオパルド・ホーン》で5色揃い、[[《五連の精霊オファニス》]]が踏み倒せる。

他にも組み合わせ次第でさまざまなコンボができるので是非探してみてほしい。

[[召喚]]扱いなので[[《異端流し オニカマス》]]に規制されないのも大きい。ただし、[[《オリオティス・ジャッジ》]]や[[《サイコロプス》]]などには弱いため油断は禁物。序盤に調子に乗って大型[[クリーチャー]]を大量展開して、返しのターンにこれらを撃たれると目も当てられない。

**参考 [#s2b388de]
-[[デッキ集]]