#author("2018-09-18T10:22:07+09:00","","")
#author("2018-10-01T02:57:43+09:00","","")
*殿堂入り [#g865b68c]

ある[[カード]]を、1つの[[デッキ]]に1枚しか入れられなくするという公式ルール。

その時期の[[環境]]において大きな影響を及ぼしている[[カード]]には、この措置が取られることがある。これに指定された[[カード]]はいわゆる「制限カード」と呼ばれる。
だが、[[《禁断〜封印されしX〜》]]が発売直後に殿堂入りが発表されプッシュされる等、他TCGにおける「制限カード」とは一概に同一視できない部分がある。

また殿堂入りよりも重い措置として[[プレミアム殿堂]]があり、これに指定されたカードは1枚もデッキに入れられない。

一見すると輝かしい称号のようだが、要するに「デッキの自由度をなくしてしまうほど強すぎたために公式大会での使用を制限された」というカードたちである。

長らく、殿堂入りから解除された[[カード]]は1枚も存在せず、逆に殿堂入りから[[プレミアム殿堂]]へと格上げになったカードは数多く存在する。これらのカードには[[調整版]]が出ることが多く、これからもよほどのことが無ければ殿堂解除は望めないと思われていた。だが、革命編に入り、[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が[[プレミアム殿堂]]から[[殿堂入り]]への格下げになった。それを皮切りに数枚のカードの解除も決定した。そのことにより殿堂入りは絶対的なものではなくなったと言える。

-殿堂入りの改正は、公式サイトや[[コロコロコミック]]、次世代WHFなどの大型イベント会場で告知される場合が多い。発表される時期は特に統一されていないが、今のところ施行は基本的に15日である。これは[[コロコロコミック]]の発売日が15日のため。&br;2009年12月19日の殿堂入りが違うのは前日の18日に「デュエルロード・NEX」が終わり、19日から「エボリューション・マスター」が始まったためだと思われる。その後も、2011年7月23日に公式サイトで殿堂入りが発表されている。

**殿堂入りカード一覧 [#ie45e95c]

***2004年3月15日 [#i68a4a6c]
-[[《サイバー・ブレイン》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《ディープ・オペレーション》]](2016年2月1日付で[[殿堂解除]])
-[[《ストリーミング・シェイパー》]]
-[[《エメラル》]]
-[[《アストラル・リーフ》]]

***2004年12月15日 [#q117bb83]
-[[《アクアン》]](後に[[プレミアム殿堂]])

***2005年7月15日 [#t1a8014f]
-[[《スケルトン・バイス》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《無双竜機ボルバルザーク》]](後に[[プレミアム殿堂]])

***2006年3月15日 [#bb71b1e8]
-[[《ヘル・スラッシュ》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《ロスト・チャージャー》]](後に[[プレミアム殿堂]])

***2006年4月15日 [#q75c8ad1]
-[[《炎槍と水剣の裁》]](後に[[プレミアム殿堂]])(2016年2月1日付で[[殿堂解除]])

***2007年11月15日 [#c125b89a]
-[[《クローン・バイス》]] 
-[[《予言者マリエル》]] 

***2008年4月15日 [#s193c6be]
-[[《魂と記憶の盾》]]
-[[《アクア・ハルカス》]](2016年2月1日付で[[殿堂解除]])
-[[《パシフィック・チャンピオン》]](2016年2月1日付で[[殿堂解除]])
-[[《インフェルノ・ゲート》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《インフィニティ・ドラゴン》]]
-[[《超竜バジュラ》]]
-[[《母なる大地》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《呪紋の化身》]](後に[[プレミアム殿堂]])

***2008年10月15日 [#gaa51e1b]
-[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]](後に[[プレミアム殿堂]])(2016年2月1日付で''殿堂入りに降格'')
-[[《バジュラズ・ソウル》]]

***2009年4月15日 [#oa49da46]
-[[《母なる紋章》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《英知と追撃の宝剣》]]
-[[《ソウル・アドバンテージ》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]](2016年2月1日付で[[殿堂解除]])

***2009年12月19日 [#e2b43dd2]
-[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]](2017年1月30日付で[[殿堂解除]])
-[[《インフェルノ・サイン》]]

***2010年5月15日 [#x32cdd7d]
-[[《パラダイス・アロマ》]]
-[[《蒼狼の始祖アマテラス》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《龍仙ロマネスク》]](2018年1月29日付で[[殿堂解除]])
-[[《エンペラー・キリコ》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《スパイラル・ゲート》]]

***2011年1月15日 [#j8424562]
-[[《光牙忍ハヤブサマル》]]
-[[《ラッキー・ダーツ》]]
-[[《転生プログラム》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《ハイドロ・ハリケーン》]]
-[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]
-[[《龍神ヘヴィ》]](2016年2月1日付で[[殿堂解除]])
-[[《威牙の幻ハンゾウ》]]
-[[《邪神M・ロマノフ》]](後に[[プレミアム殿堂]])

***2011年7月23日 [#hbf2e864]
-[[《ダンディ・ナスオ》]]
-[[《斬隠オロチ》]]
-[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]
-[[《王機聖者ミル・アーマ》]](2016年9月15日付で[[殿堂解除]])
-[[《天雷の導士アヴァラルド公》]](2018年1月29日付で[[殿堂解除]])
-[[《再誕の社》]]

***2012年3月15日 [#j786ed61]
-[[《カラフル・ダンス》]]

***2012年8月11日 [#dbb45ba0]
-[[《ボルバルザーク・エクス》]]
-[[《次元流の豪力》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《ビックリ・イリュージョン》]]

***2013年3月15日 [#zd12b5ef]
-[[《セブンス・タワー》]]
-[[《ミラクルとミステリーの扉》]](後に[[プレミアム殿堂]])

***2013年6月22日 [#ubf9474d]
-[[《ホーガン・ブラスター》]]
-[[《獰猛なる大地》]]
-[[《アクア・メルゲ》]]
-[[《カモン・ピッピー》]]

***2014年3月15日 [#h22c0278]
-[[《ガチンコ・ルーレット》]]
-[[《ポジトロン・サイン》]]
-[[《希望の絆 鬼修羅》]]
-[[《パーロックのミラクルフィーバー》]]
-[[《盗掘人形モールス》]]

***2014年5月24日 [#y5dab8ca]
-[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]
-[[《疾封怒闘 キューブリック》]]
-[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]
-[[《予言者ローラン》]](2016年2月1日付で[[殿堂解除]])
-[[《デビル・ドレーン》]]
-[[《陰陽の舞》]]

***2015年3月14日 [#h7ca2fd6]
-[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]
-[[《ミステリー・キューブ》]]

***2015年6月15日 [#ife6f3b7]
-[[《魔天降臨》]]
-[[《鎧亜戦隊ディス・マジシャン》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《ヒラメキ・プログラム》]]
-[[《暴龍警報》]]

***2015年9月19日 [#yafff885]
-[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]([[プレミアム殿堂]]から降格)

***2015年12月15日 [#vf2c533c]
-[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]

***2016年2月1日 [#ma93cc73]
-[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]([[プレミアム殿堂]]から降格)

***2016年2月28日 [#oec12971]
-[[《無双恐皇ガラムタ》]]
-[[《奇跡の精霊ミルザム》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]/[[《極・魔壊王 デスゴロス》]]

***2016年9月15日 [#t85a9c23]
-[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]/[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]/[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]
-[[《フェアリー・ギフト》]]
-[[《フォース・アゲイン》]]

***2016年12月16日 [#kd2beb0c]
-[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]/[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]

***2017年2月26日 [#g100b7be]
-[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]
-[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]
-[[《常勝ディス・オプティマス》]]
-[[《復讐 ブラックサイコ》]]
-[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]

***2017年7月8日 [#t2c71bad]
-[[《S級原始 サンマッド》]]
-[[《アラゴト・ムスビ》]]
-[[《スクランブル・チェンジ》]]
-[[《魔龍バベルギヌス》]]
-[[《大勇者「鎖風車」》]]
-[[《目的不明の作戦》]]

***2018年3月1日 [#oc763ea8]
-[[《裏切りの魔狼月下城》]]
-[[《龍素知新》]]
-[[《超次元ガロウズ・ホール》]]
-[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]
-[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]
-[[《単騎連射 マグナム》]]
-[[《音精 ラフルル》]]

***2018年7月14日 [#aead2603]
-[[《次元の霊峰》]]
-[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]
-[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]
-[[《プラチナ・ワルスラS》]]
**解説 [#i2e98344]
これらのカードは1枚のみでも充分に機能するものが多く、[[プレミアム殿堂]]入りしていないものは今なお多くの[[デッキ]]に投入されている。ただし1枚だけなので、デッキの核になるカードは[[山札]]から[[サーチ]]したり、[[マナ]]・[[墓地回収]]、[[リアニメイト]]など使用法を工夫する必要がある。

[[《サイバー・ブレイン》]]や[[《アクアン》]]等、1枚制限になったことで運要素が強まったとしてかえって非難を受けるカードもある。この2枚は低コストで場や相手の状況に影響されず膨大な[[アドバンテージ]]を稼げるため、後に[[プレミアム殿堂]]入りを余儀なくされた。

1枚になって[[さらに凶悪性を>《無双竜機ボルバルザーク》]][[増したカード>《エンペラー・キリコ》]]は他にも存在するが、いずれも[[プレミアム殿堂]]している。

逆に、1枚のみではほとんど、場合によっては全く機能しないカード(例:複数枚絡めることで初めて強力になる[[《クローン・バイス》]])は、デッキに入ることがほとんどないため、実質的にプレミアム殿堂入りしたことと同じ扱いである。

殿堂指定されるカードは、例外も存在するが、大きく以下のタイプに分かれると言えるだろう。

1.1枚で膨大な[[アドバンテージ]]を生み出すカード
-[[《サイバー・ブレイン》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《アストラル・リーフ》]]
-[[《ストリーミング・シェイパー》]]
-[[《アクアン》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《炎槍と水剣の裁》]](後に[[プレミアム殿堂]]→[[殿堂解除]])
-[[《龍仙ロマネスク》]] (後に[[殿堂解除]])
-[[《ハイドロ・ハリケーン》]]
-[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]
-[[《ボルバルザーク・エクス》]]
-[[《セブンス・タワー》]]
-[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]
-[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]
など

2.対処が困難な[[フィニッシャー]][[カード]]
-[[《無双竜機ボルバルザーク》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《超竜バジュラ》]]
-[[《パシフィック・チャンピオン》]](後に[[殿堂解除]])
-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]] (後に[[殿堂解除]])
-[[《エンペラー・キリコ》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《邪神M・ロマノフ》]] (後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]
など

3.強力な[[コスト踏み倒し]]カード
-[[《母なる大地》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《母なる紋章》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《インフェルノ・サイン》]]
-[[《転生プログラム》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《ミラクルとミステリーの扉》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《ホーガン・ブラスター》]]
-[[《獰猛なる大地》]]
-[[《ミステリー・キューブ》]]

4.低コスト[[除去]][[カード]]
-[[《魂と記憶の盾》]]
-[[《スパイラル・ゲート》]]
-[[《疾封怒闘 キューブリック》]]

5.コスト設定を軽くなされたハンデスカード
-[[《スケルトン・バイス》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《クローン・バイス》]] 
-[[《ソウル・アドバンテージ》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《裏切りの魔狼月下城》]]

6.試合を大きく優位にする[[システムクリーチャー]]
-[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]](後に一時期[[プレミアム殿堂]]→その後再び[[殿堂入り]])
-[[《インフィニティ・ドラゴン》]]
-[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]](後に[[殿堂解除]])
-[[《王機聖者ミル・アーマ》]](後に[[殿堂解除]])
など

7.[[汎用性]]が高く、コストの割に強力な[[cip]]持ち[[クリーチャー]]
-[[《エメラル》]]
-[[《蒼狼の始祖アマテラス》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《龍神ヘヴィ》]](後に[[殿堂解除]])
-[[《威牙の幻ハンゾウ》]]
-[[《光牙忍ハヤブサマル》]]
-[[《ダンディ・ナスオ》]]
-[[《次元流の豪力》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《カモン・ピッピー》]]
など

8.特定のカード、デッキと異常に[[シナジー]]するカード
-[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]
-[[《パラダイス・アロマ》]]
-[[《ラッキー・ダーツ》]]
-[[《斬隠オロチ》]]
-[[《カラフル・ダンス》]]
-[[《ビックリ・イリュージョン》]]
-[[《アクア・メルゲ》]]
-[[《予言者ローラン》]](後に[[殿堂解除]])
-[[《デビル・ドレーン》]]
-[[《陰陽の舞》]]
-[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]
-[[《鎧亜戦隊ディス・マジシャン》]](後に[[プレミアム殿堂]])
など

9.比較的強力な[[ロック]]系の能力持ちのカード
-[[《予言者マリエル》]]
-[[《呪紋の化身》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《単騎連射 マグナム》]]
-[[《音精 ラフルル》]]
など

10.[[ピーピング]]系[[ライブラリアウト]][[呪文]]
-[[《ヘル・スラッシュ》]](後に[[プレミアム殿堂]])
-[[《ロスト・チャージャー》]](後に[[プレミアム殿堂]])
など

11.ゲーム開始時から[[バトルゾーン]]に存在する特殊な[[カード]]
-[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]
-[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]/[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]

※これらは''発売日当日に殿堂入り''しており、元々1枚しか使わない事を前提にしたデザインである。

-この[[ルール]]は[[公式大会]]と[[公認大会]]において適用されるものなので、それら以外の時に対戦する場合ではこれらのカードがデッキに複数枚入っていても問題はない。ただし、当然ながらほとんどの[[プレイヤー]]はこのルールを遵守してデッキを組んでいるため、もしこのルールに対応していないデッキを使って対戦を申し込むのであれば事前に相手の了承を得ておくのが望ましい。また、非公認大会であってもこのルールを適用する大会は多い。事前のルール確認は必ず行うべきだろう。

-殿堂入りの目的は主に[[トップメタ]][[デッキ]]の淘汰、弱体化だが、大会ではまず見かけないような[[ファンデッキ]]もその煽りを受けてしまうことがある。しかし、そのような事態もカードゲームを続けていくに当たっては仕方のないことである。

-「殿堂入りするくらいなら最初から作るな」という意見も多く聞かれる。しかし、メーカーとしては拡張パックの売り上げのために少しずつ新しく出るカードの性能を上げていかなければならず、それが結果としてパワーカードの出現や[[インフレ]]につながり、殿堂入りカードを生むことになっている。また、後に出たカードとの相性や[[カードプール]]の増加によって突然強化されてしまうこともある。どの道、殿堂入りカードはこれからも少しずつ増えていくだろう。&br;とは言え、殿堂入りには[[環境]]を切り替え、ゲーム性の変化をもたらす作用もあるので、こちらは1枚制限で使われるということに意味もあり、単なる規制ととらえず好意的に解釈するのがよい。

-殿堂入り施行当初は、[[デュエルロード]]では殿堂入りルール実施店舗と実施していない店舗が分かれていた。もちろん実施していなかった店舗では相も変わらず[[《アストラル・リーフ》]]が暴れ続けていた(>[[【リーフボルバル】]])。現在はもちろんすべての[[公認大会]]・[[公式大会]]で殿堂ルールに準拠する。

-上記の8の枠の入るカードは殿堂入り当時、あまり環境で活躍していなかったという点はある。これは次のエキスパンションと組み合わせることで凶悪化するということから予め[[殿堂入り]]していると考えられる。例えば[[《ビックリ・イリュージョン》]]は殿堂入りした当時は何故殿堂入りしたのかと疑問の声が多かったが、[[アタック・チャンス]]の登場によりその原因が明らかとなった。このように誰も予想できないような[[殿堂入り]]カードを[[《ビックリ・イリュージョン》]]から「ビックリ枠」と呼ばれることがある。
--[[《暴龍警報》]]はこの「ビックリ枠」の最たる例であるが、通常[[エキスパンション]]産のカードとしては9か月という異例の速度での[[殿堂入り]]であった。[[カードゲーマー]]で1年先を見越してカードをデザインしているとインタビューに答えていた記事もあるため、あまりにも早すぎるこの規制は波紋を呼んだ。

-殿堂入りと言う名目上、長らくの間規制解除は行われてこなかった。[[革命編]]に入ってからは[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]の殿堂入り格下げをきっかけに[[殿堂解除]]が行われるようになった。

-[[革命ファイナル]]は唯一、全ての通常[[エキスパンション]]から1年未満で[[殿堂入り]]となったカードが収録されているシリーズである。([[DMR-21>DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]発売から''275日''で殿堂入りとなった[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]、[[DMR-22>DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]発売から''294日''で殿堂入りとなった[[《スクランブル・チェンジ》]]、[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]発売日''当日''に殿堂入りになった[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]/[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]])

-プレミアム殿堂に指定されることを「温泉行き」「温泉送り」などとも呼ぶことから、殿堂入りに指定されることを「足湯」と呼ぶことがある。

-[[デュエル・ジャック!!]]では「スーパースター(即ち[[フィニッシャー]])は[[デッキ]]に1枚ということ」と例えられているが、実際には[[フィニッシャー]]というよりは[[デッキ]]の潤滑油的な存在のカードが大半を占める。

**参考 [#v166ea10]
-[[殿堂レギュレーション]]
-[[プレミアム殿堂]] 
-[[プレミアム殿堂コンビ]]
-[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]
-[[殿堂解除]]
-[[殿堂ゼロデュエル]]
-[[用語集]]