#author("2018-09-19T18:52:23+09:00","","")
#author("2018-10-24T19:15:27+09:00","","")
*&ruby(ゼロ){侵略ZERO}; [#g07080f3]

[[DMR-22>DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]で登場した[[能力語]]。読みは漢字・英字含めて「ゼロ」。
初登場時点では、相手の[[ターン]]中に相手が特定の行動を行っていれば、その[[ターン]]の終わりに自身を[[バトルゾーン]]に出すことができる。
[[闇]][[文明]]の[[クリーチャー]]、[[呪文]]、[[D2フィールド]]が持ちうる。[[クリーチャー]]の場合は[[種族]]に[[ソニック・コマンド]]を持つ。

|ZERO(ゼロ)の侵略 ブラックアウト LC 闇文明 (6)|
|クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者ZERO 7000|
|W・ブレイカー|
|侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|
|このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊する。|

#hr
|禁断の月 ドキンダムーン P 闇文明 (6)|
|D2フィールド|
|侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このD2フィールドを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|
|このD2フィールドがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。&br;(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)|
|Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、ソニック・コマンドを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。|

相手の[[ターン]]中に、相手の行動によって[[トリガー]]する[[能力]]のため、基本的には相手の行動に大きく依存する[[能力]]である。
似た[[能力]]である[[G・ゼロ]]と[[リベンジ・チャンス]]よりも誘発条件とタイミングが若干シビアになっており、両者との大きな違いとしては「誘発タイミングが相手の[[ターン]]終了時」であること、「[[クリーチャー]]の場合[[召喚]]扱いにならない」ことが挙げられる。

//なお、[[DMR-22>DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]時点でこの[[能力]]を有するのが以下に記述する4種類のカードであり、すべて[[闇]][[文明]]である。今後同じ[[能力]]を持つ[[カード]]が登場した場合、上記の特徴が当てはまらなくなる可能性も考慮しておきたい。

-原則、カードを使ったことにならない。つまり、[[召喚]]や[[展開]]扱いにならず、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]等の[[召喚]]を禁止する[[能力]]の対象とならない。ただし、[[呪文]]の場合は[[唱える]]扱いにはなる。これは[[呪文]]の性質上仕方がない。

-[[ターン終了ステップ>ターンエンド]]の開始時に使用宣言する必要はなく、ターン終了ステップにおける非アクティブプレイヤー側の処理が回ってきてはじめて使用宣言する。ただし、ターン終了ステップの開始時に手札にあることが証明できる侵略ZEROしか使用宣言不可能(2018/08/24事務局正式回答)。

-[[侵略]]の名を冠しているが、登場時点でこの[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は非[[進化]]であり、[[《禁断の月 ドキンダムーン》]]にいたっては[[クリーチャー]]ですらない。また、[[能力]]もあちらは[[攻撃]]すれば[[コスト踏み倒し]]と能動的にできたのに対し、こちらは相手の[[コスト踏み倒し]]に反応する受動的な[[能力]]となっている。
--この事から、革命ファイナルに登場して現環境にて猛威を奮っている[[革命チェンジ]]に対する明らかなメタ能力である事が伺える。

-実にカウンター的な性能を発揮するが、カウンターの金字塔である[[《終末の時計 ザ・クロック》]]との併用は事実上不可能。[[【カウンターマッドネス】]]の[[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]との併用も困難等、従来の代表的なカウンターデッキとの併用が難しくなっている。

-侵略ZEROトリガーするのはターンの終わりなので、[[1ショットキル]]には非常に弱い。《ZEROの侵略 ブラックアウト》の効果判明時点では[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を主軸としたデッキが隆盛を極めていたため、「ターンの終わりが来ない」という理由で《ブラックアウト》は過小評価されていた。
--実際、運用に際してはタッパーなどの[[S・トリガー]]でターンを凌ぐ必要があるだろう。

-[[進化GV]]等と同じく、''「侵略ZERO」と書いて「ゼロ」と読む''。とはいえ、公式動画での[[Deadman]]やアニメでの[[勝太>切札 勝太]]などはそのまま「しんりゃくゼロ」と読んで紹介していた。しかも、デュエマTVに至っては実物のカードで「ゼロ」と振り仮名が振ってある所を、字幕ではわざわざ「しんりゃくゼロ」に書き直していた。
--そもそも、「[[かくめいチェンジ>革命チェンジ]]」に対抗する能力なのだから「しんりゃくゼロ」と読むのが自然であるし、実際字面ではそうなっている。それに、「[[G・ゼロ]]」や「[[革命0トリガー]]」など既に「ゼロ」を含む用語が存在しているため、「ゼロ」だけでは混同するのが必至である。上記のように公式媒体でさえ「しんりゃくゼロ」と読み直しているのを見ると、もはやネーミングミスと言わざるを得ない。
//おそらく開発も「侵略ZERO(しんりゃくゼロ)」のつもりで名前を付けていたのであろうとうかがえる。

-[[マナチャージ]]を一切行わず、[[手札]]に溜まった侵略ZERO[[クリーチャー]]を大量展開し[[1ショットキル]]を行う戦法は「''ゼロチャージキル''」と呼ばれ、[[バサラ]]が使用する他、[[DMR-22>DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]のパッケージにもその名が記載されている。だが能動的に[[手札交換]]や相手の[[コスト踏み倒し]]の誘発が一切できない完全に運と相手任せの戦略であるため、それらのプッシュとは裏腹に成功率は低い。

-実際のゲームでゼロチャージキルを実現したいなら、最低でも[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]2体と他の侵略ZEROアタッカー2体の計4体が必要となる。[[《S級不死 デッドゾーン》]]等の[[侵略]]で打点を増やしたり[[《禁断の月 ドキンダムーン》]]で[[ソニック・コマンド]]を釣れた場合はより少なくて済む。いずれにせよ実際にそれらが早期に[[手札]]に揃う確率は低いので、今後の侵略ZERO持ちの増加に期待したい。

-当然相手が[[コスト踏み倒し]]を行わなければゼロチャージキルのしようがないが、逆に言えば何[[ターン]]目であっても自分の手札が揃い、かつ相手が[[コスト踏み倒し]]さえすれば返しに[[1ショットキル]]を行える可能性もある。確率は非常に低いが、相手が[[《ラッキー・ダーツ》]]で[[コスト踏み倒し]][[呪文]]を唱え、[[クリーチャー]]を踏み倒した返しに[[1ターンキル]]を決めることもあり得なくはない。

-メディアでは[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を失った[[バサラ]]の新たな戦法として登場。VSRF第24話ではゼロチャージキル戦法によりかつての3ターンキルすら上回る2ターンキルで[[百獣 レオ]]を倒した。

**侵略ZEROを持つカード [#s8d64dd7]
-[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]
-[[《黒速 The ZERO》]]
-[[《禁断の月 ドキンダムーン》]]
-[[《ZEROの暴走 デッドリー・ハイウェイ》]]
-[[《轟獣X ゲリランチャー》]]
-[[《ZERO ハンド》]]

**関連カード [#qa1ce6b7]
*侵略ZEROに関連する効果を持ったカード [#rfca8431]
***侵略ZEROに関連する効果を持ったカード [#rfca8431]
-[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]/[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]

**参考 [#u7e41e95]
-[[用語集]]
-[[侵略]]
-[[侵略者ZERO]]
-[[コスト]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[リベンジ・チャンス]]