#author("2018-07-22T05:31:41+09:00","","") *禁断クリーチャー [#e4e79537] [[禁断の鼓動]]と共に登場した、新しいタイプの[[クリーチャー]]。 [[特殊タイプ]]「[[禁断]]」を持つ[[カード]]は、[[鼓動]]と[[クリーチャー]]の2面を持つ両面カード、ないしは[[クリーチャー]]面のみを持つ片面カードである。 両面カードであっても、[[超次元ゾーン]]の8枚ではなくメインデッキの40枚のうちの1枚として[[デッキ]]を構築する。 当然、両面カードが[[山札]]にあってはゲーム開始時に弊害が生じるため、ゲーム開始時の所定位置が[[鼓動]]面に記載されている。 原則として、[[禁断の鼓動]]として所定枚数の[[封印]]を伴いながら[[バトルゾーン]]に登場、ないしは既に存在し、[[封印]]をすべて外して[[禁断解放]]させることでこの状態となる。片面カードの場合は禁断クリーチャーとして直接[[封印]]された状態で出る。 現時点ではプレビューとして登場した[[《禁断》]]同様に、すべての禁断クリーチャーが[[種族]]を有しておらず、[[火]][[文明]][[単色]]で構成されている。 |禁断のドキンダム P 火文明 (9)| |禁断クリーチャー:(種族なし) 9999| |W・ブレイカー| |このクリーチャーが禁断解放した時、相手のパワー6666以下のクリーチャーを1体破壊する。| |このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分のシールドをひとつ相手に選ばせ、墓地に置く。| |このカードがバトルゾーン、自分の墓地、または自分の手札以外のゾーンにあれば、墓地に置く| |BGCOLOR(white):禁断解放前⇒[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]| |禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜 SR 火文明 (4)| |禁断クリーチャー:(種族なし) 9999| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、封印を3つ付ける。| |このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を2つ付ける。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)| 両面カード版は月刊[[コロコロコミック]]2016年1月号[[付録>プロモーション・カード]]で初登場。 片面カード版は[[DMX-23>DMX-23 「奥義伝授!! デッキLv.マックスパック」]]で初登場した。 [[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート・クリーチャー]]とは異なり、原則として[[超次元ゾーン]]には一切関与しない。 [[《禁断のドキンダム》]]は[[状況誘発]]によって[[バトルゾーン]]・[[墓地]]・[[手札]]以外の[[ゾーン]]に存在できない。また、[[バトルゾーン]]を[[離れる]]と[[シールド]]をひとつ犠牲にしなければならなくなる。 [[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]に至っては、[[バトルゾーン]]以外の[[ゾーン]]にあると、[[常在型能力]]による敗北回避を伴わなければ、[[状況誘発]]によって必ず敗北するという致命的な[[特殊敗北条件]]を持ちあわせている。 このように、基本的に許可された[[ゾーン]]にしか存在できない点は[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート・クリーチャー]]と似通っている。しかし、例外的に他の[[ゾーン]]に留まることが可能といえば可能ではある点は、同じ両面カードとしては根本的に異なっているといえる。 [[《禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜》]]は片面カード故に、両面カード版と比較すると[[ゾーン]]の制約がなくなっている。しかしせっかく自身の[[封印]]をすべて解いても、出し直すだけでまた[[封印]]が課せられるため、「デメリットの代わりにアドバンテージを稼ぐ」というデザインでは共通しているといえる。 **両面カード版のルール [#jc833d65] -[[バトルゾーン]]にある場合は、[[鼓動]]・[[クリーチャー]]いずれかの片面のみを参照するが、[[バトルゾーン以外の場所]]にある場合は、必ず両面が参照される。 --例えば、[[《禁断のドキンダム》]]を[[鼓動]]面である[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]の面だけを参照させる形で[[マナゾーン]]に置く&bold(){ことはできない}。即座に[[クリーチャー]]面である[[《禁断のドキンダム》]]の[[状況誘発]]が参照されて[[墓地送り]]となる。 -[[バトルゾーン]]以外の場所に移動する場合は、基本的に[[サイキック]]や[[ドラグハート]]ではない、[[クリーチャー]]一般と同様の移動の仕方を行う。[[《禁断のドキンダム》]]のように移動先次第では移動した上でさらに[[ゾーン]]を変更するような[[カード]]も存在する。 -[[禁断解放]]して[[裏返す]]時、[[鼓動]]に[[タップ]]・[[アンタップ]]の位相の概念は存在しないため、正位置である[[アンタップ]]状態で登場する。 -[[ルール]]上、[[禁断の鼓動]]として出した時点で「[[バトルゾーン]]に出た」扱いとなり、[[禁断の鼓動]]として元々[[バトルゾーン]]に存在する場合は「[[バトルゾーン]]に出たという概念そのものが存在しない」ため、下記の通りになる。 -[[召喚酔い]]について --ゲーム開始後に、[[鼓動]]として[[バトルゾーン]]に出した[[ターン]]中に[[封印]]をすべて外して[[禁断解放]]し、[[裏返し>裏返す]]た場合、その禁断クリーチャーは[[召喚酔い]]している状態となるが、そのターンより前から[[禁断の鼓動]]としてバトルゾーンに出ていたものが[[禁断解放]]した場合は、[[召喚酔い]]はしない。 --ゲーム開始時から[[鼓動]]として[[バトルゾーン]]に存在する場合は、元々[[バトルゾーン]]にいたということで[[召喚酔い]]は発生しない。 -[[cip]][[能力]]について --[[禁断解放]]して[[クリーチャー]]になっても、「[[バトルゾーン]]に出た」扱いとならない。 ---例1.[[バトルゾーン]]に自分の[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]がいる状態で自分の[[鼓動]]を[[禁断解放]]させて[[クリーチャー]]にしても、[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]の[[cip]][[能力]]は発動しない。 ---例2.バトルゾーンに相手の[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]がいる状態で自分の[[鼓動]]を[[禁断解放]]させて[[クリーチャー]]にしても、《永遠のリュウセイ・カイザー》の強制[[タップイン]]能力に引っ掛からない。 **その他 [#q26b5c0f] [[手札]]等からそのまま[[召喚]]して呼び出せる[[コスト]]の範囲内であれば、[[鼓動]]を介さずクリーチャーの面から[[召喚]]することも可能といえば可能であり、その場合は「[[バトルゾーン]]に出た」扱いとなって[[召喚酔い]]もする。ほぼ[[クリーチャー]]一般と同じ扱いと考えて問題ない。 **参考 [#z04bc7da] -[[用語集]] -[[禁断]] --[[禁断の鼓動]] -[[クリーチャー]] -[[禁断解放]] -[[裏返す]] -[[《禁断のドキンダム》]]