#author("2019-01-05T05:29:58+09:00","","") *火力 [#k0239022] 一定の[[パワー]]以下の[[クリーチャー]]を[[破壊]]する[[除去]][[効果]]の俗称。[[火]][[文明]]に多く見られる。 [[呪文]]による効果のみならず、[[クリーチャー]]の[[cip]][[能力]]などによるものも含まれる。 火力は、対象の取り方によって概ね以下の4種類に大別できる。 -単体火力:パワー○○以下のクリーチャーを1体破壊する。 -複数火力:パワー○○以下のクリーチャーを○体まで破壊する。 -全体火力:パワー○○以下のクリーチャーを全て破壊する。 -割り振り火力:パワーの合計が○○以下になるように好きな数選び、破壊する。 [[パワー]]ではなく[[コスト]]を参照するものも存在する。そちらについては[[コスト火力]]の項を参照されたし。また、特定の[[クリーチャー]]が持つ[[パワー]]以下を[[破壊]]するというものもある。 ***単体火力 [#ibaaa491] |クリムゾン・ハンマー C 火文明 (2)| |呪文| |相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。| #hr |フレイムバーン・ドラゴン P 火文明 (6)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン 5000| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体、破壊してもよい。| ***全体火力 [#v335e398] |サウザンド・スピア R 火文明 (6)| |呪文| |パワー4000以下のクリーチャーをすべて破壊する。| ***割り振り火力 [#kb0bcad6] |地獄万力 R 火文明 (7)| |呪文| |相手のクリーチャーを、パワーの合計が8000以下になるように好きな数選び、破壊する。| ***単体火力(特定カードのパワーから) [#d28e3f69] |ブーストグレンオー UC 火文明 (5)| |サイキック・クリーチャー:フレイム・モンスター/ハンター 3000| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手の、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーを1体破壊する。| 指定された[[パワー]]などを入れて「○○火力」ということもある。 例えば[[《クリムゾン・ハンマー》]]は「2000火力」、[[《サウザンド・スピア》]]は「全体4000火力」など。 全体火力は[[アンタッチャブル]]も[[破壊]]できるが、[[自分]]の[[クリーチャー]]も巻き込まれることがあるので注意。 -火力で[[破壊]]することを俗に「[[焼く]]」という。特に[[ファイアー・バード]]を焼くことを「焼き鳥にする」という。 -2000火力には[[カード名]]に「クリムゾン」と付くものが多い。これは[[DM-01>DM-01 第1弾]]の[[《クリムゾン・ハンマー》]]から派生したカードである。&br;しかし、同弾の[[《クリムゾン・ワイバーン》]]から派生したカードも多く、必ず火力を現す名前という訳でもない。&br;ちなみに「クリムゾン」(crimson)とは「濃赤色、深紅色」という意味で、威厳の象徴でもある。 -テキストに数値が明記されている火力の最大値は[[《希望の覇王 鬼丸「刀」》]]の13000。 実現可能な最大火力は、[[《雷刃 ブシドー・スピリット》]]を[[クロス]]した[[《武闘将軍 カツキング》]]の[[攻撃]]時に放たれる[[∞>無限]]となる。 -[[効果バトル]]も[[パワー]]を参照して[[除去]]する点では火力と同じで、比較されることがある。この[[効果バトル]]の存在のためか、[[クリーチャー]]の[[パワー]]を元にする火力は[[バトルゾーン]]以外の[[クリーチャー]]から参照する場合が多い。 -[[《ダブルソード・レッド・ドラゴン》]]のように、他にないような特殊な火力も一部に存在する。 -[[火]][[文明]]の火力ほどではないが、他の[[文明]]にも[[マナ送り]]・[[バウンス]]・[[シールド送り]]・[[山札送り]]で[[パワー]]や[[コスト]]を参照するものが存在する。 -デュエルマスターズには元となった[[Magic:The Gathering]]と違って「ダメージ」という概念がないので、例えばパワー4000のクリーチャーに2000火力を2発打ち込んで破壊する、などということはできない。このような状態では火力よりも[[パワー低下]]が有位にあると言える。ただ[[破壊]]できる範囲が広がるため、[[パワー低下]]自体との相性はいい。 -火文明を象徴する能力であると同時にパワーやコストを参照するが故に[[マナ送り]]や[[バウンス]]といった他の文明の除去カードと比べて範囲が狭くなる事が多々ある。実際他の文明の同コスト、あるいはそれより低いコストのカードと比べて有効範囲が狭くなっているケースが多い。 --特に[[破壊]]除去を十八番とする[[闇]]文明との差は顕著。[[《火焔特攻弾》]]に対する[[《デッドリー・ラブ》]]、[[《ドリル・トラップ》]]に対する[[《デーモン・ハンド》]]と文明以外は下位互換になるカードが非常に多い。 --[[自然]]文明の[[マナ送り]]や[[水]]文明の[[バウンス]]のように除去で送る文明特有のゾーンが他文明ほど定まっていないのも理由の一つだろう。 -[[インフレ]]によって[[クリーチャー]]の基礎[[パワー]]が上昇していくと、火力呪文の有用性も次第に下がっていく。定番だった[[《地獄スクラッパー》]]の採用率もすっかり落ちてしまった。 --特にMTGとは違って上記のように重ね撃ちできない、プレイヤーにダメージを飛ばせない、[[コンバット・トリック]]に使えないなど欠点が目立つ。[[《スチーム・ハエタタキ》]]のようなカードも作られているが、これでもいまひとつな評価に留まっている。 ***火力カードの例 [#mcc24bfd] -単体火力 --[[《クリムゾン・ハンマー》]] --[[《フレイムバーン・ドラゴン》]] --[[《クリムゾン・ライフル》]] -複数火力 --[[《爆進メガバースト》]] --[[《神羅ドラグ・ムーン》]] --[[《魔弾 ソード・ランチャー》]] //《ダブルソード・レッド・ドラゴン》は単純な複数火力ではなく、複数火力と割り振り火力を混ぜたような特殊な火力なので、例としては不適切だと思います。《魔弾 ソード・ランチャー》もやや微妙ですが… -全体火力 --[[《サウザンド・スピア》]] --[[《スーパーバースト・ショット》]] --[[《ハンマー・ストライク》]] --[[《ミリオン・スピア》]] --[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]] -割り振り火力 --[[《地獄万力》]] --[[《スーパー炎獄スクラッパー》]] --[[《超銀河竜 GILL》]] --[[《インフェルノ・シザース》]] -特定カードのパワーを元にした火力 --[[《ボルスレッド・ファイアー・ドラゴン》]] --[[《ブーストグレンオー》]] --[[《天守閣 龍王武陣》]] --[[《革命の鉄拳》]] -その他の特殊な火力 --[[《ダブルソード・レッド・ドラゴン》]] --[[《ドラゴン・シャウト》]] --[[《轟く侵略 レッドゾーン》]] **参考 [#na0992ac] -[[用語集]] -[[除去]] -[[パワー低下]] -[[パンプアップ]] -[[コスト火力]] -[[効果バトル]] -[[パワー高低判断基準表]]