#author("2018-10-06T22:46:47+09:00","","")
*ブレイク [#mb8758c4]

[[キーワード処理]]の一つ。[[シールド]]を[[手札]]に加える事を意味する。

主に[[クリーチャー]]の[[攻撃]]によって発生する。[[クリーチャー]]が[[プレイヤー]]を[[攻撃]]して[[ブロック]]されなかった場合、[[シールド]]がブレイクされる。[[ブレイカー]]によってふたつ以上ブレイクされる場合は複数同時にブレイクを行う。

ブレイクされた[[シールド]]は[[手札]]となり、決められたタイミングで使用することが可能となる。また、[[S・トリガー]]、[[S・トリガーX]]、もしくは[[S・バック]]は、ブレイクが発生したタイミングで[[解決]]できる。
このため、[[シールド]]をブレイクされた[[プレイヤー]]には何らかの行動を起こす機会が与えられている。

また[[《ベノム・カプセル》]]や[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]など、何らかの[[カード]]の[[能力]]でも発生する場合がある。ブレイクによって[[トリガー]]する[[能力]]のために、能動的にブレイクを発生させるという[[コンボ]]も可能である。また、このように何らかの[[カード]]の[[能力]]でも発生するブレイクでふたつ以上ブレイクされる場合は、同時にブレイクが処理される。

[[ダイレクトアタック]]を通した[[プレイヤー]]が勝利となる[[ルール]]上、[[シールド]]をブレイクすればそれだけ有利になるが、同時に相手にも逆転の機会を与えることになるので、その点を留意すべきである。

-[[シールド]]を2つブレイクする[[能力]]…[[W・ブレイカー]]&br;[[シールド]]を3つブレイクする[[能力]]…[[T・ブレイカー]]&br;[[シールド]]を4つブレイクする[[能力]]…[[Q・ブレイカー]]&br;相手の[[シールド]]を全てブレイクする[[能力]]…[[ワールド・ブレイカー]]&br;自分と相手の全てのシールドをブレイクする[[能力]]…[[G・ブレイカー]]&br;となっている。

-基本的に、パワー6000の区切りでブレイク数が増えていく。ただしルールでは無く、あくまで能力欄に書いてあることを元にした話であり、[[《ダイヤモンド・フォール》]]などに書いてあるブレイク数の増加は、そのクリーチャーが存在しないと適応されないので注意。

-「打点○」、「○打点」(○はブレイクする数)と呼ばれることも多い。DM[[プレイヤー]]として、覚えていて損はないだろう。

-手札に加えるかわりに、墓地に置かせる能力も存在する。そちらは[[シールド焼却]]などと呼ばれ、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]や[[《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》]]などの一部のカードが持つ。[[墓地]]に送られた[[シールド]]は[[手札]]として使うことはできず、[[S・トリガー]]や[[S・バック]]も使えないため、一般に[[シールド焼却]]は強力な[[能力]]である。

-最初に記述してある[[《ベノム・カプセル》]]のように、[[テキスト]]中に「ブレイクする」と書いてある場合はブレイクという扱いになる。ただし、[[《エメラル》]]や[[《福腹人形コダマンマ》]]などのように単に「シールドを手札に加える」と書かれている場合は「ブレイク」という扱いではない。[[ターボラッシュ]]などブレイクにのみ反応するカードもあるので注意。

-[[《魔聖デス・アルカディア》]]など、ブレイクに反応するカードを使用する場合は、ブレイクの発生源が重要になってくる。
--例えば[[《竜装 シデン・レジェンド》]]のテキストには「そのクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする」とあるため、ブレイクの発生源は[[《竜装 シデン・レジェンド》]]をクロスしているクリーチャーとなり、[[《魔聖デス・アルカディア》]]の能力で破壊することができる。
--一方[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の攻撃時に[[《グシャット・シールド》]]を唱えた場合、[[《グシャット・シールド》]]のテキストに発生源を指定するテキストがないため、[[《魔聖デス・アルカディア》]]の能力を使用しても[[《邪眼皇ロマノフI世》]]が破壊されるようなことはない。

**参考 [#hc12e568]
-[[シールド]]
-[[攻撃]]