#author("2018-08-11T17:27:41+09:00","","")
#author("2018-08-11T17:29:21+09:00","","")
*【速攻】(デッキタイプ) [#s4798824]

序盤から積極的に攻撃し、早期に勝利するデッキのこと。
[[ビートダウン]]デッキの一種で、その中でも特に速いもの。

1、2ターン目から軽量クリーチャーを展開し、それで積極的に[[シールド]]を[[ブレイク]]し、3〜6ターンで勝利することを目指す。

クリーチャーの[[召喚]]をスムーズに行うため、デッキカラーは必然的に1〜2種類に絞られる。これは[[色]]が多くなると、序盤に必要な[[マナ]]が出せなくなる可能性が高くなるため。
5ターン前後までにコンスタントに相手を倒せるよう、ほとんどのカードは1〜3コストにして組まれる。

[[手札]]が枯渇して相手に場を[[コントロール]]される前にとどめを刺すように構成される。そのため、息切れしたときのためのカードなどはあまり採用されず、あくまでそれらを削って速さに特化した構成をとる。

[[ミラーマッチ]]対策などもかねて[[《めった切り・スクラッパー》]]などの重い[[S・トリガー]]が少量使われることは多いが、それらは手札にきてしまったら[[マナゾーン]]行きである。

-ビートダウンは[[中速]]を含む用語だが、【速攻】はその中でも特に速いものを指す。よく初心者が単なる攻撃型デッキを「【速攻】」と呼ぶことがあるが、たいていそれらは[[中速]]である。あくまで5ターン前後でコンスタントに相手を倒せるポテンシャルを持ったデッキが「【速攻】」である。

-漫画「デュエルマスターズ」で[[勝舞>切札 勝舞]]が使う[[デッキ]]には、[[《ボルシャック・ドラゴン》]]など明らかに【速攻】には入らないカードが入れられていることがあり、それが初心者に【速攻】と[[中速]]とを混同させてしまう原因だろう。
--ただし、[[コスト踏み倒し]]で出されることが多いものの、[[《デュアルショック・ドラゴン》]]のような[[ファッティ]]が使われることもある。
--更に[[革命編]]以降は[[侵略]]や[[革命チェンジ]]の登場により、[[赤単レッドゾーン]]といったコスト6以上の大型獣を採用した【速攻】デッキが数多く出現した。

-その強さの割には低予算で組めるデッキが多いのが特徴。[[ベリーレア]]以上の[[フォイル]]カードなしでも十二分に強いデッキが作れる。

-コンボデッキには5ターン前後で結着をつけるようなデッキもあるが、序盤から攻めていくデッキでないことが多く、それらを【速攻】と呼ぶことは少ない。例えば[[マッドロマノフワンショット]]は[[《邪神M・ロマノフ》]]を出すまで攻撃しないことが多い。一気に殴りきるタイプは上にあるように「○○[[1ショットキル]]」などとと呼ばれる。

-[[エピソード3]]で[[一撃奪取]]サイクルが登場したことで[[ガネージャビート]]や[[白単【速攻】]]といったタイプが新たに作られるようになった。このように、[[カードプール]]が増えることで構築が可能になった[[デッキタイプ]]は多い。

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**弱点と対策 [#ledfc516]
相手が本格的な行動に移る前に決着をつけることを前提に組まれるため、[[メタゲーム]]の影響を受けにくく、使用者も多い。
大会に出る場合それらを想定して何らかの対策は必須と言えよう。

言うまでもなく[[S・トリガー]]や[[S・バック]]、[[ニンジャ・ストライク]]、[[革命0トリガー]]などによるカウンターや[[ブロッカー]]に弱いため、それらを増量するだけで多少なりともこちらの勝率は上がる。

5、6ターンで勝負を決められなかった場合、じりじりと[[ブロッカー]]や[[殴り返し]]に押し返されて負けるのが【速攻】デッキの負けパターンなので、上手くそれにハメさせるように対策を組みたいところ。

初期の[[環境]]では[[S・トリガー]]の[[《ホーリー・スパーク》]]や[[《母なる大地》]]がよく使われた。前者は[[コントロール]][[デッキ]]相手にも有効であり、後者は自分の[[《予言者マリエル》]]を[[マナゾーン]]から呼び出すことで、相手の動きを止めるというプレイングも。現在は[[《閃光の守護者ホーリー》]]・[[《調和と繁栄の罠》]]・[[《終末の時計 ザ・クロック》]]・[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]などが主流か。

[[DM-29>DM-29 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)」]]からは大きなビート耐性を持った[[ニンジャ・ストライク]]を扱える[[シノビ]]が登場したため、それを使っても良い。

相手[[ウィニー]]を[[除去]]することも大切だが、自分がブロッカーやS・トリガーに乏しいならば[[マナブースト]]などでこちらの速度自体を上げることも肝要。マナを伸ばして、強力な[[火力]][[呪文]]を放つのもアリ。

どちらにせよ、何の対策もない展開も鈍重でブロッカーが乏しくS・トリガーもないようなデッキでは、なぶり殺しに合うだけである。

**対策 [#t5ebec73]
一般的には、[[汎用性]]の高い[[S・トリガー]]を採用する事が大きな対策になり得る。[[《アクア・サーファー》]]など、他の[[デッキ]]であっても腐りにくい[[カード]]の採用が[[事故]]も起こりにくく、リスクは低い。

しかし、[[エンペラー・キリコ]]や[[ミラクルとミステリーの扉]]など、大型[[フィニッシャー]]で場を制圧し、【速攻】の手を止める[[デッキタイプ]]もあり、[[トップメタ]]を支配しているデッキがどのような【速攻】デッキを使っても勝てない場合には【速攻】デッキの使用率は大きく減退する。

逆に[[《パシフィック・チャンピオン》]]などの、【速攻】を援護する強力なカードが登場したことで、[[《ボルカニック・アロー》]]や[[《超獣大砲》]]などのデッキタイプによってはあまり入れたくないカードを対策用に投入せざるを得なくなった時期もある。

一口に【速攻】デッキと言っても、[[パワー]]が高めで[[火力]]に強いもの([[自然]]系)、[[ドローソース]]があり息切れしにくいもの([[水]]系)など多様。
[[メタゲーム]]によって有効な対策は変化するため、ブロッカーを増量すべきなのかトリガーを増量すべきかなど限られたデッキ[[スロット]]の中でいろいろと考えて対策を練りたい。
あまりS・トリガーやブロッカーを増やしすぎると、今度はそれらの効果が薄い[[コントロール]]系デッキに対して分が悪くなる場合もあるので注意。

**その他 [#aa11205e]
-[[S・トリガー]]であり、大型[[ブロッカー]]を踏み倒せる[[《ヘブンズ・ゲート》]]はまさに[[【速攻】]]の天敵。[[除去]]するか、[[バウンス]]するか、[[《早撃人形マグナム》]]で対処するか、[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]などで[[S・トリガー]]を封じるかでもしない限り、負けパターンに陥りやすい。

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**主な【速攻】デッキとその変遷 [#oe2930a2]

*[[赤黒【速攻】]] [#y10de55e]
[[基本セット環境]]から、最軽量の3[[コスト]]の[[スレイヤー]]•[[スピードアタッカー]]を獲得するなど、恵まれた[[クリーチャー]]を多く有し、[[《クリティカル・ブレード》]]等の優秀[[除去]]もあったため、動きの遅い[[コントロール]]には優位に立てた。

しかし[[《アストラル・リーフ》]]を有する[[リーフ青単]]系の[[デッキ]]には物量作戦で敵わなかった為、[[トップメタ]]に登ることは無かった。最初の[[殿堂入り]]発表の後も、[[《地獄万力》]]や[[《地獄スクラッパー》]]などの強力な[[火力]][[呪文]]に苦しめられ、ある意味活躍出来た時期の少ない不遇の[[デッキ]]とも言える。

その後、[[戦国編]]で[[《福腹人形コダマンマ》]][[《ライラ・ラッタ》]]という2種の[[シールド回収]][[カード]]が登場。現在では[[《斬斬人形コダマンマ》]]も併せて[[《デュアルショック・ドラゴン》]]の[[S・バック]]を積極的に狙っていくという、【速攻】でありながらコンボ性の強いデッキとしてアイデンティティを確立している。

*[[【赤単速攻】]] [#w787dfda]
[[《火炎流星弾》]]の登場により、大幅に強化される。[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]が強力だった為(→[[赤単ヴァルボーグ]])、[[基本セット]]から注目されたが、[[S・トリガー]]で[[除去]]されると立て直しが効かなくなる為、採用するかは一長一短だった。採用しない型、無理に火のカードを詰めるより水を[[タッチ]](→[[赤青]])したほうが自然な構成になったことも。 

[[赤単]]専用の[[スピードアタッカー]]、[[《鬼切丸》]]および[[《タイラーのライター》]]が使用可能。[[赤単]]にこだわるのであれば、[[《ブルース・ガー》]]、[[《斬込隊長マサト》]]も採用圏内である。序盤の[[色事故]]が無く、[[《勇気の爪 コルナゴ》]]などの優秀な[[ウィニー]]が増えたことで平均パワーが上がり、単純だが止めにくい【速攻】として[[エピソード3環境]]のメタゲームで再復帰を果たす。

[[革命編]]では[[侵略]]により最速で2ターン目に[[進化]]可能な[[《音速 ガトリング》]]が登場し大幅に強化。
更に[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]及び[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]擁する[[赤単レッドゾーン]]はその圧倒的な速度とパワーで[[革命編環境]]の[[トップメタ]]に上り詰めた。

[[新デュエル・マスターズ]]では大量展開を得意とする[[《“罰怒”ブランド》]]擁する[[ビートジョッキー]]が登場した。

*[[緑単【速攻】]] [#v441b126]
[[《フェアリー・ギフト》]]の[[コスト軽減]]を生かし、[[W・ブレイカー]]化する[[《クラウド・メイフライ》]]や[[《レベリオン・クワキリ》]]、[[《寝ボケまなこのたぬ吉さん》]]を主力とする。

初期のころは[[ビーストフォーク]]をメインにした[[【速攻】]]だった。[[防御]]面は[[《深緑の魔方陣》]]などでカバーしていた。現在は[[光]]系統の[[ブロッカー]]デッキの[[メタデッキ]]として活躍している。

[[革命編]]では[[コスト]]8の[[Q・ブレイカー]]ながら最速で3ターン目に[[進化]]可能な[[《超獣軍隊 ベアフガン》]]、[[パワー]]3000ながら[[T・ブレイカー]]を持つ[[《S級原始 サンマッド》]]という異色の[[進化クリーチャー]]たちが[[環境]]で躍進した([[緑単ベアフガン]])。

*[[赤緑【速攻】]]([[ステロイド]]) [#d31b4219]
前述の[[スレイヤー]]や[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]を使った動きはできない為、[[マナブースト]]や平均[[パワー]]の高さを生かすことになる。黎明期は、他の【速攻】よりも[[マナ]]が伸びやすいことから[[《クリムゾン・ワイバーン》]]が採用されたことも。

[[戦国編]]では軽量[[マナ進化]]の[[《ブレードグレンオー・マックス》]]と[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]を得て[[トップメタ]]に台頭。

[[エピソード2環境]]では、[[緑単]]での[[《フェアリー・ギフト》]]の活用を応用し、[[コントロール]]要素を取り入れ[[中速]]気味にしたタイプが主流となる(→[[ギフトミランダ]])。[[《無頼勇騎タイガ》]]や[[《その子供、凶暴につき》]]を搭載できる点も大きい。

[[革命ファイナル]]では序盤に[[召喚]]した[[ウィニー]]と[[手札]]の[[クリーチャー]]を攻撃時に入れ替えることの出来る[[革命チェンジ]]が登場。
中でも[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]は[[重量級]]ながら[[革命チェンジ]]を駆使することで序盤での[[コスト踏み倒し]]が可能であり、結果的に並の【速攻】デッキ以上の速度で[[1ショットキル]]を決める試合が続出した。

*[[青単速攻]] [#g565ca31]
*[[【青単速攻】]] [#g565ca31]
[[基本セット環境]]から[[エピソード2]]まで、中身を変えながら[[トップメタ]]の一角を占めている[[デッキ]]。[[基本セット]]から第1次[[殿堂入り]]までは、[[《サイバー・ブレイン》]]など反則的に潤沢な[[ドロー]]を可能にする[[カード]]が4枚積みできる状態が続いていた為、[[【速攻】]]を始めとする数多くの[[デッキ]]に影響を与えた。初期の[[カードプール]]に乏しい時期には、[[《アングラー・クラスター》]]により、[[【速攻】]]でありながら[[防御]]面が確保できていたことも大きかった。

[[青単]]は大きく分けて、4世代に分類できる。
まず、強力な[[ドローソース]][[進化クリーチャー]]である[[《アストラル・リーフ》]]が[[殿堂入り]]までの第1世代([[リーフ青単]])。

次に、非常に対処が困難な[[進化クリーチャー]]である[[《パシフィック・チャンピオン》]]が[[殿堂入り]]するまでの第2世代([[パシフィック青単]])。

次いで、2[[コスト]][[サイバーロード]]の拡充により大量展開が容易となった[[《パラダイス・アロマ》]]が[[殿堂入り]]するまでの第3世代([[サイバー青単]])。

最後に、特殊な[[メテオバーン]]により恒久的な[[手札補充]]を可能とする[[《エンペラー・ベーシックーン》]]を4枚積みできる第4世代となって現在に至る。

[[DMR-12>DMR-12 「エピソード3 オメガ∞マックス」]]の発売以降では、[[《超閃機 ジャバジャック》]]を主力とした[[リキッド・ピープル]]中心の[[デッキ]]が増えてきている。

現在でも有能な低[[コスト]][[サイバー]][[進化]]は数多く存在し、一度でも[[手札補充]]をできれば、ノンストップで手裏剣のように[[クリーチャー]]を展開できる。[[《封魔ゴーゴンシャック》]]による妨害や、[[バウンス]]による[[防御]]網の突破も手軽に行える。
他の[[【速攻】]]同様、[[《温泉 湯あたり地獄》]]などの[[コスト]]参照[[除去]]には弱いが、[[【速攻】]]の中では、特別な弱点が少ない。

*[[準青単]] [#m566a5c0]
[[青単]]に[[火]]を[[タッチ]]した構成。研究されたのは[[聖拳編]]及び[[転生編]]である。[[《パシフィック・チャンピオン》]]の登場により、第2世代青単と共にこちらもトップメタへ駆け上がった。現在は[[《パシフィック・チャンピオン》]]の殿堂入りとともに衰退。

*[[黒緑【速攻】]] [#v00dbcb6]
[[神化編]]期より台頭し、以後[[トップメタ]]の一角に名を連ねている【速攻】デッキ。

疑似[[スピードアタッカー]]となれる[[《死神術士デスマーチ》]][[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]といった軽量[[墓地進化]][[クリーチャー]]を、軽量[[墓地肥やし]][[クリーチャー]]や[[自壊]]のデメリットを持った[[クリーチャー]]などのサポートで[[召喚]]する。

枯渇しやすい[[マナ]]や[[手札]]は[[自然]]によって補う。実質的に1[[マナ]]で展開できる[[《ダンディ・ナスオ》]]や[[《ジオ・ナスオ》]]、[[手札補充]]の役割を担う[[《スナイプ・モスキート》]]らの存在が大きい。[[マナ進化]][[クリーチャー]]の[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]が搭載できるのも強み。

主力の[[《死神術士デスマーチ》]]の素の[[パワー]]が1000であるため他の[[【速攻】]]に比べ[[《ローズ・キャッスル》]]などの[[全体火力>火力]]に弱い。また、速度を重視するため、[[S・トリガー]]の枠が厳しい。従って直接[[クリーチャー]]を[[除去]]する手段に乏しい。

[[墓地進化]]に目が行きがちだが[[闇]]と[[自然]]には優秀な1、2[[コスト]][[アタッカー]]が充実し、さらに[[《無頼封魔アニマベルギス》]]も採用可能なため2[[ターン]]目の2[[ブレイク]]も視野に入る。下手をすれば3ターンキルも現実的に起こり得るため、単純な速さでは[[【速攻】]]随一。

*[[青黒メルゲ墓地進化【速攻】]]([[メルゲビートダウン]]) [#gb47df07]
[[《アクア・メルゲ》]]の[[手札交換]]・[[墓地肥やし]]を軸にした[[墓地進化【速攻】]]。[[覚醒編環境]]の[[メタゲーム]]に順応する形で考案された。

【速攻】[[デッキ]]の中でもテクニカルな組み方が可能で、相手の足を重くしながらビートする事ができる。上手く嵌れば、相手の[[デッキタイプ]]によるものの何もさせないまま勝ってしまうことも可能。

その反面、[[ミラーマッチ]]や対【速攻】にて[[腐る]]札が出てきたり、[[コントロール]]相手でも[[《封魔ゴーゴンシャック》]]が[[メタ]]にならなかったりなど、他の【速攻】には無いリスクもある。現在は[[《アクア・メルゲ》]]の[[殿堂入り]]により、構築は困難。

*[[赤白【速攻】]] [#n6eec30b]
【速攻】デッキにもかかわらず【速攻】対策が十分にできるデッキ。
[[スパーク]]系統の[[呪文]]や軽量[[ブロッカー]]を採用でき、【速攻】同士の戦いで大きく優位に立つことができる。いざという時には[[《時空の守護者ジル・ワーカ》]]の[[自爆特攻]]でこじ開けたり、[[《ダイヤモンド・ソード》]]による奇襲も可能。[[聖拳編環境]]でメタの一角に存在したデッキである。

[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]][[《予言者クルト》]][[《希望の親衛隊ラプソディ》]]など、1[[マナ]][[ウィニー]]の層が厚く、[[《黙示賢者ソルハバキ》]]による展開力も魅力である。

現在では[[オリジン]]や[[ハンター]]を中心に優秀なものが多く、[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]や[[《剛厳の使徒シュライバー》]]、[[《穿神兵ジェットドリル》]]、[[《早撃人形マグナム》]]などのメタカードを有しており、マイナーではあるものの侮れない強さを誇る。

*[[白単【速攻】]] [#y873da97]
[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]や[[《剛厳の使徒シュライバー》]]を擁する[[イニシエート]]を主軸に据え、フィニッシャーとして[[《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》]]や[[《サイレンス トパーズ》]]を採用する型。

上記の[[赤白]]と同様に、[[スパーク]]系統の[[呪文]]や軽量[[ブロッカー]]が使え、[[ミラーマッチ]]に強い。こちらは[[火]]による速さの代わりに強力な[[呪文]]制限とそこそこの打点を有しており、
[[S・トリガー]][[呪文]]や[[超次元]][[呪文]]、[[《温泉 湯あたり地獄》]]等の4[[コスト]]以上の[[呪文]]だけで対策を行っている相手ならば完封することも。[[除去]][[呪文]]に強い【速攻】なので、必然的に場持ちはいい。

*[[黒単【速攻】>黒単ビートダウン]]・[[準黒単]] [#le2ef06e]
[[【速攻】]][[デッキ]]ではあるが、[[ハンデス]]を得意とする[[デッキ]]。[[墓地進化]]の優秀な[[クリーチャー]]を採用も出来る事も大きい。[[《暗黒秘宝ザマル》]]や[[《爆弾魔 タイガマイト》]]、[[《解体人形ジェニー》]]を採用出来るため、相手の[[除去]]を叩き落とせる可能性がある

[[闇]]の[[カード]]が少なからず入っている[[赤黒]]とは対象的に、こちらは[[全体除去]]に強いのが特徴。

*[[青黒]] [#s9c20e3f]
【速攻】[[デッキ]]としては珍しく、[[単色]]強化カードも軽量[[除去]]も投入されない。[[赤単]]や[[赤緑]]に対して、どうしても[[パワー]]や[[火力]]の面では劣るが、[[《腐敗電脳メルニア》]]や[[《機怪人形ガチャック》]]などの[[クリーチャー]]と、良質な[[ドロー]]でうまくカバーしている。地味ながら【速攻】対策になる[[S・トリガー]]が優秀なのもポイント。

【速攻】デッキではあるが、[[コントロール]]色の強い文明構成である二色を使っている為、他の【速攻】デッキには出来ない嫌らしさが光る。[[ビートダウン]]・[[コントロール]]どちらが来ても対処でき、[[アクアンブラック]]やメルニアを投入した[[ビートダウン]]が注目されてから長く使われてきた[[デッキタイプ]]。

*[[赤青]] [#h2090cfa]
[[青赤]]とは区別され、主に[[ガネージャビート]]と呼ばれる。[[一撃奪取]]サイクルである[[《一撃奪取 トップギア》]]・[[《一撃奪取 マイパッド》]]、及びこれらがアウトレイジであることから[[《無重力 ナイン》]]を展開することが可能。
それらを[[進化元]]に、3ターン目に[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]を出して殴ることができる。

火文明の軽量クリーチャーの展開力と水文明の手札補充で、絶え間のない【速攻】を仕掛けることができるが、全体的にパワーが低い傾向にあるので、[[全体火力>火力]]や[[《ノーブル・エンフォーサー》]]にはやや弱い。

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*【速攻】(ゲーム用語) [#y354d166]

素早く相手[[プレイヤー]]を攻める様子。「[[ビートダウン]]する」よりは速いイメージ。
デッキタイプの「【速攻】」の特徴と大まかに同じような用語だが、[[進化【速攻】]]のように、状況によってはニュアンスが変わる場合もある([[《超竜バジュラ》]]などの重量級[[進化]][[ドラゴン]]で[[ビートダウン]]したり、[[進化クリーチャー]]を一気に並べて[[1ショットキル]]を決めたりする場合など)。

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**参考 [#x9eb067d]
-[[用語集]]
-[[デッキ集]]
-[[ビートダウン]]
-[[単色【速攻】]]
--[[白単【速攻】]]
--[[青単速攻]]
--[[【青単速攻】]]
--[[黒単>黒単ビートダウン]]
--[[【赤単速攻】]]
--[[緑単【速攻】]]
-[[赤緑【速攻】]]
-[[赤黒【速攻】]]
-[[赤白]]
-[[赤青]]
--[[ガネージャビート]]
-[[準青単]]
-[[青黒]]
-[[墓地進化【速攻】]]
--[[黒緑【速攻】]]
--[[青黒メルゲ墓地進化【速攻】]]