#author("2018-08-11T17:48:05+09:00","","") *【赤単速攻】 [#v41adfb4] [[火]][[文明]]のみの[[カード]]で組まれた[[【速攻】]][[デッキ]]。 [[中速]][[ビートダウン]]もしくは[[ビッグマナ]]型に組まれた[[準赤単]]と区別するためにこのように呼ばれる。 [[デュエル・マスターズ]]黎明期より存在する由緒正しい[[デッキタイプ]]である。 |凶戦士ブレイズ・クロー C 火文明 (1)| |クリーチャー:ドラゴノイド 1000| |このクリーチャーは可能であれば毎ターン攻撃する。| |鬼切丸(おにきりまる) C 火文明 (3)| |クリーチャー:ヒューマノイド/アンノイズ 1000+| |自分のマナゾーンのカードがすべて火または無色であれば、このクリーチャーのパワーは+3000され、「スピードアタッカー」を得る。| 1[[ターン]]目から[[クリーチャー]]を[[召喚]]、[[ブロッカー]]を[[《火炎流星弾》]]などで[[破壊]]し[[攻撃]]を繰り返す。そして3〜6ターンでの早期決着を狙っていく。 *クリーチャーの主な候補 [#a97d8b7c] **1コスト [#w1387d8f] |[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]|必須。【速攻】の火付け役| |[[《螺神兵ボロック》]]|[[光]]か[[水]]がいると[[自壊]]| |[[《ブルース・ガー》]]|[[ターン]]の始めに[[アンタップ]]されない| |[[《勇気の爪 コルナゴ》]]|1[[ターン]]目に出せない[[アウトレイジ]]| |[[《音速 スパナー》]]|1[[ターン]]目に出せない[[ヒューマノイド]]| |[[《ホップ・チュリス》]]|味方[[獣>クリーチャー]]が[[攻撃]]していないと[[攻撃]]できない| **2コスト [#q937ef47] **ヒューマノイド [#f8259781] |[[《炎舌実況DJ・ショー》]]|[[ジャンケン]]に勝つと[[スピードアタッカー]]に| |[[《爆冒険 キルホルマン》]]|[[山札の上]]が[[ヒューマノイド]]か[[ドラゴン]]なら[[スピードアタッカー]]に| |[[《爆山伏 リンクウッド》]]|[[マナ武装]]3で[[ヒューマノイド]]を[[手札補充]]| |[[《爆襲 アイラ・ホップ》]]|軽量[[S・バック]][[クリーチャー]]| |[[《斬込隊長マサト》]]|[[マーシャル・タッチ]]で[[スピードアタッカー]]に| |[[《究極兵士ファルゲン》]]|[[マナ]]が少ないほど高[[パワー]]に| |[[《音速 メテオ08》]]|そのターン初めての自軍の[[攻撃]]時に[[ブロッカー]][[破壊]]| **アウトレイジ [#o93cfc92] |[[《一撃奪取 トップギア》]]|[[コスト軽減]]| |[[《戌年の縁上者 ブルドッグ》]]|[[《ノーブル・エンフォーサー》]]に引っかからない[[バニラ]]| |[[《酉年の炎上者 ポンティアック》]]|~| **その他 [#i56749ef] |[[《放浪兵エルジージョ》]]|[[デメリット]]持ち[[パワー]]4000| |[[《斬斬人形コダマンマ》]]|[[cip]]で[[シールド]]を[[手札]]に加えて[[手札補充]]。[[S・バック]]と[[シナジー]]| |[[《花美師ハナコ》]]|~| |[[《ピーカプのドライバー》]]|[[タップ能力]]で[[ブロッカー]][[除去]]| |[[《紅風の盗賊ビューラー》]]|[[手札]]を切らすと[[スピードアタッカー]]に| |[[《JK軍曹チョキパン》]]|[[ジャンケン]]で勝つと[[スピードアタッカー]]に| |[[《ライラ・ラッタ》]]|[[攻撃]]されると[[シールド]]を[[手札]]に。[[《デュアルショック・ドラゴン》]]とシナジー| **3コスト [#sc5ba425] **ヒューマノイド [#r980402a] |[[《鬼切丸》]]|3[[コスト]][[スピードアタッカー]]| |[[《音速 シュタタ》]]|~| |[[《爆炎シューター マッカラン》]]|[[マナ武装]]3の[[cip]]で[[パワー]]4000の[[強制バトル]]| |[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]]|[[cip]]で[[ブロッカー]][[破壊]]| |[[《爆熱血 ロイヤル・アイラ》]]|[[マナ武装]]3の[[cip]]で[[手札交換]]| |[[《爆鏡 ヒビキ》]]|[[呪文]][[メタ]]兼[[ランデス]]| |[[《龍覇 アイラ・フィズ》]]|軽量[[ドラグナー]]| |[[《音速 ニトロフラグ》]]|相手の[[シールド]]が2枚以下なら自軍の[[火]]の[[クリーチャー]]を[[スピードアタッカー]]化| |[[《爆煽動 アイラ》]]|そのターン初めての自軍の[[攻撃]]時に[[手札交換]]| |[[《爆煽動 バラン》]]|そのターン初めての自軍の[[攻撃]]時に3000[[火力]]| **アウトレイジ [#b0438b34] |[[《禍々しき取引 パルサー》]]|[[手札]]を全て捨てて2枚[[ドロー]]。手札がない状態なら[[《エナジー・ライト》]]に| |[[《無重力 ナイン》]]|[[アウトレイジ]]が条件の[[G・ゼロ]]| |[[《単騎連射 マグナム》]]|自[[ターン]]中限定の[[踏み倒し]][[メタ]]。[[S・トリガー獣]]などへの対策(2018/3/1より[[殿堂入り]])| **その他 [#ifddbf59] |[[《タイラーのライター》]]|3コストスピードアタッカー| |[[《ライラ・アイニー》]]|3コストスピードアタッカー。[[S・バック]]とシナジー| |[[《襲撃者エグゼドライブ》]]|[[ターン]]終了時に[[手札]]に戻る[[スピードアタッカー]]| |[[《流星のエグゼドライブ》]]|~| |[[《穿神兵ジェットドリル》]]|[[マナブースト]]対策| |[[《ブレードグレンオー・マックス》]]|3コスト[[マナ進化]]。条件付き[[火力]]| **4コスト [#z6cb2585] |[[《突風のゴーマッハ・スワン》]]|相手に[[ブロッカー]]がいれば大幅に[[コスト軽減]]する[[スピードアタッカー]]| |[[《早撃人形マグナム》]]|[[コスト踏み倒し]][[メタ]]の[[スピードアタッカー]]| |[[《その子供、凶暴につき》]]|相手の[[進化]]と[[スピードアタッカー]]を[[メタ]]りつつ低コスト獣に[[スピードアタッカー]]を与える| |[[《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》]]|味方に[[スピードアタッカー]]を与える[[スピードアタッカー]]の[[アウトレイジ]]| |[[《爆壁 ヒビキ 18y》]]|[[エスケープ]]持ちの[[スピードアタッカー]]の[[ヒューマノイド]]。[[S・バック]]とシナジー| |[[《鳳皇 マッハギア》]]|[[cip]]でコスト4以下のクリーチャーを破壊する進化獣| |[[《音速 ガトリング》]]|[[侵略]]により[[火]]の[[ヒューマノイド]]から[[タダ>コスト踏み倒し]]で[[進化]]できる[[W・ブレイカー]]| **その他クリーチャー [#d9ac3eeb] |[[《デュアルショック・ドラゴン》]]|[[S・バック]]で登場する大型。シールド回収能力と相性が良い。[[ミラーマッチ]]対策| |[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]|[[侵略]]により[[火]]のコスト3以上から[[タダ>コスト踏み倒し]]で[[進化]]。最初の[[攻撃]]の終わりに[[アンタップ]]| |[[《超音速 サイドラン》]]|[[侵略]]により[[火]]のコスト3以上から[[タダ>コスト踏み倒し]]で[[進化]]できる[[W・ブレイカー]]。[[攻撃]]の終わりに3000[[火力]]| |[[《音速 ライドン》]]|[[侵略]]により[[火]]のコスト3以上から[[タダ>コスト踏み倒し]]で[[進化]]できる[[W・ブレイカー]]。[[cip]]で[[アンタップ]]している味方を下に置けばそのターン初めての[[攻撃]]の終わりに[[アンタップ]]| |[[《龍装者 バルチュリス》]]|クリーチャーの2度目の攻撃時に[[タダ出し>コスト踏み倒し]]| |[[《“罰怒”ブランド》]]|[[マスター・B・A・D]]により1〜5[[マナ]]で召喚可能な自軍を全て[[スピードアタッカー]]にする[[W・ブレイカー]]。[[S・バック]]や[[G・ゼロ]]とシナジー| |[[《モエル 鬼スナイパー》]]|[[S・トリガー獣]]で4000[[火力]]| |[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]|[[S・トリガー獣]]で[[パワー]]7000の[[強制バトル]]。[[場>バトルゾーン]]には残らない| |[[《破壊者 シュトルム》]]|[[S・トリガー獣]]で割り振り[[火力]]6000| |[[《火焔タイガーグレンオー》]]|[[S・トリガー獣]]で[[パワー]]2000以下の相手[[クリーチャー]]を全て[[破壊]]| |[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|[[革命0トリガー]][[獣>クリーチャー]]。[[cip]]・[[アタックトリガー]]で[[パワー]]12000の[[強制バトル]]| **呪文 [#dccc9ff0] |[[《スチーム・ハエタタキ》]]|わずか1[[マナ]]の4000[[火力]]| |[[《勇愛の天秤》]]|[[S・トリガー]]で2000[[火力]]または[[手札交換]]| |[[《火炎流星弾》]]|[[S・トリガー]]でブロッカー[[破壊]]| |[[《獅子幻獣砲》]]|[[S・トリガー]]で[[クロスギア]]除去&ミラーマッチ対策| |[[《ボルカニック・アロー》]]|[[S・トリガー]]のデメリットつき6000火力| |[[《超次元キル・ホール》]]|[[超次元]][[呪文]]で[[ブロッカー]]限定4000火力| |[[《連唱 GENJI・ファイアー》]]|[[リサイクル]]で再利用できるブロッカー破壊| |[[《フレイムランス・トラップ》]]|[[S・バック]]で5000[[火力]]| |[[《天守閣 龍王武陣》]]|[[S・トリガー]]。除去と[[マナ武装]]5で[[手札補充]]| |[[《めった切り・スクラッパー》]]|[[S・トリガー]]。[[コスト]]参照の6コスト割り振り[[火力]]| |[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]|[[スーパー・S・トリガー]]。[[コスト]]参照の7コスト割り振り[[火力]]とスーパー・ボーナスで[[クリーチャー]]を踏み倒して[[強制バトル]]| |[[《ドドンガ轟キャノン》]]|[[スーパー・S・トリガー]]。[[コスト]]5以下の[[カード指定除去]]とスーパー・ボーナスで[[コスト]]7以下の敵獣を全て[[破壊]]| |[[《ミラクル・バーストショット》]]|[[S・トリガー]]。[[パワー]]3000以下の相手[[クリーチャー]]を全て[[破壊]]| |[[《超爆デュエル・ファイアー》]]|[[S・トリガー]]。[[ヘブンズ・ゲート]]などへの[[メタ]]| **基本方針 [#pe8e5139] [[呪文]]は[[除去]]カードのみに絞り、質の良い[[ウィニー]]で【速攻】をかける。 火の特長のひとつである[[スピードアタッカー]]を最大限に利用し、相手の計算外の[[攻撃]]を加えて行くのが基本である。[[《火炎流星弾》]]が登場するまでは[[《ボルカニック・アロー》]]が[[殴り返し]]対策とブロッカー除去用に使われていた。 ブロッカー以外も破壊出来るため、[[《希望の親衛隊ファンク》]]など出されたら基本的に詰みかねないカードの対策として採用していいだろう。 デッキの性質上、安定した動きを可能にするため4枚〜3枚積みが多くなるので、デッキのカードの種類は少なめ。他の[[【速攻】]]デッキと比べると、[[《鬼切丸》]]のような安定した[[スピードアタッカー]]や[[《爆炎シューター マッカラン》]]などの[[マナ武装]]を積めることが大きなポイント。 [[単色]]であるおかげで[[色事故]]がなく、安定して[[デッキ]]を回転させられる。 **型分け [#v2ed719e] 以下に代表的な型を挙げる。これらは厳密に分類できるものではなく、いずれかの要素を組み合わせて構築されることも多い。 **コダマショック型 [#nb069b6f] [[cip]]で[[シールド回収]]する[[《斬斬人形コダマンマ》]]で、[[S・バック]]の[[《デュアルショック・ドラゴン》]]を高速召喚するタイプ。 [[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]→[[《斬斬人形コダマンマ》]]+[[《デュアルショック・ドラゴン》]]→適当な[[スピードアタッカー]]と繋げられれば3ターンキルも狙える。 [[S・バック]]は相手に殴られた時も使えるため、[[ミラーマッチ]]対策ともなる。ただし、[[《デュアルショック・ドラゴン》]]は自分に[[シールド焼却]]を行う[[デメリット]]があるので、使いどころには注意したい。 **アウトレイジ型 [#acd8261e] [[エピソード3]]に入ると[[アウトレイジ]]を主軸にしたタイプも出現した。[[コスト軽減]]の[[《一撃奪取 トップギア》]]から[[《無重力 ナイン》]]を[[G・ゼロ]]で出すという戦術が可能。 《トップギア》のおかげで[[《早撃人形マグナム》]]や[[《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》]]が運用しやすいのも魅力である。 **ガトリング型 [#x81a638e] [[革命編]]で登場した[[進化]][[ヒューマノイド]]である[[《音速 ガトリング》]]を活用する型。 [[ヒューマノイド]]で[[デッキ]]を固め、[[侵略]]で[[進化]]を狙う。[[《爆冒険 キルホルマン》]]と[[《炎舌実況DJ・ショー》]]は条件を満たすと[[スピードアタッカー]]になるので、それらと組み合わせるとよい。[[《爆冒険 キルホルマン》]]は[[ドラゴン]]がめくれても[[スピードアタッカー]]になれるので[[《デュアルショック・ドラゴン》]]を無理なく搭載できるのも強み。 -性質上、搭載できる[[ブロッカー]]対策が[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]]ぐらいしか存在せず、[[《電脳聖者タージマル》]]などの大型ブロッカーを出されると減速しやすい。 -「デュエル・マスターズグランプリ-1st」でベスト8に輝いたデッキタイプの1つ。[[モルト NEXT]]の出場者が多かったことが主な原因である。 **レッドゾーン型 [#yea00be2] [[革命編]]で登場した[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]を主軸にしたタイプ。 [[《一撃奪取 トップギア》]]から[[火]]の[[コマンド]]である[[《轟速 ザ・レッド》]]に繋ぎ、素早く[[侵略]]して殴っていく。 [[殿堂入り]]したものの、[[《暴龍警報》]]で適当な[[ウィニー]]を[[コマンド・ドラゴン]]にすることも可能。[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]に使えば最速で2[[ターン]]目に[[T・ブレイカー]]による一撃を与えられる。 詳しくは[[赤単レッドゾーン]]を参照のこと。 **ビートジョッキー型 [#p9987bb5] [[新章デュエル・マスターズ]]で登場した[[《“罰怒”ブランド》]]擁する[[ビートジョッキー]]を主軸にした[[種族]]デッキ。 [[《一番隊 チュチュリス》]]や[[B・A・D]]などの[[コスト軽減]]を絡めた大量展開が持ち味。 詳しくは[[ビートジョッキー(デッキ)]]を参照のこと。 **ヴァルボーグ型 [#c45f5bd7] [[進化]][[ヒューマノイド]]の[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]を使ったタイプ。 [[基本セット環境]]で[[スピードアタッカー]]が登場する前にはよく組まれており、初期の[[カードプール]]の中ではなかなか強力な[[デッキタイプ]]だった。 現在では赤単ガトリングに居場所を譲っている。 詳しくは[[【赤単ヴァルボーグ】]]を参照のこと。 **弱点 [#x4387838] 言うまでもなく[[ブロッカー]]と[[S・トリガー]]、そして相手クリーチャーの[[殴り返し]]に弱い。 特に[[S・トリガー]][[クリーチャー]]の[[《アクア・サーファー》]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]は1回でも踏むと[[殴り返し]]で[[クリーチャー]]を減らされて苦しい展開となる。 1コストのクリーチャーはすべてパワー1000以下、2コストの候補もパワー1000のクリーチャーが半数ほどなので、早期に[[《ローズ・キャッスル》]]を出されるとデッキ構成によってはかなりの[[アドバンテージ]]を削がれる可能性がある。 3コスト以降は殆どがパワー2000以上なので気にする必要はないが、少なくとも2コスト域には[[《ローズ・キャッスル》]]1枚で破壊されないクリーチャーを用意しておきたい。 6ターン以内に決められなかった場合、[[シールド]][[ブレイク]]によって増えた[[手札]]を使って巻き返されて敗北するパターンが多い。 しかし、このパターンを嫌って対策カードを投入しデッキ全体の[[マナカーブ]]を重くしてしまうと、本来の強みである早期決着性が薄れてしまい本末転倒になるため''「耐えられたら負け」''くらいの覚悟で構築したほうがいい。 ---- **その他 [#e8fab55d] -昔から「手軽に作れて強いデッキ」の代表。ただし、どちらも[[再録]]されているとはいえ[[スーパーレア]]の[[《デュアルショック・ドラゴン》]]や、[[プロモーション・カード]]の[[《炎舌実況DJ・ショー》]]などを4枚積みしようとすると構築資金や入手難度が跳ね上がる事も。 -昔からやや1マナクリーチャーの層が薄いとされている。[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]の他には、リスクの大きい[[《螺神兵ボロック》]]、基本的に使い捨ての[[《ブルース・ガー》]]や[[《勇気の爪 コルナゴ》]]、[[攻撃]]できない可能性のある[[《ホップ・チュリス》]]ぐらいである。この点では[[赤緑]]や[[赤黒]]に一歩劣る。 -2005年夏公式大会GLレギュラークラス日本一。その他数え切れないほどの受賞経歴を持つ。 ---- **【赤単速攻】の変遷 [#f8c943b2] 古くは[[DM]]創世記から組まれてきた[[デッキタイプ]]である。 ただし、第4弾[[環境]]までは[[カードプール]]の少なさ、何より[[スピードアタッカー]]という[[能力]]が存在しなかったことから、デッキとしての成立は困難であった。 //軽量スピードアタッカーである[[《解体屋ピーカプ》]]の登場後も、[[《チッチ・ホッピー》]]や[[《ストームジャベリン・ワイバーン》]]、[[《クエイク・ゲート》]]といった本来【速攻】向きとは言い難いカードが投入されるなどパーツ不足に悩まされた。 [[青単]]や[[アクアンホワイト]]など、物量に優れたデッキが環境に存在したのも向かい風だった。 [[DM-05>DM-05 第5弾「漂流大陸の末裔(リターン・オブ・ザ・サバイバー)」]]で軽量[[スピードアタッカー]]である[[《解体屋ピーカプ》]]が登場してからは、デッキのカードをほぼ全て3[[コスト]]以下にして一瞬で決着を付けるタイプとして成立した。 [[闘魂編]]で[[《ピーカプのドライバー》]][[《襲撃者エグゼドライブ》]][[《火炎流星弾》]]といった[[汎用性]]に優れた軽量カードを獲得すると、優秀なデッキとして台頭する事になる。目の上のたんこぶであった青系のデッキが[[殿堂入り]]の影響で大幅に弱体化したことも大きい。 その後はしばらく[[多色]]環境が続いたこともあり、大きな収穫はなかったが、[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]における[[《放浪兵エルジージョ》]][[《タイラーのライター》]]などの登場により復権を果たす。 同時に登場した[[《地獄スクラッパー》]]は天敵であると同時に、自らの防御手段としても広く採用された。 [[DM-28>DM-28 「戦国編(バトル・ギャラクシー) 第1弾」]]では、[[《ブレードグレンオー・マックス》]]が登場。これにより、3コストで[[パワー]]3000以上の[[スピードアタッカー]](疑似スピードアタッカーである[[マナ進化]]を含む)を最大で12枚まで搭載できるようになった。この頃から[[《解体屋ピーカプ》]]等が投入されないケースが多くなる。 [[マナ進化]]によるマナ損失を嫌って[[《ブレードグレンオー・マックス》]]は3枚程度のことが多いが、それを逆手にとって[[《究極兵士ファルゲン》]]が搭載されることも。 [[転生編]]から[[極神編]]までは[[トップメタ]]の一角を占めていたが、現在は【速攻】系デッキなら[[赤緑]]や[[【墓地進化速攻】]]のほうが有力視されていることなどから、以前ほどの活躍は見せていない。 とはいえ[[エピソード1]]で[[《斬斬人形コダマンマ》]]、[[エピソード2]]で[[《鬼切丸》]]、[[エピソード3]]で[[《一撃奪取 トップギア》]]と優秀な[[ウィニー]]が追加され着実に強化されており、環境に存在感を示しつつある。 [[パワー]]3000〜4000クラスの[[クリーチャー]]が多いため[[火力]]に対する耐性が比較的強く、単色であるため色[[事故]]を起こしにくいのも強みとなっている。 [[革命編]]に入ると[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]や[[《音速 ガトリング》]]を主軸にしたタイプも登場し、【赤単速攻】の可能性はどんどん広がっていると言える。 **参考 [#d67e21cf] -[[デッキ集]] -[[【速攻】]] -[[【赤単ヴァルボーグ】]] -[[【単色速攻】]] -[[準赤単]]