#author("2019-11-20T10:17:56+09:00","","")
#author("2020-01-17T16:48:36+09:00","","")
*《&ruby(ザ){The}; ジョギラゴン・アバレガン》 [#aafe84b3]

|The ジョギラゴン・アバレガン MAS 無色[ジョーカーズ] (6)|
|GRクリーチャー:マスター・ドラゴン/ジョーカーズ/ワンダフォース 4000+|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクする。|
|このクリーチャーが攻撃する時、可能なら相手プレイヤーを攻撃する。|
|超天フィーバー:バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計8枚以上あれば、このクリーチャーのパワーを+10000し、「T・ブレイカー」を与える。|
|超超超天フィーバー:バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計20枚以上あれば、自分のジョーカーズすべてのパワーを+10000し、「ワールド・ブレイカー」を与える。(「ワールド・ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドをすべてブレイクする)|

[[DMRP-12>DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]]で登場した[[無色]]の[[マスター・ドラゴン]]/[[ジョーカーズ]]/[[ワンダフォース]][[GRクリーチャー]]。

[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]と同様、バトルゾーンまたはマナゾーンの[[ジョーカーズ]]の数が多いほど強化されるようになっている。
8枚以上あれば[[超天フィーバー]]で+10000の[[パンプアップ]]と[[T・ブレイカー]]が自身に[[付与]]され、20枚以上あれば、新能力[[超超超天フィーバー]]により味方[[ジョーカーズ]]全員に+10000の[[パンプアップ]]と[[ワールド・ブレイカー]]が[[付与]]される。

[[超天フィーバー]]は[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]より条件が少し緩いうえ、自前で[[T・ブレイカー]]になれる[[GRクリーチャー]]は数少ないため、高打点を出せる[[GRクリーチャー]]としてはかなり重宝する。
[[超超超天フィーバー]]も味方[[ジョーカーズ]]全員にフィニッシャー級のパワーと打点を与えるというとても強力なものであるが、条件も非常に厳しく達成は困難でありオーバーキル感が否めない。
[[超超超天フィーバー]]は味方[[ジョーカーズ]]全員にフィニッシャー級のパワーと打点を与えるというとても強力なもので、自身も超天フィーバーと合わせて24000という超高パワーになり、シールドブレイク時には[[ワールド・ブレイカー]]か[[T・ブレイカー]]かを選択できるようになるので大幅に強化される。
しかしその分条件も非常に厳しく達成は困難なうえ、ここまでしても[[S・トリガー]]のケアまではできず、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[オールタッパー>オールタップ]]で簡単に止まる。

一方で、強力な能力と引き換えに[[攻撃]]のたび自分の[[シールド]]を[[ブレイク]]しなければならない。
すぐに決着をつけられるほど強気に出られる状況ならばそれほど気になる[[デメリット]]ではないが、リスクを抑えたいなら[[S・トリガー]]を多めに投入するなどリカバリーをしやすい工夫を[[デッキ]]にしておきたい。
しかし[[《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》]]と組み合わせることで、《龍終ノ裁キ》を置いた[[シールド]]を[[ブレイク]]して即座に手札に加えることで連続攻撃が可能になる。
[[GRクリーチャー]]故に出るタイミングはランダムだが、[[ジョーカーズ]]には[[GRクリーチャー]]の[[マスター・ドラゴン]]が3種類([[ジョーカーズ]]以外を加えると4種類)いるので全て投入すれば無駄になりにくい。
そして、「攻撃時、自分のシールド1つを[[ブレイク]]する」ことと「攻撃は必ず相手プレイヤーを対象にしなければならない」ことの2つの[[デメリット]]も持つ。ただし、前者は[[暴発]]に、後者は[[《ドンジャングルS7》]]回避に使えるという利点はある。

また、[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]と違って出たターンには一切攻撃できない点も注意が必要。
1つめの考えを変えれば[[手札補充]]にも取れるが、このカードを[[フィニッシャー]]・[[1ショットキル]]に据える場合は手札補充にあまり旨味は感じられない。
また、単純に自分の盾を減らすことになるため、《アバレガン》の攻撃を凌がれてしまった場合は、擬似的に相手の打点補強をする利敵行為にも等しい。
リスクを抑えたいなら[[S・トリガー]]を多めに投入するなどリカバリーをしやすい工夫を[[デッキ]]にしておきたい。

2つめは、そもそも[[アタックトリガー]]で自分のシールドを削ることを考えると、仮に攻撃ができたとしてもクリーチャーを対象にすることは多くないだろう。
このデメリットはクリーチャーに攻撃して暴発させるコンボを封じているのかもしれない。

また、[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]と違って、自身を出たターンに攻撃を可能にする能力を持たない点も注意が必要。
特に[[超天フィーバー]]すら発動してない状態では[[GRクリーチャー]]としては高いパワーとはいえ[[《スチーム・ハエタタキ》]]をはじめ多くの[[火力]]の射程圏内であるため、[[召喚酔い]]が解ける前にあっさり退場させられてしまうことも十分あり得る。

総じて癖が強く使いづらさも目立つが、一度暴れだせばゲームの流れを自分に大きく傾けられるハイリスク・ハイリターンなカードと言える。
総じて癖が強く使いづらさも目立つが、一度暴れだせばゲームの流れを自分に大きく傾けられるポテンシャルを秘めたハイリスク・ハイリターンなカードと言える。

[[コスト]]6の[[無色]][[クリーチャー]]なので[[《黄泉秘伝トリプル・ZERO》]]の恩恵をフルに得られる。[[攻撃]]時に自分の[[シールド]]が減る[[デメリット]]を打ち消せるだけでなく[[手札]]も[[マナ]]も増やせるので、[[《TOKKO-BOON!》]]などで序盤に[[スピードアタッカー]]化して[[アタック・チャンス]]で積極的に唱えて行くのも悪くない。
-いっそ能力はオマケと割り切り、単純に[[《テック団の波壊Go!》]]の全体[[バウンス]]に引っ掛からない[[マナコスト]]をした[[クリーチャー]]として運用するのもアリ。GRクリーチャーとして史上初となるコストが[[《テック団の波壊Go!》]]のバウンス範囲ではないクリーチャーと聞けば強く映ることだろう。

[[アタックトリガー]]で自身の[[シールド]]を[[ブレイク]]する[[能力]]は、[[ブレイカー]][[能力]]以外の[[追加ブレイク]][[能力]]で増加してしまう。
そのため[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]で[[無色]][[カード]]が複数枚めくれたら、その分自身の[[シールド]]も追加で[[ブレイク]]されてしまう。そのうえ[[ブロック]]されてしまえば自分の[[シールド]]だけが減ってしまうので運用には注意が必要である。
-このクリーチャーの登場により、[[GRクリーチャー]]の[[コスト]]最高値の記録が塗り替えられた。[[《蒸神兵カイン》]]のように攻撃時の自分の[[シールド]]の強制[[ブレイク]]がデメリット換算されていると思われる。

-このクリーチャーの登場により、[[GRクリーチャー]]の[[コスト]]最高値の記録が塗り替えられた。攻撃時の自分の[[シールド]]の強制[[ブレイク]]がデメリット換算されていると思われる。
-[[アタックトリガー]]で自分のシールドを1つ手札に加えるカードには、[[《黒神龍ヴァイザス》]]や[[《仰天無双 鬼セブン「勝」》]]などが存在する。「手札に加える」と「ブレイクする」では次の差異点が存在する。

-1つ目の能力である「''このクリーチャーが攻撃する時''、自分のシールドを1つブレイクする。」は攻撃時に誘発する[[トリガー能力]]なのに対し、2つ目の能力である「''このクリーチャーが攻撃する時''、可能なら相手プレイヤーを攻撃する。」は標的を限定する[[常在型能力]]である。同じく「このクリーチャーが攻撃する時」で始まるテキストであるにもかかわらず、性質が違う能力が並んでいるのは珍しい。

**ルール [#bf400dd3]

-[[ブレイカー]]能力でない[[追加ブレイク]]効果を与えられた場合、[[アタックトリガー]]で自分のシールドをブレイクする数も増えてしまう。[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]を使う場合は注意。

**他のカード、デッキとの組み合わせ [#o8162955]

能力ばかり目が行きがちだが、[[GRクリーチャー]]の[[ドラゴン]]または[[マスター・ドラゴン]]としては、[[《煌銀河 サヴァクティス》]]、[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]、[[《The ジョラゴンGS》]]に次いで、これが通算4種目となる。また、GR初のコスト6でもあるため、こうして種族やコストを生かせるカードと組むのもいい。

-進化元の指定が[[ドラゴン]]の進化クリーチャー
前述のように通算4種目のドラゴンなので、このクリーチャーも併せて、ドラゴン指定の進化元として[[超GR]]をドラゴンを8枚積みにしてもいい。

-[[《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》]]
詳しくは、[[【龍終アバレガン】]]にて。

-[[《革命類侵略目 パラスキング》]]
[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]、[[《煌銀河 サヴァクティス》]]、[[《C.A.P. アアルカイト》]]、[[《“魔神轟怒”ブランド》]]に次いで通算5種目のコスト5以上の[[GRクリーチャー]]のため、《パラスキング》の侵略元としてこれらと共に10枚積みで[[超GR]]に投入する運用も考えられる。

-[[《黄泉秘伝トリプル・ZERO》]]
[[コスト]]6の[[無色]][[クリーチャー]]なので恩恵をフルに得られる。《ジョギラゴン》の[[攻撃]]時に自分の[[シールド]]が減る[[デメリット]]を打ち消せるだけでなく[[手札]]も[[マナ]]も増やせるので、[[《TOKKO-BOON!》]]などで序盤に[[スピードアタッカー]]化して[[アタック・チャンス]]で積極的に唱えて行くのも悪くない。[[《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》]]と一緒に使うのも悪くない。

-[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]
[[デザイナーズコンボ]]。[[アタックトリガー]]で自分のシールドをブレイクするデメリットを、相手のシールドをブレイクするメリットに変えられる。

-[[《ジョリー・ザ・ジョルネード》]]
《ジョギラゴン》は高コストなので、[[マスターJトルネード]]で有用。

-[[《エモG》]]、[[《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》]]などの[[GR召喚]]+[[スピードアタッカー]][[付与]]をしてくれるクリーチャー。

**その他 [#sb7093f9]

-[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]と[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]は武装が違うだけで、ジョラゴン自身の容姿に差異は見られなかったが、ついに姿を変えて[[ドギラゴン>《燃える革命 ドギラゴン》]]に似た4足のドラゴンに変身した。

-[[背景ストーリー]]では、自己ブレイクのデメリットは暴走と表現されている。[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]の力で暴走を制御するといった所か。

-アニメ「デュエル・マスターズ!!」36話にて、戦意を失った[[ジョー>切札 ジョー]]を勇気づけるために[[ジョラゴン>《The ジョラゴン・ガンマスター》]]がパワーアップした姿として登場。[[アタックトリガー]]でジョーのシールドを1枚ブレイクしてしまうが、相手のシールドを[[T・ブレイク>T・ブレイカー]]した。
--《ジョギラゴン》がジョーのシールドを割ってしまったことに対して[[ゲジスキー]]は、「(《ジョギラゴン》を)コントロールできていない」と評している。
--なお、この回のカード[[テキスト]]からは何故か[[超超超天フィーバー]]の項目が抜けていた。真の力が隠されていた事に、かつてドギラゴンの[[革命]]能力が封印されていたことを思い出したプレイヤーもいただろう。

**関連カード [#s27857fe]
-[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]
-[[《ガンマスター・超天・マキシマム》]]
-[[《鋼特Q ダンガスティックB》]]

-[[《蒸神兵カイン》]]
-[[《黒神龍ヴァイザス》]]
-[[《仰天無双 鬼セブン「勝」》]]
-[[《龍爪者“SVN”ムソウ/二爪流トレーニング》]]

-[[《燃える革命 ドギラゴン》]]
**収録セット [#n8e1e98c]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]] (M?/M2)
--[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]] (M1/M2)

**参考 [#h27d74ec]
-[[GRクリーチャー]]
-[[マスター・ドラゴン]]
-[[ジョーカーズ]]
-[[ワンダフォース]]
-[[アタックトリガー]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[プレイヤー]]
-[[超天フィーバー]]
-[[パンプアップ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[超超超天フィーバー]]
-[[ワールド・ブレイカー]]
-[[付与]]
-[[暴発]]
-[[【龍終アバレガン】]]