#author("2018-09-02T17:05:37+09:00","","")
*《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》 [#k2ad0647]

|魔光騎聖ブラッディ・シャドウ P(C) 光/闇文明 (2)|
|クリーチャー:イニシエート/ゴースト/ナイト 4500|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|ブロッカー|
|G・ゼロ−このターンに自分が呪文を唱えていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|このクリーチャーは攻撃することができない。|
|このクリーチャーはバトルに勝っても、バトルの後、破壊される。|

[[DMC-46>DMC-46 「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」]]で登場した[[イニシエート]]/[[ゴースト]]/[[ナイト]]。

[[《ブラッディ・イヤリング》]]などから続く「ブラッディ」の[[カード名]]を持つ[[逆スレイヤー]][[ブロッカー]]の1つ。[[多色]]ならではの[[スペック]]を持ち、[[呪文]]に対応した[[G・ゼロ]]が使える。

素の[[スペック]]は[[攻撃できない]][[逆スレイヤー]]の[[ブロッカー]]。場持ちは悪いものの、[[マナコスト]]が2なのに対して[[パワー]]が4500もある。[[《鬼切丸》]]など[[【速攻】]]で使われる[[ウィニー]]ならば大抵は[[相打ち]]に持ち込める。

[[呪文]]を唱えただけで[[G・ゼロ]]を満たし、[[コスト踏み倒し]]で[[召喚]]できるようになるのが最大の[[メリット]]である。
[[多色]]である事が苦にならず、逆に[[光]]や[[闇]]のマナが全くない[[デッキ]]にも採用が検討できる。[[色事故]]を起こしづらいので、[[光]]または[[闇]]を[[タッチ]]する時の[[マナ]]基盤としても有用。

[[ナイト]]が[[バトルゾーン]]に必要な[[ナイト]][[デッキ]]には非常にありがたい[[能力]]であり、[[《エナジー・ライト》]]や[[《コアクアンのおつかい》]]で[[手札]]に加えたこの[[クリーチャー]]をそのまま出すことができる。
[[《魔弾オープン・ブレイン》]]であふれた[[手札]]を活用することもできる。[[《魔弾ソウル・キャッチャー》]]のような[[墓地回収]][[呪文]]との相性は抜群であり、この[[クリーチャー]]を[[回収]]してそのまま無料で出し直すことができる。

[[G・ゼロ]]を上手く利用して、単なる自壊[[ブロッカー]]以上の活躍をさせてやりたい。

-この手の[[逆スレイヤー]]にしては珍しく、「''バトルに勝っても''」と書かれている。[[聖拳編]]以降は[[バトル]]の勝敗は関係無く[[破壊]]されるが、これは[[バトル]]に勝った時のみ[[破壊]]される。

-[[種族]]が3つもあるので[[《口寄の化身》]]とも相性が良い。[[デッキ]]の動きの「ついで」として並べることができるので、難なく[[ドロー]]枚数を増やせる。

-[[再録]]にあたり、[[テキスト]]が少し変わった。[[G・ゼロ]]の条件が「このターンに''自分が''呪文を唱えていれば〜」となったが、解釈に変更はない。
--しかし、[[DMX-10>DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]で[[再録]]された際、元の[[テキスト]]に戻った。

-[[《ディメンジョン・ゲート》]]や[[《次元の霊峰》]]でこいつを[[サーチ]]してそのまま[[G・ゼロ]]を発動すれば実質的な[[リクルート]]になる。

-[[《魔弾ソウル・キャッチャー》]][[《クルトの気合釣り》]][[《天雷王機ジョバンニX世》]]で、毎[[ターン]]この[[カード]]が場に出てくる[[コンボ]]がある。[[チャンプブロック]]もここまでくると、強力な抑止力となるだろう。

-1[[コスト]][[呪文]]を唱えれば1[[ターン]]目に[[召喚]]することもできる。&br;以前は1[[コスト]]で使いやすい[[呪文]]が[[《シナプス・キューブ》]]ぐらいしかなかったため、ほぼ「机上の空論」であったが、[[覚醒編]]頃より[[《ガード・グリップ》]][[《ブラッディ・クロス》]]など1[[ターン]]目に使っても十分に有効な[[呪文]]がいくつか登場しており、ある程度の実用性が出てきている。
--その後[[DMR-10]]で[[G・ゼロ]]の[[呪文]]が登場。1[[マナ]]の[[スノーフェアリー]]である[[《愛恋妖精ミルメル》]]や[[《冒険妖精ポレゴン》]]で条件を満たして[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]を[[唱える]]ことでも、1[[ターン]]目から[[召喚]]できるようになった。

-[[光]]が含まれていながら、[[クリーチャー]]すら[[攻撃できない]][[ブロッカー]]。これは[[《不屈の使徒チーキ・クーレ》]]以来2枚目。&br;この[[クリーチャー]]の場合、[[闇]]の性質が強いからだろうか。

-2[[ターン]]目の[[《フェアリー・ライフ》]]などから[[G・ゼロ]]で出すことで、次の[[ターン]]の[[《魔弾バレット・バイス》]][[《魔弾 パンダフル・ライフ》]]などに繋ぐことができる。&br;[[黒緑白]]の[[ナイト]][[デッキ]]では、[[《魔光ドラム・トレボール》]]からの4[[コスト]][[呪文]]3[[ターン]]目詠唱と並んで定番の流れ。

-[[ゴースト]]の[[冠詞]]「腐敗」に関する単語がついてない。「魔光」も「騎」も[[ナイト]]の冠詞で、「聖」は[[イニシエート]]の冠詞「聖者」。おそらく《ブラッディ・「シャドウ」》が[[ゴースト]][[冠詞]]の代用であろう。

-[[イラスト]]も[[文明]]も[[《魔光帝フェルナンドVII世》]]と[[《天雷の聖霊ユリウス》]]が合体したようなデザインになっている。いずれの[[カードイラスト]]も[[hippo]]氏が担当しているためだろう。なお、[[呪文]]に関係していること以外は[[能力]]に関連性は無い。

-[[あつめろ!! 6パック Vol.1]]収録の[[イラストレーター]]は[[Ken Sugawara]]氏となっているが、[[hippo]]氏の間違いである。

-漫画「SX」では[[白凰]]が使い、[[サプライズ猿飛]]の[[《飛行男》]]の[[攻撃]]を[[ブロック]]した。[[ニンジャ・ストライク]]で[[《威牙忍ヤミカゼ・ドラグーン》]]を場に出され、[[《飛行男》]]が[[スレイヤー]]化して相打ちとなったが、何のために[[スレイヤー]]化したのか分からない。もしかしたら、その話の制作時点では[[逆スレイヤー]]の設定ではなかったのかもしれない。&br;別の話では[[ミカド>神月 ミカド]]が[[勝利>切札 勝利]]戦で使用。一気に3体召喚して守りを固めた。

**関連カード [#rb12163b]
2[[コスト]][[パワー]]4000、[[逆スレイヤー]]の「ブラッディ」[[ブロッカー]]
-[[《ブラッディ・イヤリング》]]
-[[《ブラッディ・シンバル》]]
-[[《ブラッディ・ドラグーン》]]
-[[《ドリリング・イヤリング》]]
-[[《漆黒の守護者ハラッカダン》]]
名前が似ており[[能力]]がほとんど同じ「ブラッディ」の発展系
-''《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》''

**[[フレーバーテキスト]] [#o3b30a4c]
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P78/Y8)&br;'''詠唱の傍らのその影は舞い降りる。'''

**収録セット [#bade30f0]
-illus.[[hippo]]
--[[DMC-46 「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」]]
--[[DMC-64 「コロコロ・レジェンド・7 ムービー・ダイナマイト」]]
--[[DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]
--[[あつめろ!! 6パック Vol.1]](P75/Y11)([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]](P78/Y8)(新規イラスト)

**参考 [#b9c92e17]
-[[イニシエート]]
-[[ゴースト]]
-[[ナイト]]
-[[ブロッカー]]
-[[G・ゼロ]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[攻撃できない]]
-[[逆スレイヤー]]