#author("2018-07-29T14:49:48+09:00","","") *《呪縛の剣豪バロスト》 [#ic443bca] |呪縛の剣豪バロスト SR 闇文明 (8)| |クリーチャー:デーモン・コマンド 6000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき、バトルゾーンにあるクリーチャーをすべて持ち主の墓地に置く。| [[DM-09>DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」]]で登場した[[デーモン・コマンド]]。 [[全体除去]]という派手な[[pig]][[能力]]を持ち、決まれば[[バトルゾーン]]を[[リセット]]できる。 しかし8コストと重いうえ、[[能力]]に即効性なく使いづらい。[[pig]]は[[シールド送り]]や[[マナ送り]]では発動しないため、出しても[[破壊]]以外の手段で[[除去]]されることが多い。特に軽い[[マナコスト]]で[[バウンス]]されると[[テンポアドバンテージ]]を大いに失う。 また、自分の[[クリーチャー]]も巻き込むため、非常に扱いづらい。下手に自分の[[クリーチャー]]を展開した後で[[破壊]]されると非常に大きな[[ディスアドバンテージ]]となってしまう。他の[[pig]]持ちを並べておくなど工夫したい。 [[除去]]持ちの[[デーモン・コマンド]]では[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《狼虎サンダー・ブレード》]]の方が大抵はいい仕事をしてくれるだろう。当初はコンボ用やメタカードとして扱わない限り活躍は見込めないとされていた。 その当初の扱いに対する背景には、このカードの能力が[[pig]]であるという前提があった。しかし2017年11月14日に[[《一なる部隊 イワシン》]]に関して「[[進化クリーチャー]]が[[墓地]]に置かれる時、その下に《イワシン》があれば《イワシン》の効果が使用できる」という事務局正式回答が出ると立場が変わった。進化元が[[墓地送り]]になる場合はクリーチャーとして墓地に置かれるわけではないため、その理屈からするとただ単に「バトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき」とある《バロスト》については、[[封印]]として墓地に落ちた場合も能力を使用できるということになる。 直後の「バトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき」とあるクリーチャーについての直接的な事務局暫定回答(2017年11月18日)としては[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]などが持つ「カードが墓地に送られた時」や、《イワシン》などが持つ「このクリーチャーがどこからでも墓地に送られた時」とテキストが酷似しているので、《イワシン》の裁定変更に合わせて使えるという事で案内されている。 それでも封印として墓地に落ちても能力が発動するということは原則として[[コマンド]]を[[バトルゾーン]]に出したことよって封印を外しているということであり、[[レッドゾーン>赤単レッドゾーン]]ではこれは自身の[[ビートダウン]]の阻害になりかねないため、同じような裁定の[[《闇侯爵ハウクス》]]よりは活躍しているとは言い難い状況。 とはいえ曖昧なテキストのおかげで当初とは比べ物にならないほど緩い条件で能力をトリガーすることができるようになったため、裁定によって大分救われたカードではある。 2018年2月22日にはその[[墓地送り]][[トリガー能力]]について、正式回答として改めて同様の裁定が下っている。 -似た[[能力]]を持つ[[カード]]に[[《蛇魂王ナーガ》]]や[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]がある。そちらは方法を問わず[[バトルゾーン]]を離れた時に[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]を一掃する。 -[[《フォース・アゲイン》]]をこの[[クリーチャー]]に使うと、[[バトルゾーン]]にこの[[クリーチャー]]を出し直してから[[pig]]を処理する。[[《フォース・アゲイン》]]の処理が終わるまでこのクリーチャーの[[pig]]効果は保留されるため。 --よって、このクリーチャーがまたバトルゾーンに出てから[[全体除去]]が実行され、このクリーチャーは[[バトルゾーン]]に残れない。ただし、全体除去は《フォース・アゲイン》分と自爆分で2回誘発し、[[リンク>G・リンク]]した[[ゴッド]]や、[[解除]]を持つ[[サイキック・クリーチャー]]も完全に[[破壊]]できる。 -[[パワー]]6000で、[[《母なる大地》]]で相手の[[マナゾーン]]から[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を出して自爆させられたため、ボルバルザーク系[[デッキ]]への[[メタカード]]にも使われた。 -設定上[[《悪魔神バロム》]]が[[覇王ブラックモナーク]]に復活させられる前の封印状態。[[カードイラスト]]もやはり「一徳([[ittoku]])」氏が担当した。 -呪縛の「剣豪」とあるが、イラストからは剣の腕が立つように見えない。派生カードの[[《悪魔神バロム・ハンター》]]は大剣を構えているが、この[[カード]]の存在が活かされたのだろか。 **関連カード [#p4dd6d14] -[[《悪魔神バロム》]] -[[《悪魔神ドルバロム》]] -[[《悪魔神バロム・エンペラー》]] -[[《死神明王バロム・モナーク》]] -[[《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》]] -[[《マッド・ギター》]] **[[フレーバーテキスト]] [#f8d8d181] -[[DM-09>DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」]]&br;'''死の千年後、バロムが蘇る。} **収録セット [#e6414b82] -illus.[[Ittoku]] --[[DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」]] **参考 [#zb2e47a2] -[[デーモン・コマンド]] -[[W・ブレイカー]] -[[pig]] -[[全体除去]] -[[リセット]]