#author("2018-08-16T22:03:12+09:00","","") *《残虐覇王デスカール》 [#a76e349a] |残虐覇王デスカール SR 闇文明 (8)| |クリーチャー:ダークロード 4000| |このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。| |TT−相手の手札から2枚見ないで選び、捨てさせる。| [[DM-07>DM-07 「闘魂編 第2弾 時空超獣の呪(インビンシブル・チャージ)」]]で登場した[[ダークロード]]。 [[タップ能力]]で[[《スケルトン・バイス》]]が放てる。 [[効果]]自体は魅力的ではあるものの、[[マナコスト]]が非常に[[重い]]。加えて、タップ能力は[[召喚酔い]]が解けないと起動できないことも考えると、始動はかなり遅い。 動きだしてからも低い[[パワー]]がネックとなり、[[バトル]]や[[火力]]で簡単に[[除去]]されてしまう。 重い[[ハンデス]]の代表格[[《ロスト・ソウル》]]は7[[コスト]]だが、この[[カード]]はさらに重く、[[タップ能力]]なので即効性もない。長期戦向きの[[コントロール]][[デッキ]]なら、[[召喚]]自体は非現実的ではないが、このカード以外の勝ち筋はいくらでもある。 せっかく[[バトルゾーン]]に出しても、[[《超銀河竜 GILL》]]や[[《破壊者 シュトルム》]]などによってついでの様に[[破壊]]されては悲しすぎる。 パワーが4000なので[[《モエル 鬼スナイパー》]]や[[《勝利のガイアール・カイザー》]]の射程内なのもこのカードの使いにくさに拍車をかけている。 同弾の[[《激震闘士スカイ・クラッシャー》]][[《アストラル・メデューサ》]] 同様、使うにはかなりの構築力が要求される。というより、他のカードを使った方がよほど良いため、[[ファンデッキ]]で使用するのが一番だろう。 [[次の弾>DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]で登場した、このクリーチャーの[[タップ能力]]と全く同じ[[効果]]を持つ[[ハンデス]][[呪文]]、[[《スケルトン・バイス》]]は[[プレミアム殿堂]]となっており、[[ハンデス]]は実際に捨てさせる枚数以上に軽さの方が重要とわかる1枚である。 割に合わない[[重さ>重い]]が原因で結果的に使われなかった事で、同じ[[能力]]を持つにもかかわらず[[殿堂入り]]どころか実績すら残せないと言う皮肉な結果を見せ付けられてしまった。 -[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]で登場した[[《復讐 ブラックサイコ》]]とは比べるのも申し訳ないレベルである。そちらは[[殿堂入り]]で1枚しか入れられなくなったがそれでもなおデッキに入るため、《デスカール》が採用されることはまずないだろう。 -同時期に登場した同[[コスト]]の[[準バニラ]]クリーチャーのパワーが11000であることを考えると、このタップ能力は7コスト分の消費ということになり、明らかに損をしている。6[[マナ]]でパワー4000、もしくは8マナでパワー8000の[[W・ブレイカー]]あたりが妥当なところか。 -あくまでダークロードでのハンデスに拘るならば、[[多色]]だが4コストで[[ドロー]]とハンデスが出来る[[《猛菌恐皇ビューティシャン》]]や、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]に[[《ガチンコ・ジョーカー》]]辺りを唱えさせた方が現実的。 -[[DM-31>DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」]]で[[ダークロード]]を[[リアニメイト]]できる[[《大邪眼バルクライ王》]]が登場した。しかし、ダークロードには他に[[《邪眼皇ロマノフI世》]]など[[ナイト]]に数多く優秀なクリーチャーがいるのでこのクリーチャーが使われることはほとんどない。 -[[《予言者ローラン》]]と[[《ヒラメキ・プログラム》]]を併用して使うと、最速4[[ターン]]目に[[タップ能力]]が発動できる。しかし、後者が[[殿堂入り]]している今では狙うのは至難。それ以前に、これ以外で踏み倒したい対象が多くあるのは明白。 -[[DMRP-02>DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」]]で登場した[[《スチーム・ハエタタキ》]]であっさり[[除去]]されるパワーラインであり、「ハエタタキで死ぬ覇王」という絵面に失笑を禁じ得ない[[プレイヤー]]も多い。 -男気溢れる[[フレーバーテキスト]]が印象的なのだが、パワーが4000しかないのでは大部分の[[ドラゴン]]や[[ゼニス]]に[[バトル]]で一方的に[[破壊]]されてしまうのが悲しい。「残虐覇王」を名乗るのに見合ったパワーを持っていれば、と考えさせられる。しかし、この傲岸不遜な[[フレーバーテキスト]]のおかげで[[ネタカード]]の愛好家では有名になっている。 -初収録以来、[[カードパワー]]の低さからほとんど見向きもされることなく[[絶版]]となっていたが、[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]でまさかの[[再録]]となった。今度は[[ゼニス]]とも拳で語り合えると豪語している。もちろん[[パワー]]の上では一方的に[[破壊]]されるが、[[エターナル・Ω]]に対して[[ハンデス]]は刺さるので、あながち間違ってもいないかもしれない。だが、実際の所この[[カード]]よりよほど有効な対処法はごまんとある([[《ガンヴィート・ブラスター》]]等)。 -名前と[[フレーバーテキスト]]から、元ネタは''カール''・ダグラスの楽曲のひとつ「必殺''ドラゴン''''拳''」だろうか。ちなみに、この曲はプロレスラー[[アブドーラ・ザ・ブッチャー>《アブドーラ・フレイム・ドラゴン》]]の入場曲として使用されていたことがある。 **関連カード [#le2f51c3] -[[《スケルトン・バイス》]] **[[フレーバーテキスト]] [#zf281d79] -[[DM-07>DM-07 「闘魂編 第2弾 時空超獣の呪(インビンシブル・チャージ)」]]&br;'''[[ドラゴン]]とも拳で語り合える。''' -[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''[[ゼニス]]とも拳で語り合える。''' **収録セット [#oaf1d5db] -illus.[[Eiji Kaneda]] --[[DM-07 「闘魂編 第2弾 時空超獣の呪(インビンシブル・チャージ)」]] --[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]] **参考 [#w73c1da0] -[[ダークロード]] -[[タップ能力]] -[[ハンデス]] -[[ネタカード]]