#author("2019-02-08T00:03:55+09:00","","") *《サイバー・ブレイン》 [#y291f25f] |サイバー・ブレイン UC 水文明 (4)| |呪文| |S・トリガー| |カードを3枚まで引く。| |''※プレミアム殿堂''| [[DM-01>DM-01 第1弾]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。 [[カード]]を3枚まで[[ドロー]]できる[[効果]]を持つ。 初期の[[ドロー]]軽視デザインの代表格とも言える[[カード]]で、4[[マナ]]で[[ハンドアドバンテージ]]+2及び[[S・トリガー]]が付属と、単純ではあるが折り紙付きのハイ[[スペック]]。 3[[マナ]]で2枚引く[[《エナジー・ライト》]]、5マナで3枚引く[[《トリプル・ブレイン》]]の[[スペック]]と比較すれば、その[[コストパフォーマンス]]の良さが分かるだろう。 4マナなので[[《フェアリー・ライフ》]]から綺麗に繋げることも可能。もちろん普通に4[[ターン]]目に唱えても強力で、相手よりも一歩上の物量差を付けられた。 余りのオーバースペックが徐々に問題視され、2004年3月に最初の[[殿堂入り]]カード5種類のうちの1枚となる。 1枚しか[[デッキ]]に投入できなくなったものの、逆に言えばこのカードを4[[ターン]]目に[[唱える]]ことができるかどうかで、[[運ゲー]]色が強まったとの見方もある。 [[《アクアン》]]や[[《ソウル・アドバンテージ》]]などにも言えるが、明らかなハイスペックカードはそれをその対戦で撃てるかどうかで勝負の命運が大きく左右される。 そのため、たった1枚を引けるかどうかの引き勝負を助長するよりも、いっそ[[プレミアム殿堂]]にした方がいいのでは、という意見も根強かった。 そして2011年1月15日、[[覚醒編環境]]の終盤でついに[[プレミアム殿堂]]が決定。 何だかんだで使われ続け、水入りのデッキにおいてまさに《ブレイン》を務め続けてきたこの[[カード]]も、ようやく戦線から退いて眠りに付く事となった。 DM創世期に登場してから実に8年以上の年月をかけての禁止である。 [[DM]]最初期から使用が禁止となるまで、全ての時代の[[メタゲーム]]における[[トップメタ]]デッキのほとんどに投入されており、[[公式大会]]で日本一になった[[デッキ]]で、この[[カード]]が使われていなかったという事例は数えるほどしかない。その例外についても、それらの[[デッキ]]は[[水]][[文明]]が入っていなかったというだけである。 まさに[[環境]]の変遷の最先端を走り続けてきた[[カード]]と言っても過言ではないだろう。 -[[ドロー]]枚数を最初に宣言する必要はない。1枚目を引いてから2枚目を引くかどうかを決め、2枚目を引いてから3枚目を引くかどうかを決める。 -この[[カード]]の禁止化により、[[《トリプル・ブレイン》]]、[[《フォーチュン・スロット》]]、[[《プリズム・ブレイン》]]など、このカードの陰に隠れ続けてきた他の中型[[ドローソース]]にも光が当たることとなった。 -[[調整版]]に[[《ネオ・ブレイン》]]、[[《トリプル・ブレイン》]]が存在し、どちらも[[《エナジー・ライト》]]の[[コストパフォーマンス]]を基準に適正なデザインに直されている。そちらはそれでも十分に投入に値するカードだと考えれば、[[《サイバー・ブレイン》]]のオーバースペックぶりが分かるだろう。 -[[ドロー]][[呪文]]の元祖であり、登場してから[[プレミアム殿堂]]になるまで、[[水]]を絡めた[[デッキ]]で広く使用されていた。 -強力すぎるため、アメリカ版では[[《ネオ・ブレイン》]]と同じ[[効果]]で収録されている。 -[[イラスト]]では[[サイバーロード]]のような[[クリーチャー]]が何体かで[[ドラゴノイド]]を襲っている。知識を奪い取っているイメージなのだろうか。 -このカードの影響なのか、その後に出てくる[[ドロー]]をするタイプのカードの[[フレーバーテキスト]]は「知識を得る」といった旨の文が書かれていることが多い。&br;このことから「手札=知識」という解釈ができることが伺える。これはゲームデザインの前身となった[[Magic:The Gathering]]と共通した解釈でもある。 -漫画「デュエル・マスターズ」では[[勝舞>切札 勝舞]]が[[カブト丸>鍬形 カブト丸]]戦で使用。他には[[ミミ>黄昏 ミミ]]が[[黒城>黒城 凶死郎]]戦で使用している。 **関連カード [#h2310428] -《サイバー・ブレイン》の[[調整版]]。この5枚は[[下位互換]]である。 --[[《ネオ・ブレイン》]] --[[《トリプル・ブレイン》]] --[[《プリズム・ブレイン》]] --[[《ジェスター・ブレイン》]] --[[《王立アカデミー・ホウエイル》]] -[[下位互換]]ではない[[ドロースペル]] --[[《エナジー・ライト》]] --[[《ブレイン・チャージャー》]] --[[《エマージェンシー・タイフーン》]] --[[《魔弾オープン・ブレイン》]] --[[《フォーチュン・スロット》]] --[[《ガード・グリップ》]] --[[《オンセン・ブレイン》]] --[[《クアトロ・ブレイン》]] --[[《ブレイン・タイフーン》]] --[[《サイバー・ブック》]] --[[《ガールズ・ジャーニー》]] --[[《サイバー・チューン》]] **[[フレーバーテキスト]] [#fa7c9036] -[[DMC-37>DMC-37 「バイオレンス・エンジェル」]]&br;'''伝説の[[サイバー]]パワーで超電脳もしびれっぱなし!''' -[[DMC-38>DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」]]&br;'''[[知識>手札]]は成功への道しるべ、閃きは新たなる時代の幕開け。''' -[[DMC-50>DMC-50 「パーフェクト・エンジェル」]]&br;'''[[水]][[文明]]の強さはその[[知識>手札]]にある。''' **収録セット [#bebb8843] -illus.[[Akifumi Yamamoto]] --[[DM-01 第1弾]] --[[DMC-37 「バイオレンス・エンジェル」]] --[[DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」]] --[[DMC-50 「パーフェクト・エンジェル」]] -illus.[[Mikio Masuda]] --[[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」]] **参考 [#u4cfeb4f] -[[S・トリガー]] -[[ドロー]] -[[殿堂入り]]→[[プレミアム殿堂]] -[[ブレイン]]