#author("2018-07-22T19:00:51+09:00","","")
#author("2018-07-29T14:49:48+09:00","","")
*《アクアン》 [#f1cd250c]

|アクアン R 水文明 (4)|
|クリーチャー:サイバーロード 2000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を表向きにしてもよい。その中から光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、残りを自分の墓地に置く。|
|&bold(){※プレミアム殿堂}|

[[DM-04>DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲(チャレンジ・オブ・ブラックシャドウ)」]]で登場した[[サイバーロード]]。
驚異的な[[手札補充]][[能力]]を持つ[[クリーチャー]]である。

[[《アストラル・リーフ》]]無き後の[[メタゲーム]]の中心を担い、その後も[[《無双竜機ボルバルザーク》]]などの強豪[[カード]]と渡り合ってきた実力者である。

[[山札の上]]から5枚を[[表向き]]にし、[[光]]と[[闇]]の[[カード]]をすべて[[手札]]に加えられる。さすがに5枚すべてというわけにはいかないが、[[デッキビルディング]]を工夫すれば[[コスト論]]を上回る[[手札補充]]が可能。

[[光]]か[[闇]]あるいは両方の[[カード]]と、[[マナ]]として必要な[[水]]の[[カード]]の[[デッキ]]内での比を3:1ほどにすることで、ほぼ確実に3枚から4枚の[[手札補充]]ができる爆発力を持っている。

4[[マナ]]で3枚引く[[《サイバー・ブレイン》]]が[[プレミアム殿堂]]になっていると考えると、その[[スペック]]は恐るべきものがあり、4[[ターン]]目にこの[[カード]]を[[召喚]]されると一気に[[ハンドアドバンテージ]]差が開く。

登場以来、[[速攻]]型の[[アクアンブラック]]、[[準黒単]]、[[コントロール]]型の[[アクアンホワイト]]、[[アクアンホワイトブラック]]などの強力な[[デッキ]]の中核となってきた。[[聖拳編]]で[[水]]の[[マナ]]としても使える[[闇]]、[[光]]との[[レインボーカード]]が登場すると、さらに[[デッキ]]内の引けるカードの比率が上がって使いやすくなった。

現在の[[手札補充]][[カード]]の中で白眉の性能を持つ[[《ストリーミング・チューター》]]と比べても、引ける[[カード]]の[[色]]こそ違えど1[[マナ]]軽く、さらに2000の[[クリーチャー]]が付くという破格の[[スペック]]である。

[[《サイバー・ブレイン》]]と同じく、余りに強力な[[手札補充]]はそれを引けるかどうかで勝敗が大きく左右されるため、[[ミラーマッチ]]では[[運ゲー]]のような展開になりやすい。

そう言った意味では[[プレミアム殿堂]]となったのも頷けるだろう。現在では[[調整版]]の[[《セブ・コアクマン》]]がいるので、そちらを使うと良い。

-[[表向き]]にした[[カード]]を[[手札]]に加える[[能力]]なので、厳密には[[ドロー]]ではない。つまり「カードを引く」わけではないので、一部[[ドロー]]によって誘発する他の[[クリーチャー]]の[[能力]]は使えない。

-[[山札]]からめくった[[カード]]は相手にも見せなければならないが、大した[[デメリット]]ではないだろう。

-本来の役割は[[手札補充]]だが、外れた[[カード]]が[[墓地]]に落ちることを生かし、[[《ダイヤモンド・ブリザード》]]や各種[[返霊]]持ちと組む使い方もある。
 
-2004年12月15日より、[[殿堂入り]][[カード]]に指定された。その後も活躍を続けており、1枚になってしまったことでかえって4[[ターン]]目に使えるかどうかの[[運ゲー]]感が強まってしまったとの声もあった。
--そういった声を受けてか、2011年1月15日より、[[《サイバー・ブレイン》]]と共についに[[プレミアム殿堂]]入り。[[白青黒]]の[[デッキ]]にはほぼ確実に採用され続けてきた彼も、[[コレクション]]の中で隠居生活を送ることとなった。

-この[[カード]]の[[調整版]]が[[《エリアス》]]と[[《セブ・コアクマン》]]。いずれも表向きにする枚数が3枚に減っている。ちなみに[[《エリアス》]]は5マナと重すぎて使われなかったので、さらに調整されて[[完全上位互換]]の[[《セブ・コアクマン》]]が登場した。

-このような[[能力]]で[[表向き]]にした[[カード]]が[[墓地]]に置かれる事を俗に「[[落ちる]]」、逆に[[手札]]に加えることを「拾う」という。

-[[プレミアム殿堂]]となりゲームから姿を消した後も、[[《コアクアンのおつかい》]]や[[《クアトロ・ブレイン》]]の[[フレーバーテキスト]]で再登場しており、[[背景ストーリー]]では未だに現役である。
--《アクアン》や《クアトロ・ブレイン》のフレーバーテキストからするに、アクアンは[[光]]文明や[[闇]]文明に武器をおろしている武器商人であると考えられる。しかし、《クアトロ・ブレイン》から読み取るに光と闇がメインの[[オラクル]]の思想には反対であり(平和では武器が売れないため)、[[アウトレイジ]]に協力しているようだ(彼の子供である[[《セブ・コアクマン》]]も[[《紺碧術者 フューチャー》]]に協力的である)。これは《アクアン》を 光と闇の入っていないデッキに入れると墓地肥やしとなり、墓地戦略を得意とする[[アウトレイジ]]に有利になるからであろう。現に[[《セブ・コアクマン》]]は[[メルゲループ]]などに採用されている。

-[[背景ストーリー]]で強調されていた守銭奴キャラが極まり、[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]ではついに[[デュ円]]バージョンが収録された。事務局の回答によると、このカードは&bold(){2000万デュ円として実際に使用できる}とのことで、[[フレーバーテキスト]]はそのことを現した言葉遊びとなっている。ちなみに[[息子>《コアクアンのおつかい》]]も同じく[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]に[[再録]]されている。

-漫画「FE」では[[W(ホワイト)>白凰]]がベルベル戦で使用している。[[《鎧亜の邪聖ギル・ダグラス》]]の能力で[[破壊]]された。&br;「SX」番外編でも[[白凰]]が使用し、[[勝舞>切札 勝舞]]にとどめをさした。なお、[[《奇跡の精霊ミルザム》]]の[[ウルトラシールド・プラス]]によって増えた[[シールド]]の中に明らかに「2枚目」の《アクアン》が入っていた。連載当時は[[殿堂入り]]していたため、おそらくはミスだろう。(そもそも向こうの世界に殿堂ルールがあるのかは不明だが。)

-漫画「覇王伝ガチ!!」では、[[赤星 大虎]]が[[神鷹]]戦で使用。実際に能力が使われる描写は無かったが、おそらく大量の[[ドロー]]で試合に貢献したのだろう。最終的にとどめを刺したのもこの1体。

**関連カード [#k5944905]
-[[《エリアス》]]
-[[《セブ・コアクマン》]]
-[[《ストリーミング・シェイパー》]]
-[[《ストリーミング・チューター》]]
-[[《コアクアンのおつかい》]]
-[[《アクアン・メルカトール》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#gd8924b6]
-[[DM-04>DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲(チャレンジ・オブ・ブラックシャドウ)」]]、[[DMC-17>DMC-17 「戦場の暗黒皇女(ダーク・ウォリアー)デッキ」]]、[[プロモ>プロモーション・カード]](P16/Y1)&br;&italic(){にひひひ。中立が一番儲かるのさ。}
-[[DMC-13>DMC-13 「コロコロ・ニュージェネレーション・パック」]]&br;&italic(){敵の敵は、友。でも、味方の味方は、お客様。}
-[[DMC-37>DMC-37 「バイオレンス・エンジェル」]]&br;&italic(){[[光]]に売れるものは[[闇]]にも売れる、誰だって自分に向けられる刃は気になるもんさ。――アクアン}
-[[DMC-38>DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」]]&br;&italic(){今日も世界は事件だらけ。結構結構。――アクアン}
-[[DMC-50>DMC-50 「パーフェクト・エンジェル」]]&br;&italic(){儲かりすぎるのも[[考えもの>プレミアム殿堂]]だな。――アクアン}
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;&italic(){にひひひ。このデュ円は本当に使えるのさ。 ---アクアン}
-[[DM-04>DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲(チャレンジ・オブ・ブラックシャドウ)」]]、[[DMC-17>DMC-17 「戦場の暗黒皇女(ダーク・ウォリアー)デッキ」]]、[[プロモ>プロモーション・カード]](P16/Y1)&br;'''にひひひ。中立が一番儲かるのさ。}
-[[DMC-13>DMC-13 「コロコロ・ニュージェネレーション・パック」]]&br;'''敵の敵は、友。でも、味方の味方は、お客様。}
-[[DMC-37>DMC-37 「バイオレンス・エンジェル」]]&br;'''[[光]]に売れるものは[[闇]]にも売れる、誰だって自分に向けられる刃は気になるもんさ。――アクアン}
-[[DMC-38>DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」]]&br;'''今日も世界は事件だらけ。結構結構。――アクアン}
-[[DMC-50>DMC-50 「パーフェクト・エンジェル」]]&br;'''儲かりすぎるのも[[考えもの>プレミアム殿堂]]だな。――アクアン}
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''にひひひ。このデュ円は本当に使えるのさ。 ---アクアン}

**収録セット [#j3cab7b3]
-illus.[[Katsuya]]
--[[DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲(チャレンジ・オブ・ブラックシャドウ)」]]
--[[DMC-13 「コロコロ・ニュージェネレーション・パック」]](新規イラスト)
--[[DMC-17 「戦場の暗黒皇女(ダーク・ウォリアー)デッキ」]]
--[[DMC-37 「バイオレンス・エンジェル」]]
--[[DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」]]
--[[DMC-50 「パーフェクト・エンジェル」]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]](2000万デュ円版)
--[[プロモーション・カード]](P16/Y1)([[アルトアート]])

**参考 [#sd97a0ce]
-[[サイバーロード]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[表向き]]
-[[光]]
-[[闇]]
-[[カード]]
-[[手札補充]]
-[[殿堂入り]]
-[[プレミアム殿堂]]
-[[デュ円]]
-[[アクアンブラック]]
-[[アクアンホワイト]]
-[[アクアンホワイトブラック]]