#author("2019-01-25T19:16:59+09:00","","") *《「&ruby(こぶし){拳};」の&ruby(いただき){頂}; デシブコ・グーチーパ》 [#e1087236] |「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ VR 無色 (11)| |クリーチャー:アンノウン/ゼニス/スペシャルズ 21000| |Q・ブレイカー| |各ターンに一度、ジャンケンで負ける時、かわりに勝ったことにしてもよい。| |このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、相手と5回ジャンケンする。そのすべてに勝てば、自分はゲームに勝つ。 | |自分のクリーチャーがバトルに負ける時、相手とジャンケンしてもよい。自分が勝ったら、そのクリーチャーはそのバトルに勝つ。| |エターナル・Ω| [[DMEX-03>DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」]]で登場した[[無色]]の[[アンノウン]]/[[ゼニス]]/[[スペシャルズ]]。 特大の[[Q・ブレイカー]]に加え、[[自分]]の[[クリーチャー]]が[[バトル]]に負ける時、[[ジャンケン]]に勝てば[[バトル]]に勝てるという[[常在型能力]]を持つ。 相打ちで負ける際にも[[能力]]を発揮するのがミソ。 バトルした際に自分のクリーチャーが50%の確率で生き残るとも取れるだろう。2番目の[[能力]]を使用すれば1回だけ100%勝てる。 [[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]と同様に、小型[[クリーチャー]]を並べてからこの[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出すと相手は攻撃し辛くなる。 しかし、最大の目玉は[[召喚]]能力。''[[ジャンケン]]に5回すべて勝てば[[エクストラウィン]]''という[[ゼニス]]らしい豪快力を持つ。 一度だけ[[ジャンケン]]に負けても勝ちにできる[[常在型能力]]を有するので5回中4回以上勝てばよい。 つまりこのクリーチャーの召喚時能力で勝てる確率は3/16、18.75%(上記のジャンケンの負けを勝ちにできる能力を使用する場合)。 [[《JK神星シャバダバドゥー》]]と同じく自分の運が試される[[クリーチャー]]である。 あちらは生き残りさえすれば勝利の賭けを毎ターン仕掛けることが出来るが、この[[クリーチャー]]は[[召喚]]時[[能力]]で勝利を狙えるので即効性がある。 重くて難しいが、[[エターナル・Ω]]を活用すればこのクリーチャーでも何度も挑戦できる。 このクリーチャーをフル活用させるなら[[バトル]]能力を活かせるような小型クリーチャーを多めに入れた、[[マナ加速]]や[[コスト軽減]]が得意なデッキに採用したい。 召喚時能力に失敗しても最低限活躍できるように工夫しよう。 もし真剣勝負に使うならパワー12000以上の無色であることを活かして[[【ゲイル・ヴェスパー】]]に入れると良い。【ゲイル・ヴェスパー】なら4体並べることも非現実的ではなく、後述のルールもあってそこそこ戦える。 **ルール [#gfbce014] 「各ターンに一度〜」の効果はタイミングが指定されておらず、好きな[[ジャンケン]]に適用可能。これにより、2体以上並べた場合は1ターンに複数回使うことができる。 この[[クリーチャー]]を4体並べれば4回までじゃんけんの敗北を勝利に置換できる。その状態でこの[[クリーチャー]]の[[エクストラウィン]]を狙えば、「5回中4敗までは勝利可能(=5回のじゃんけんに全敗しなければ勝利可能)」となるため、勝利確率は31/32、96.875%になる。ここまでして勝てなかったら泣いていい。 -[[《神秘と創造の石碑》]]等を使ってでもこの[[クリーチャー]]を並べる価値が出ると言えるだろう。 ---- ルールに照らし合わせて見ると、テキストに曖昧な部分が多く裁定が待たれる。具体的には以下。 +「このクリーチャーが召喚によって〜」の効果であいこが出た場合はカウントされるのか +「自分のクリーチャーがバトルに負ける時〜」で勝った場合、相手のクリーチャーはバトルに負けるのか -1.に関して、過去の[[《JK神星シャバダバドゥー》]]は[[ジャンケン]]の回数ではなく勝った回数で条件を定めていたが、この[[クリーチャー]]はジャンケンの回数そのものを定めているため、あいこが1回としてカウントされるか否かは重要となる。 仮にカウントされない場合、勝利条件は[[《JK神星シャバダバドゥー》]]の「5連勝」と意味は同じになる。ただし敗北しても5回きっかりジャンケンしなければならないことに変わりはない。 -2.は恐らく[[置換効果]]と思われる。正確に書くとすれば「''自分のクリーチャーがバトルに負ける時、相手とジャンケンしてもよい。自分が勝ったら、そのクリーチャーはそのバトルに負けるかわりに勝つ。''」のようになるだろう。 しかし、[[デュエル・マスターズ]]のバトルには「両者とも勝ち」のパターンが存在する([[すべてのバトルに勝つ]]同士で[[バトル]]した場合など)ため、自分側の負けを勝ちにしただけで相手側が自動的に負けるとする判断は、裁定が出てない状態では尚早である。 仮に相手の勝ちがそのままだった場合、どちらも[[バトル]]に勝利した事になりどちらも[[破壊]]されない。 **その他 [#jc12b3c5] -既存の[[ジャンケン]]カードと組み合わせる事で強力なシナジーを発揮する。[[《JK兜パッパラ・ベンケイ》]]などを置けば、こちらの[[cip]]でのジャンケンの度に心理戦を仕掛けつつ能力の発動も狙える。ターン中に1度はジャンケンに勝てるので、[[《JK大バクチ》]]では確実に[[クリーチャー]]数を倍増させられる。こうしたコンボ目的でデッキを組むのであれば、積極的に[[コストを踏み倒す>コスト踏み倒し]]のも手である。 -地味に[[《「命」の頂 グレイテスト・グレート》]]と同[[パワー]]。非[[進化]][[ゼニス]]では最大級のパワーである。 -[[名前>カード名]]は『拳で』の逆読みと[[ジャンケン]]の3つの手『グー・チョキ・パー』からだろう。 --[[アンノウン]]/[[ゼニス]]以外の[[種族]]を有するのに「」内が一文字である。が、[[命名ルール]]がことごとく破られる[[スペシャルズ]]の中では比較的元の[[種族]]に忠実な方でもある。 -元ネタは上述の「拳で」、パワー21000、応募ハガキに書かれた「お互いのマナゾーンに置いてあるカードの枚数の合計が21枚ぴったり」などから、応募期間と重なる2017年秋頃にSNSで拡散された「拳で抵抗する21歳」であろう。一般人をネタにした動画のパロディが大賞を受賞し、カード化までされてしまったことには一部で物議を醸した。 //--これに対しハガキを送った木多健太氏本人と思しきTwitterアカウントは、セガのアーケードゲーム「恐竜キング」が元ネタであると%%の言い訳を%%コメントしている。 //要出典 **関連カード [#c561b250] -[[《JK神星シャバダバドゥー》]] -[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]] **収録セット [#j88bf0a5] -illus.[[hatapug]] -Design.木多健太 --[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」]] **参考 [#nf6b2d8a] -[[アンノウン]] -[[ゼニス]] -[[スペシャルズ]] -[[Q・ブレイカー]] -[[ジャンケン]] -[[置換効果]] -[[召喚]] -[[cip]] -[[エクストラウィン]] -[[バトル]] -[[エターナル・Ω]]