#author("2019-11-15T16:47:36+09:00","","") #author("2019-12-06T01:08:47+09:00","","") *DMD-26 「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー&ruby(しんかろん){進化論}; &ruby(アルファ){α}; to &ruby(オメガ){Ω};」 [#ga456ac2] 2015年8月8日発売。価格は税抜1800円。 [[マスターズ・クロニクル・デッキ]]の一つであり、[[サバイバー]]をテーマにした[[構築済みデッキ]]。 低年齢層向けの[[デュエル・マスターズ]]では珍しく、かつて[[プレイヤー]]だった高年齢層を狙った商品である。 内容は[[光]][[水]][[自然]]の[[サバイバー]][[デッキ]]。[[サバイバー]]は[[DM-05>DM-05 第5弾「漂流大陸の末裔(リターン・オブ・ザ・サバイバー)」]]と[[DM-06>DM-06 「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」]]でわずかしか存在せず、[[背景ストーリー]]でも全滅扱いだったため、ファンにとっては待望の復活となった。 内容は[[光]][[水]][[自然]]の[[サバイバー]][[デッキ]]。[[サバイバー]]は[[DM-05>DM-05 第5弾「漂流大陸の末裔」]]と[[DM-06>DM-06 「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」]]でわずかしか存在せず、[[背景ストーリー]]でも全滅扱いだったため、ファンにとっては待望の復活となった。 原作では[[邪藩 牛次郎]]が[[サバイバー]]を使ったこともあるため、漫画を読んでいた[[プレイヤー]]にとっても懐かしく感じるだろう。 パッケージはクリーチャーやキャラクターも描かれていない縦長の直方体の箱というシンプルな造形で、全カードが[[覚醒編]]以前の懐かしの[[旧枠]]仕様となっている。 さらに特製のデッキケースが付属している。 新規カードは、 -[[《雲上の精霊オービスγ》]] -[[《キング・ムーγ》]] -[[《オメガ・ゴライアスδ》]] -[[《宣凶師ラッセルズβ》]] -[[《トリトーンβ》]] -[[《猛毒モクレンβ》]] -[[《モリノオウジャダケα》]] -[[《電磁星樹アマリンα》]] の8種類。 発売当時の[[スペック]]では厳しいと判断された為か、[[《シェル・ファクトリーγ》]]と[[《シータ・トゥレイト》]]を除き全て新規の[[サバイバー]]である。その為、マスターズ・クロニクル・デッキの中でも新規カードの数が多い。 そんな新規の[[サバイバー]]たちも[[シー・ハッカー]]や[[バルーン・マッシュルーム]]など初期に登場した[[種族]]ばかりで、[[カードイラスト]]も初期を意識したものとなっている。 軽量の2[[マナ]][[サバイバー]]から[[《トリトーンβ》]]か[[《猛毒モクレンβ》]]に繋ぎ、[[アタックトリガー]]で[[手札]]と[[マナ]]を確保。ある程度[[マナ]]が増えたところで[[《オメガ・ゴライアスδ》]]で打点とパワーを強化して、一気にとどめを刺したい。 -12年の時を経ての復活というだけあって、新規収録のカードは能力も今のカードパワーに準じたものになっている。サバイバーが[[マナ召喚]]や[[ウルトラ・セイバー]]、疑似[[フリーズ]]といった、当時では考えられなかったような能力を引っ提げて参戦してきた事は、古参プレイヤーには感慨深いものがある。 -[[サバイバー]]のみ限らず他の収録カードも非常に豪華である。特に[[S・トリガー]]に関しては抜きんでており[[《終末の時計 ザ・クロック》]]、[[《反撃のサイレント・スパーク》]]、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]といずれも[[環境]]で活躍できる[[カード]]が多い。[[《ドンドン吸い込むナウ》]]はこれまでどの[[デッキ]]にも1枚しか収録されていなかったが、本デッキには3枚収録と大盤振る舞いである。 -[[背景ストーリー]]では[[《電磁星樹アマリンα》]]が動かしたプログラムによって眠っていた[[サバイバー]]を目覚めさせてしまったようだ。 明言されてないが、[[《モリノオウジャダケα》]]の[[フレーバーテキスト]]で「滅ぼされたように見えたが生き残っていた」と語られていることや、アウトレイジ組との絡みなど[[DM-06 >DM-06 「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」]]や[[エピソード3]]以降の本家の超獣世界の関連を匂わせる繋がりがある。 -新録の[[サバイバー]]は[[レアリティ]]がないにもかかわらずギリシャ文字に違いがあるが、これは[[デッキ]]内での役割によって分けられていると考えられる。 --α:βの能力を即時発動させるための[[ウィニー]]、[[サバイバー]][[能力]]なし。[[コスト]]2 --β:[[アタックトリガー]]で序盤の[[アドバンテージ]]を稼ぐ。[[コスト]]3 --γ:[[cip]]で相手[[クリーチャー]]を妨害。[[W・ブレイカー]]持ち --δ:展開した[[サバイバー]]を一斉強化するフィニッシャー -[[エピソード1]]以降のカードも[[旧枠]]仕様になっているのだが、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]はここでも[[アウトレイジMAX]]の規則をしっかり守り(ルールをしっかり破り)[[フルフレーム]]のままになっている。ただし、完全なフルフレームではなく[[カード名]]の部分にのみフレームの付いた特殊仕様となっている。古参プレイヤーに配慮しつつアウトレイジMAXの規則を守った結果だろう。 -同時発売した他の2つの[[デッキ]]が[[殿堂入り]][[カード]]が4枚ずつ収録されてるのに対し、この[[デッキ]]には1枚も入っていない。無論、だからと言ってこのデッキが他のデッキ2種に劣るなどということはない。 -だが結果としては「早期に行えるマナブースト手段が2コスト[[サバイバー]]からの[[《猛毒モクレンβ》]]のアタックトリガーのみである為、速度が中途半端で展開までに時間がかかる」というデメリットも存在し、環境入りとまではいかなかった。 --ただし再録パーツは上記にも上げた通り非常に豪華である為、パーツ取りとして購入されることが主。 -漫画「デュエル・マスターズ」では登場せず、かわりに「覇王伝ガチ」で虫マニアの[[牙虫寺]]が使用。大量展開で[[大虎>赤星 大虎]]を追い詰めた。 -収録されているカードはマークが付いていない。そのため''[[革命編]]限定戦では使用することができない''ので注意。&br;革命編の日本一決定戦では店舗予選から革命編限定戦を導入し、カードプールを制限して新規プレイヤーが参加しやすくするという公式の意図と、懐かしのクリーチャーで楽しく遊べるように新規・再録カードを惜しみなく投入するというデッキコンセプトがぶつかり合ってしまったための措置である。 -発売当時、[[革命編]]の[[ブロック構築]]で使用可能なカードは以下の通り。 --[[《終末の時計 ザ・クロック》]] ---- **収録カード(◎=[[スーパーレア]]仕様) [#t8506e26] |■収録カード|枚数|h |~■光文明|~(5)| |[[《雲上の精霊オービスγ》]]◎|2| |[[《宣凶師ラッセルズβ》]]|2| |[[《光器ペトローバ》]]◎|1| |~■水文明|~(12)| |[[《サイバー・N・ワールド》]]◎|1| |[[《キング・ムーγ》]]◎|2| |[[《トリトーンβ》]]|4| |[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|2| |[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|3| |~■自然文明|~(15)| |[[《オメガ・ゴライアスδ》]]◎|2| |[[《猛毒モクレンβ》]]|4| |[[《モリノオウジャダケα》]]|4| |[[《シェル・ファクトリーγ》]]|2| |[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]|1| |[[《シータ・トゥレイト》]]|2| |~■多文明|~(8)| |[[《電磁星樹アマリンα》]]|4| |[[《反撃のサイレント・スパーク》]]|2| |[[《飛散する斧 プロメテウス》]]|2| **おすすめの改良法 [#fd4e42c9] 改良するのであれば強力な[[除去]]耐性を付与する[[《宣凶師ラッセルズβ》]]と、[[サバイバー]]の核ともいえる[[《シェル・ファクトリーγ》]]の枚数を増やしたい。 また、[[《フウセンアワダケβ》]]は[[置換効果]]ではないため、[[《宣凶師ラッセルズβ》]]との相性が非常に良いのでオススメ。[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]が建てばいくらでも場を復元できる。 [[《死縛虫グレイブ・ワームγ》]]などを用いて別の色で組んでもよいが、12年も再録されていない[[カード]]ばかりなので[[コモン]]であろうと入手は難しい。 持っているプレイヤーであれば別の色で改良してみるのも良い。 **参考 [#bfcaf9d5] -[[エキスパンションリスト]] -[[構築済みデッキ]] -[[マスターズ・クロニクル・デッキ]] -[[サバイバー]] -[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]] -[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]