#author("2019-06-28T00:13:15+09:00","","")
#author("2019-07-03T17:17:57+09:00","","")
*&ruby(バトル・ギャラクシー){戦国編};&ruby(かんきょう){環境}; [#b95942c4]

*BEFORE⇒[[極神編環境]] [#a96dd035]

***[[メタゲーム]] [#u77b5463]
*[[DM-28>DM-28 「戦国編(バトル・ギャラクシー) 第1弾」]]期 [#o016d947]
[[【キング・アルカディアス】]]や[[【マルコビート】]]が台頭する中、[[DM-28>DM-28 「戦国編(バトル・ギャラクシー) 第1弾」]]にて[[《ブレードグレンオー・マックス》]]と[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]の2体の[[マナ進化]][[クリーチャー]]が登場。
[[【赤単速攻】]]などの[[【速攻】]]も強化されたが、最もその恩恵を受けた[[【赤緑速攻】]]を中心に、しばらくの間[[ビートダウン]]が[[メタ]]の上位に位置することとなる。

後に環境のマストカードとなる[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]、[[《ソウル・アドバンテージ》]]が登場したのもこの弾であり、[[カードプール]]に大きな変化を与えた。

前者は対処が難しい[[フィニッシャー]]として広く活躍。2体以上並ばれると巻き返しが一気に難しくなるため、この[[クリーチャー]]の[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]として[[シールド焼却]]の[[《冥府の覇者ガジラビュート》]]が注目されるほどだった。

また、後者は[[シールド]]が初期状態の5枚ならば事実上の「1[[マナ]][[軽い]][[《ロスト・ソウル》]]」となるため、勝負を決めかねない威力の[[ハンデス]][[カード]]として恐れられた。

[[極神編]]後半の大量[[殿堂入り]]で、メタ格のデッキがそこまで他を突き放すような強さを持てなくなってきたこともあり、全体として「大会で勝てるデッキタイプ」が今までにないほど増えたと言える。
[[ファンデッキ]]気味のデッキでも、しっかりと構築すれば、[[公認大会]]レベルで上位を目指すことも可能になってきた。

*[[DM-29>DM-29 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)」]]期 [#n5196734]
しばらくビートダウンの強さが続くと思われたが、[[DM-29>DM-29 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)」]]の発売で状況が逆転する。新能力[[ニンジャ・ストライク]]が登場したことにより、[[コントロール]]側の防御手段が増え、相対的にビートダウンがやや弱体化してしまった。

同じ頃[[DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」]]に収録された[[《インフェルノ・サイン》]]により、殿堂入りしていた[[《インフェルノ・ゲート》]]に続く[[リアニメイト]]手段が登場したため、[[【ロマノフサイン】]]、[[【ロマネスクリアニメイト】]]といったデッキが台頭していった。
[[《インフェルノ・サイン》]]は[[S・トリガー]]でもあり、コントロールデッキはさらにビートダウン・【速攻】への耐性を得ていた。[[《龍神メタル》]]や[[《龍神ヘヴィ》]]などによる[[【黒ランデス】]]などへの恩恵も大きかったと言える。[[《幻槍のジルコン》]]も当時は希少な[[墓地肥やし]]要員として重宝された。

[[DMC-43 「ネバーエンディング・ヒーロー」]]からは[[《エンドラ・パッピー》]]と[[《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》]]が登場し、[[ドラゴン]]と言うより[[エンジェル・コマンド]]のサポート要員として注目された。

メタ格デッキの[[フィニッシャー]]には[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]などの拘束系カードがよく用いられ、これらの[[パワー]]が軒並み9000であったため、このラインが重要になった。

ギャラクシーマスターリーグ2008では、ビートダウンは[[【マルコビート】]]、[[【黒マルコ】]]といった[[【青赤緑ビートダウン】]]軸のものが多く入賞し、【速攻】は[[【赤緑速攻】]]が中心になった。
他方、コントロールは上記の[[リアニメイト]]系と[[【ギャラクシーコントロール】]]、[[【キング・アルカディアス】]]系、そして[[【黒ランデス】]]などの[[ランデス]]系、さらに新興の[[【青黒緑コントロール】]]系の[[【ドルゲーザ】]]や[[【カウンターバイケン】]]が君臨。

[[《ソウル・アドバンテージ》]]による中盤での大量[[ハンデス]]が蔓延したため、[[闇]]入りの[[コントロール]]同士では「先に撃った方が勝ち」という展開が多かったのもこの時期の特徴だった。
そのため、[[地雷]]デッキとして[[【カウンターバイケン】]]や[[【カウンターマッドネス】]]が登場。多種多様なデッキによるメタゲームが展開された。

10月には[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]と[[《バジュラズ・ソウル》]]が[[殿堂入り]]。[[《スケルトン・バイス》]]はついに[[プレミアム殿堂]]入りしている。
[[種族デッキ]]と[[ランデス]]が多少弱体化し、相対的に[[《解体人形ジェニー》]]や[[《ソウル・アドバンテージ》]]の重要度が上がった。

11月には最強クラスの構築デッキと謳われた[[DMC-46 「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」]]が登場。強力な手札補充要因である[[《魔弾グローリー・ゲート》]]をあと1枚追加すれば、それだけで大会に勝てる程強いデッキになった。強力な[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]に目を奪われがちだが、[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]と[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]も強く、光闇型[[【ナイト】]]の環境進出を決定づけた。
11月には最強クラスの構築デッキと謳われた[[DMC-46 「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」]]が登場。強力な手札補充要員である[[《魔弾グローリー・ゲート》]]をあと1枚追加すれば、それだけで大会に勝てる程強いデッキになった。強力な[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]に目を奪われがちだが、[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]と[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]も強く、光闇型[[【ナイト】]]の環境進出を決定づけた。
対する[[【サムライ】]]は[[DMC-45 「BATTLE of YAMATO魂(バトル・オブ・ヤマトダマシイ)」]]では[[《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》]]や[[《龍刃 ヤマト・スピリット》]]のような大型切り札が収録され、[[【剣誠型サムライ】]]など専用デッキが考えられたが、こちらは環境への進出までには至らなかった。

*[[DM-30>DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」]]期 [#e6866d41]
[[DM-30>DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」]]になると新カード「[[城]]」が登場。それらはどれもなかなかのスペックを持っており、特に[[《ハッスル・キャッスル》]]、[[《ローズ・キャッスル》]]、[[《海底鬼面城》]]などが多くのデッキタイプで活躍。

[[【闘龍鬼ジャック・ライドウ】]]による[[《超竜バジュラ》]]の復権も話題となり、[[覚醒編]]の末期まで発展し続けた。
悪名高き[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]の礎が出来上がったのもこの頃。

今回のギャラクシー・マスターズでは[[白黒緑]]で構成された[[【ネクラギャラクシー】>【ギャラクシーコントロール】]]がオープンクラス優勝を果たす。レギュラークラスは[[【カウンターバイケン】]]が勝利を掴んだ。

*[[DM-31>DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」]]期 [#l6b107c7]
[[《母なる大地》]]と[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]はついにプレミアム殿堂入りし、他に4枚のカードが殿堂入り。いわゆる母なる〜系カードは[[《母なる紋章》]]1枚のみ搭載可能となった。

特に[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]と[[《ソウル・アドバンテージ》]]の[[殿堂入り]]は事件だったが、前者は以前に比べて格段に増えたドロー手段に代替され、後者は依然闇入りのデッキには[[必須カード]]高確率で採用されており、[[《ロスト・ソウル》]]の存在もあって大きくメタゲームは動いていない。

他にも[[《超銀河弾 HELL》]]という重量呪文が登場した。発売当初はその凶悪な能力から[[環境]]を支配するのではないかと危惧されたが、コストが非常に重い、相手側にクリーチャーがいないと[[アドバンテージ]]が得られない、などの理由から、今のところ大きくメタを動かすほどには活躍していない。

この弾では[[《西南の超人》]]の登場による[[ジャイアント]]の更なる強化や、[[ナイト]]&[[サムライ]]の戦力の多様化により、さらに多くの有力デッキが登場。[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]の登場も大きく、コントロールデッキのデッキスロットが大幅に節約される事になった。

DM始まって以来と言っていい、超多様なメタゲームが展開され、主流のいくつかのデッキと、それ以外のダークホース的な存在のデッキの実力差が大きく縮まっている。

大規模な大会では、やはり成績が安定するであろう[[【赤緑速攻】]]などの[[【速攻】]]・[[《エンペラー・マルコ》]]軸の中速ビートダウン・[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[【ヘヴィ・デス・メタル】]]、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]を擁する各種コントロール・[[【黒ランデス】]]などの[[ランデス]]系デッキ・[[【シノビドルゲーザ】]]などのシノビを採用したデッキ・[[《インフェルノ・サイン》]]を利用した[[リアニメイト]]系デッキ辺りが幅をきかせている。

だが、この中でさえも多種多様な戦術がある。さまざまなデッキ構築が可能な[[デュエル・マスターズ]]の本来の姿を取り戻してきており、理想的な[[環境]]だと言えるだろう。

*NEXT⇒[[神化編環境]] [#tc402226]

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***主流デッキ [#v6f4964e]
-[[【赤緑速攻】]]
-[[【マルコビート】]]
-[[【黒マルコ】]]
-[[【ドルゲーザ】]]
-[[【ジャック・ヴァルディビート】]]
-[[【ギャラクシーコントロール】]]
-[[【キング・アルカディアス】]]
-[[【黒ランデス】]]
-[[【ヘヴィ・デス・メタル】]]
-[[【ロマノフサイン】]]
-[[【ロマネスクリアニメイト】]]
-[[【ナイト】]]
-[[【カウンターマッドネス】]]
--[[【カウンターバイケン】]]
-[[【闘龍鬼ジャック・ライドウ】]]
-[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]
-[[【5色フェアリー・ミラクル】]]
-[[【5色ランデス】]]

***有力カード [#sef6ce4c]
-[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]
-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]
-[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]
-[[《エンペラー・マルコ》]]
-[[《ソウル・アドバンテージ》]]
-[[《バキューム・クロウラー》]]
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
-[[《龍仙ロマネスク》]]
-[[《インフェルノ・サイン》]]
-[[《英知と追撃の宝剣》]]
-[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]
-[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]
-[[《ハッスル・キャッスル》]]
-[[《海底鬼面城》]]

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**参考 [#c87247a9]
-[[デッキ・カードプールの変遷]]
-[[戦国編]]
--[[DM-28 「戦国編(バトル・ギャラクシー) 第1弾」]]
--[[DM-29 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)」]]
--[[DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」]] 
--[[DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」]]