#author("2018-09-22T23:44:11+09:00","","")
*山札破壊 [#ed5f67ec]
#author("2018-10-12T15:32:57+09:00","","")
*&ruby(やまふだはかい){山札破壊};[#ed5f67ec]

相手の[[山札]]のカードを[[墓地]]などに送り、[[ライブラリアウト]]を狙うこと。「''デッキ破壊''」「''デッキデス(デストラクション)''」はほぼ同義。

[[ライブラリアウト]][[デッキ]]では基本的な戦略となる。

[[デュエル・マスターズ]]では[[山札]]が0枚になると[[ライブラリアウト]]となって敗北する。よって、相手の[[山札]]の[[カード]]を削ることでも[[ゲーム]]に勝利することができる。

[[ライブラリアウト]]による勝利は相手の[[シールド]]を[[ブレイク]]するリスクがないため、[[コントロール]][[デッキ]]のフィニッシュの手段としてしばしば使用される。例えば[[【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】]]では[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]の[[能力]]で[[《ヴォルグ・サンダー》]]を並べる戦術がよくとられる。

ただし、場合によっては相手の[[墓地肥やし]]を助けてしまうので要注意。[[【墓地ソース】]]が相手だと、[[《百万超邪 クロスファイア》]]や[[《暴走龍 5000GT》]]などを使われる可能性がある。できる限り[[即死>1ショットキル]]性の強い[[デッキ]]を心がけたい。前述の[[【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】]]はその代表例といえる。

天敵は、[[山札]]から[[手札]]以外への[[カード]]の移動を無効化する[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《禁術のカルマ カレイコ》]]など。他には、[[墓地]]のカードを[[山札]]に戻す[[《サイバー・N・ワールド》]]や[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]などがある。

[[システムクリーチャー]]ならばあらかじめ[[除去]]し、[[cip]]持ちならば[[ハンデス]]で妨害したりすることで対策できる。しかし、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の場合は[[山札]]に入っているだけで機能するため、[[山札]]切れでの勝利は絶望的となる。

-「山札破壊」はあくまで俗語であり、[[ルール]]上の「[[破壊]]」には当てはまらない。よって、[[山札]]の[[カード]]が[[墓地]]に送られても[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]などの[[能力]]は誘発しない。

-強制的に[[ドロー]]させたり、[[シールド]]を増やさせたりすることで[[ライブラリアウト]]を達成させる[[デッキ]]もある。例としては[[《黒神龍ザルバ》]]を[[ループ]]させる[[【ジェームズゾルゲ】]]や、[[《パクリオ》]]と[[《サイバー・N・ワールド》]]を使った[[【パクリオループ】]]など。この方法ならば[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]を無視することができるので、より確実な戦術といえる。

-[[リアニメイト]]などの下準備として、あえて自分の[[山札]]を削る場合は山札破壊とは呼ばず、[[墓地肥やし]]の一種と扱われる。

-[[闘魂編環境]]以来、[[《ヘル・スラッシュ》]][[《ロスト・チャージャー》]][[《フューチャー・スラッシュ》]]の3枚が山札破壊の主役だったが、2007年1月15日の規制ですべて[[プレミアム殿堂]]に指定された。これについては、相手の[[山札]]の扱いについてトラブルになることが多かった、[[ライブラリアウト]]という戦術自体が低年齢層に好まれなかったなどの理由が指摘されている。

**参考 [#sf88b235]
-[[用語集]]
-[[ライブラリアウト]]
-[[破壊]]