#author("2018-08-11T21:00:16+09:00","","")
*デ・スザーク [#m9b7ab5f]
#author("2018-08-12T15:14:59+09:00","","")

[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の能力によるコントロールを主軸としたデッキ。いわゆる[[黒単コントロール]]の一種であり、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]、[[《魔凰 デ・スザーク》]]、[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]らの[[無月の門]]を利用する条件となる[[魔導具]]でデッキが固められるのが特徴。

|卍 デ・スザーク 卍 MDS 闇文明 (8)|
|クリーチャー:マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング 9000|
|無月の門:自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|このクリーチャーの下に4枚以上カードがあれば、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。|

**主要カード [#n0329795]
|[[《卍 デ・スザーク 卍》]]|核|
|[[《魔凰 デ・スザーク》]]|一掃役。相手のすべてのクリーチャーを-3000する|
|[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]|詰ませ役。毎ターンのエンド時にバトルゾーンに出せ、相手のマナを縛る|
|[[《一番隊 バギン16号》]]|初動コスト軽減|
|[[《暗黒鎧 ヴェイダー》]]|[[ターンエンド]]時に1枚墓地肥やしと条件付き1ドロー|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|《デッドゾーン》の侵略元や[[《ヴォルグ・サンダー》]]を用意できる|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[ウィニー]]と相性の良い[[リアニメイト]]を持った除去[[S・トリガー]]|
|[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]|強力な大型[[ハンデス]]|
|[[《無明夜叉羅ムカデ》]]|[[無月の門]]で出せるcipでパワー-9000の除去。さらに無月の門で出していれば自軍に攻撃時の[[ハンデス]]を付与|
|[[《卍 デ・ルパンサー 卍/葬爪》]]|無月の門で出せるツインパクトカード。ややデ・スザークと相性が悪いが、下にカード無くても能力を使うことができる|

**候補となる魔導具 [#ce22f3eb]
|[[《堕魔 ザンバリー》]]|わずか1コストで[[墓地]]と[[バトルゾーン]]の魔導具を1体ずつ増やせるカード。手札消費激しいのが欠点|
|[[《堕魔 ドゥグラス》]]|[[S・トリガー]]、[[逆スレイヤー]]を持つ[[ブロッカー]]。残ればバトルゾーンの、倒されれば墓地のアドバンテージとなる|
|[[《堕魔 ドゥポイズ》]]|[[アンタッチャブル]]貫通の軽量除去。下のカードが足りなくなった《卍 デ・スザーク 卍》を自ら破壊して再利用|
|[[《堕魔 ドゥシーザ》]]|一番隊がスッポリ入る2000[[パワー低下]]|
|[[《堕魔 ドゥスン》]]|相手のターン最初の呪文のコストを+1|
|[[《堕魔 ドゥンブレ》]]|シールドのカードを1枚手札に加える。表向きのカードのみも可|
|[[《堕魔 ドゥリケン》]]|自分のターンに破壊されていれば、ターンエンド時にリアニメイト。無月の門のサポートに|
|[[《堕魔 グリギャン》]]|cipで3枚墓地肥やしを行う3コスト攻撃不能ブロッカー|
|[[《堕魔 グリペイジ》]]|3コストのクリーチャーが残る1ランダム[[ハンデス]]|
|[[《堕魔 グリナイブ》]]|[[ウルトラ・セイバー]]:マフィ・ギャング。除去から《デ・スザーク》などを守る。|
|[[《堕魔 ヴォガイガ》]]|[[魔導具]]を[[コスト軽減]]、cipで4枚墓地肥やしからの[[闇]][[カード]]1枚[[墓地回収]]|
|[[《堕魔 ヴォーミラ》]]|cipで3枚墓地肥やし、ターン1制限で魔導具を[[墓地召喚]]|
|[[《堕魔 ヴォシンバ》]]|ドゥポイズと違い強制ではないため融通が利く。同じように《卍 デ・スザーク 卍》を自ら破壊して再利用に|
|[[《堕魔 ヴァイシング》]]|cipでコスト4以下の魔導具を[[リアニメイト]]|

**その他候補パーツ [#hd237329]
|[[《制御の翼 オリオティス》]]|反応した際の[[除去]]の質が上質な[[コスト踏み倒し]][[メタ]]。用済みになったらチャンプブロックに回せる上に、光マナになるのも利点|
|[[《異端流し オニカマス》]]|[[【青黒】]]構築では必須のコスト踏み倒しメタ|
|[[《デモンズ・ライト》]]|ドローと除去をこれ1枚で|
|[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]|呪文のコスト踏み倒しおよび墓地回収|
|[[《英知と追撃の宝剣》]]※|ランデスと除去をこれ1枚でこなすパワーカード|
|[[《超次元ガロウズ・ホール》]]|汎用性、運用性共に抜群の[[超次元]][[呪文]]|
|[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]|水の呪文踏み倒しの要。置きドローにも|
|[[《S級不死 デッドゾーン》]]|殴り返しや除去が強力|
|[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]|[[光]]をタッチする必要があるが、勝ち筋としては安全|
|[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]|展開補助に利用できる[[ドラグナー]]|
|[[《龍覇 ニンジャリバン》]]|《ヘルボロフ》とセットの[[ドラグナー]]|
|[[《凶鬼03号 ガシャゴズラ》]]|コストが3以下の魔導具を3体まで[[リアニメイト]]と自軍[[スレイヤー]]化|
|[[《撃髄医 スパイナー》]]|パワー-3000を複数打てる[[スーパー・S・トリガー]]。さらにスーパーボーナスで墓地のコスト4以下のクリーチャーを好きな数[[リアニメイト]]|
|[[《あたりポンの助》]]|ループの始動役のクリーチャーに対する出張メタカード|
|[[《戒王の封》]]|コスト8までの闇のクリーチャーをリアニメイト。さらにスーパーボーナスでクリーチャーを2体まで破壊。《デ・スザーク》を蘇生されば3体破壊|

**超次元ゾーン [#sda44b81]
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]|ライブラリアウト戦術の要|
|[[《超時空ストーム G・XX》]]|1ショットキルに|
|[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]|[[ウィニー]][[リアニメイト]]に|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|ビートダウン対策になる除去|
|[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]※|[[ドラグナー]]軸の場合は必須|
|[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]|龍魂サイクルそれぞれ単体でアドバンテージを取るのが主流の動き|

**このデッキの回し方 [#m2bfd773]

2ターン目に[[《堕魔 ドゥシーザ》]]を立て、3ターン目に[[《堕魔 グリギャン》]]で[[無月の門]]をトリガーさせ、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を着地させるのが一例。基本的にフィニッシュには[[《暗黒鎧 ヴェイダー》]]で墓地と手札を整え、[[《堕魔 ヴォガイガ》]]の墓地召喚で盤面を整える必要がある。邪魔なクリーチャー、特に[[《卍 デ・スザーク 卍》]]で殴り返せないクリーチャーは[[《堕魔 ドゥポイズ》]]で破壊する。

相手によっては[[《ヴォルグ・サンダー》]]で[[山札破壊]]を行い、純正構築ではこれのみとなる[[超次元]][[呪文]]の[[《超次元リバイヴ・ホール》]]は[[《堕魔 ヴォガイガ》]]で回収しよう。
また超次元を入れない構築の場合デ・スザークのタップイン効果でブロッカーを無力化しながら、無月の門で出した[[《無明夜叉羅ムカデ》]]の効果を発動させ相手を攻める。

[[【速攻】]]系統との対面では[[《堕魔 ザンバリー》]]で[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の早出しをサポートすることも重要。その場合、早めに無月の門を発動したら、後は[[除去]]と[[タップイン]]を活かしつつビートダウンを使用。そこへ《無明夜叉羅ムカデ》を絡めても面白いだろう。

**弱点 [#qc1b1869]

[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]などの墓地対策には弱い。水の入ったデッキの場合はそれを警戒し、[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]や[[《堕魔 グリペイジ》]]で叩き落とそう。

また、アニメの結果とは対照的に[[《煌龍 サッヴァーク》]]などの[[シールド]]への除去にも弱い。デ・スザークまたは、下のカードをシールドに張り付けられると厄介。前者は無月の門で出せなくなり、後者は「カードの下に〜」効果を使えなくなる。対策として、[[《堕魔 ドゥンブレ》]]で表向きのシールドカードを回収したり、《ドゥポイズ》や《ヴォシンバ》でバトルゾーンからいったん除去をすること。

[[《卍 デ・スザーク 卍》]]が出るか出ないかの3ターン目から4ターン目に殴り切る【速攻】には強いとも弱いとも言える。先攻なら[[《卍 デ・スザーク 卍》]]が間に合うが、後攻なら元々[[S・トリガー]]が4枚程度の構築がテンプレなのでそのまま殴り切られることが殆ど。

何よりデッキの半分以上をカードパワーの低い魔導具で固めるためデッキパワーが低くなり、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]と魔導具だけではフィニッシュが貧弱になりがちであった。最初期は[[【黒単ドラグナー】]]との折衷にしたり[[《S級不死 デッドゾーン》]]を出張フィニッシャーにすることで攻撃性を増強したりするのが一般的だった。[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]や[[DMSD-06>DMSD-06 「ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ」]]が出ると魔導具や無月の門を持ったクリーチャーが増えたため、魔導具と無月の門をもったクリーチャーだけのデッキ(俗に言う純正)でも十分に戦えるようになってきている。

非純正としては[[DMRP-06>DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」]]期に[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]をタッチした型、コントロールした後にループを行う[[ジャバランガループ]]との折衷型(いわゆる卍ジャバランガ)が成立。この場合、いずれも[[黒単]]か他の色を数枚ほどタッチした型が主流。

**参考 [#a288307c]
-[[デッキ集]]
-[[黒単コントロール]]
-[[魔導具]]
-[[《卍 デ・スザーク 卍》]]
-[[DMSD-06 「ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ」]]