#author("2018-12-25T19:03:14+09:00","","")
#author("2018-12-26T20:04:09+09:00","","")
*ダイレクトアタック [#af24bfb4]

[[シールド]]をすべて失った[[プレイヤー]]に対するとどめの一撃のこと。

この[[攻撃]]を防御できなかった相手[[プレイヤー]]はゲームに敗北する。

[[デュエル・マスターズ]]において、いつの時代でも最も基本的な勝利条件である。

相手[[プレイヤー]]の[[シールド]]が1枚でも残っている状態では、ダイレクトアタックは絶対に成立しない。2018年11月現在でも、シールドが残っている状態で、ダイレクトアタックを決めることができる手段はなく、そういった能力を持ったカードも当然存在しない。[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]のように、攻撃中に相手のシールドをブレイクする能力を持ったカードは、相手のシールドが残っている状態でもダイレクトアタックを通すことはできるが、やはりこれも相手のシールドを0にするからダイレクトアタックが通るのである。つまり、ダイレクトアタックが成立したのに、シールドが残っているという状態は存在しないのである。

例えば[[シールド]]が1枚の相手[[プレイヤー]]を[[W・ブレイカー]]などで[[攻撃]]した場合、その1枚の[[シールド]]が[[ブレイク]]されるだけで、ついでにダイレクトアタックする、ということはできない。

-ダイレクトアタックによって勝利を目指すデッキタイプが環境の大半を占め、公式も最も推している勝利方法である。ダイレクトアタック以外での勝利方法が環境の大半を占めかねないような事態が発生するならば、そういう事態を引き起こすカードに必ず規制が入る。[[ライブラリアウト]]系では、[[《ヘル・スラッシュ》]]、[[《フューチャー・スラッシュ》]]などがそれに当たる。

-ダイレクトアタック以外の勝利方法があまり好ましくないとされるのは、デュエル・マスターズのゲームシステムのひとつであるシールドが意味を成さなくなるからである。ダイレクトアタックをしないということは、ダイレクトアタックからプレイヤーを守るシールドをブレイクする必要もないため、シールドが飾り同然となる。また、クリーチャーは特別なテキストがない限り、相手プレイヤーを攻撃することができるが、その攻撃も必要なくなってしまうなど、デュエル・マスターズの根幹を否定しかねない。そもそもデュエル・マスターズはダイレクトアタックを目指すことを前提で作られたゲームであり、それ以外の勝利方法はその延長線上でしかない。
-ダイレクトアタック以外の勝利方法があまり好ましくないとされるのは、そもそもデュエル・マスターズというゲームが[[ダイレクトアタック]]で勝利することが大前提で作られているからである。その証拠に、デュエル・マスターズ創生期は、相手の山札を削る[[カード]]や[[エクストラウィン]]能力を持ったカードは存在せず、[[ダイレクトアタック]]以外で勝利することなど接待でもない限りほとんど不可能だった。また、[[ダイレクトアタック]]以外の勝利方法が流行ると、シールドという存在や、クリーチャーが相手のプレイヤーもアタックできるというルールが意味を成さなくなってしまい、デュエル・マスターズの根幹となる要素が否定されることになる。

-[[攻撃]]中の[[クリーチャー]]を[[ブロッカー]]による[[ブロック]]や[[ニンジャ・ストライク]]などによって排除できれば、ダイレクトアタックを阻止することができる。

-[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]や[[《十弐制覇 鬼「王者」》]]など、相手が[[ゲーム]]に勝利することを防ぐ[[カード]]もある。

-このタイミングでのみ発動する能力には[[革命0トリガー]]が存在する。

-[[《晶鎧亜スペクトライト》]]や[[《R.S.F.K.》]]で[[プレイヤー]]を[[攻撃]]した際、[[アタックトリガー]]で相手の残り[[シールド]]を0にできた場合は、その[[攻撃]]がダイレクト[[アタック]]になる。

-ダイレクトアタック以外の勝利条件は、相手の[[山札]]が0になること、自分が[[エクストラウィン]]を達成すること、相手が[[特殊敗北条件]]を満たすことがある。

-よくダイレクトアタックが通って負ける時、「参りました」の意を込めて、相手に手札を全部見せる人がいるが、ルール上そんなことをする必要はない。手札に[[ニンジャ・ストライク]]や[[革命0トリガー]]などの[[ダイレクトアタック]]を阻止する手段がないということを示すための行為だろうが、普通に「参りました」と言うだけでいい。

-漫画やアニメの影響で「とどめ」と宣言する人も多い。地域によっては「[[プレイヤー]][[アタック]]」「直接攻撃」「チェックメイト」など呼び方は様々。もちろんこれらもダイレクトアタックに含む。

-誤解されやすいが''シールドそのものは攻撃対象に選べない''。あくまで[[クリーチャー]]の[[攻撃]]目標は(相手[[クリーチャー]]か)相手[[プレイヤー]]の二択であり、そのうち''相手[[プレイヤー]]への[[攻撃]]をシールドが遮るために結果としてシールドが[[ブレイク]]される''。

-上の理由により「相手[[プレイヤー]]を[[攻撃できない]]」という[[テキスト]]を持つ[[クリーチャー]]は、ダイレクトアタックはもちろん、シールドを[[ブレイク]]することも出来ない。
--「このクリーチャーはシールドをブレイクできない。」と書かれている場合は、シールドを[[ブレイク]]することは出来ないが、ダイレクトアタックはすることができる。

**参考 [#n62a1d56]
-[[用語集]]
-[[ブレイク]]
-[[エクストラウィン]]
-[[アタック]]
-[[革命0トリガー]]