#author("2019-03-16T21:33:24+09:00","","")
#author("2019-03-17T00:25:01+09:00","","")
*の下 [#g71a4011]

「'''[[[カードタイプ]]]'''の下」、あるいは単に「[[カード]]の下」と書かれた場合は「[[オブジェクト]]の一番上のカード以外の部分」を表す。
「進化クリーチャーの下にあるカード」なら「[[進化クリーチャーの一番上]]を除いた部分にあるカード」という意味になる。

カードには[[DM-19>DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」]]にて[[メテオバーン]]で初めて記載された。

|獄竜凰ドラザルク UC 闇文明 (5)|
|進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク 7000|
|進化−自分のティラノ・ドレイク1体の上に置く。|
|メテオバーン−自分のクリーチャーが攻撃できるとき、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地においてもよい。そうした場合、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。|
|W・ブレイカー|

物理的な位置のことではない。

-[[バトルゾーン]]では見た目上[[クロス]]された[[クロスギア]]は[[クリーチャー]]の下にあるが、これは「クリーチャーの下」に該当しない。
-[[シールド]]と[[要塞化]]した[[城]]、クリーチャーと[[装備]]した[[ウエポン]]でも同様。
-[[《神帝ムーラ》]]は[[《神帝アージュ》]]の下側だが、当然これも違う。

**「の下」のルール [#rdd0ff8f]
大原則として、[[カード]]の下にあるカードの能力等はなくなる。
[[オーラ]]の場合は、「[[クリーチャー]]に対する[[クロスギア]]のような関係」となるため、それぞれの特性が生きた状態になる。

:例|
[[《マリン・フラワー》]]から[[《アストラル・リーフ》]]に[[進化]]した場合、《アストラル・リーフ》は[[ブロッカー]]ではないし、[[攻撃]]することもできる。
進化によって《マリン・フラワー》の「■ブロッカー」「■このクリーチャーは攻撃することができない。」は消滅した。

これは[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]にて次のように定義されている。

 200.2b 進化などによってカードの下に置かれているカードは特性が無視されます。

ただし「カードはルールに勝つ」の理念より、カードによって情報を参照する場合はこの限りではない。
ただし「カードはルールに勝つ」の理念より、カードによって自身の情報を参照する必要がある場合はこの限りではない。

|超神龍バリアント・バデス SR 自然文明 (8)|
|進化クリーチャー:アース・ドラゴン 0000+|
|マナ進化GV−自然のクリーチャーを3体まで自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|このクリーチャーは、このクリーチャーの下に重ねたカードの合計のパワーを持つ。|
|このクリーチャーは、パワーが6000以上の時、「W・ブレイカー」を得る。|
|このクリーチャーは、パワーが12000以上の時、「T・ブレイカー」を得る。|
|このクリーチャーは、パワーが18000以上の時、「Q・ブレイカー」を得る。|

仮に[[《超神龍バリアント・バデス》]]でカードの下の[[特性]]が無視されてしまったのなら、[[進化元]]に関係なく[[パワー]]0で[[自壊]]してしまう。もちろんそうはならない。
《バリアント・バデス》の他には、カードの下の特性を確認し効力を発揮する[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]、[[《不夜城艦 クランヴィア》]]などで元々の特性を参照できる。

なお、''[[カード指定除去]]で選ばれたカードに関しては、そのカードの元々の特性は無視される''。
例えば[[《テック団の波壊Go!》]]で「►バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す」を選択した場合は、カードの下にあったカードはコストが0として扱われ、たとえ元々のコストが6以上であっても必ず[[バウンス]]の対象になることとなる。

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「カードの下」にあるカードはオブジェクトの''構成要素''であり、オブジェクトそのものではない。
そのため、一番上のカードと、その下の[[カード]]をすべて合わせて1つのオブジェクトとしてカウントされる。

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カードの下からカードを選ぶとは、一番上のカードから物理的な1枚の下を選ぶという意味ではない。
下にあるカードならどこから選んでもよい。

:例|
何かしらの[[進化V]][[フェニックス]]から[[《究極銀河ユニバース》]]に[[進化]]させた。
このとき《ユニバース》の物理的な1枚の下には進化Vフェニックスがある。
《ユニバース》の[[メテオバーン]]で、進化Vフェニックスより先に進化Vの[[進化元]]から墓地に置いてもよい。

-[[山札の下]]の場合は、「山札の下から1枚」とは書かれず必ず「山札の一番下から1枚」とカード1枚が指定されているので選択の余地はない。

**参考 [#z5b29261]
-[[用語集]]
-[[クリーチャーの下]]
--[[進化クリーチャーの下]]
-[[フィールドの下]]
-[[シールドの下]]
-[[山札の下]]
-[[に含まれる]]
-[[進化クリーチャーの一番上]]