#author("2019-07-04T23:50:56+09:00","","")
#author("2019-07-05T01:46:37+09:00","","")
*【黒赤ライブラリアウト】 [#u78892c9]

黒は[[闇]]、赤は[[火]]を指し、それらの[[カード]]によって構成された、[[ライブラリアウト]]を勝ち筋にする[[【除去コントロール】]][[デッキ]]。
[[ライブラリアウト]][[デッキ]]の中では最も歴史が古く、[[デュエル・マスターズ]]創成期から組まれてきた[[デッキタイプ]]である。

[[DM-06>DM-06 「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」]]まで[[山札]][[破壊]][[カード]]は存在しなかったため、初期は[[除去]]を繰り返しながら気長に相手の[[山札切れ>ライブラリアウト]]を待つ戦法をとっていた。
その場合、自分が後攻で相手が[[ドロー]][[カード]]を持たないと自分が先に[[山札切れ>ライブラリアウト]]を起こしてしまうため、[[除去]]用の[[アンタップキラー]]や[[墓地]][[回収]][[能力]]を持つ[[クリーチャー]]を[[フィニッシャー]]にすることもあった。

|デーモン・ハンド R 闇文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地に置く。|
#hr
|ヘル・スラッシュ UC 闇文明 (8)|
|呪文|
|相手の山札を見る。その中から3枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、相手は自分自身の山札をシャッフルする。|

[[《ヘル・スラッシュ》]]の登場により、[[ライブラリアウト]][[デッキ]]の知名度は一気に高くなった。しかし当時の主流となったのはこちらよりもむしろ[[《恵みの化身》]]を核にした[[【化身コン】]]のほうで、【黒赤ライブラリアウト】は[[水]]を加えて[[【青黒赤ライブラリアウト】]]へと移り変わっていくことになる。

現在でもこの二[[色]]、同じ[[コンセプト]]で待ち型の[[ライブラリアウト]][[デッキ]]を組むことは可能だが、対応性、安定性などを考えると三[[色]]以上の[[【除去コントロール】]][[デッキ]]に勝る部分はほぼ無く、実質的に存在意義が消えた[[デッキ]]と言える。

-現在、[[《ヘル・スラッシュ》]]をはじめとする相手の[[山札]]を削る[[カード]]は軒並み[[プレミアム殿堂]]になっており、この[[デッキタイプ]]は完全消滅した。

**参考 [#t9168ef1]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/除去コントロール]]
-[[デッキ集/ライブラリアウト]]
-[[ライブラリアウト]]