#author("2019-07-02T00:03:19+09:00","","")
#author("2019-07-06T20:40:55+09:00","","")
*【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】 [#u6641835]

山札破壊[[能力]]を持つ[[サイキック・クリーチャー]]、[[《ヴォルグ・サンダー》]]を大量展開し、相手の[[山札]]をごっそり削り落し[[ライブラリアウト]]させる[[デッキ]]。
本項では[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]の[[cip]][[能力]]を利用したものを扱う。

|ヴォルグ・サンダー VIC 闇文明 (6)|
|サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 7000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーを一人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の山札の上から、クリーチャーが2体出るまでカードを墓地に置く。|
|W・ブレイカー|
|(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)|
|BGCOLOR(white):[[《サンダー・ティーガー》]]と[[覚醒リンク]]後⇒[[《雷獣ヴォルグ・ティーガー》]]|
|''※プレミアム殿堂''|
#hr
|復活の祈祷師ザビ・ミラ SR 闇文明 (8)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/エイリアン 9000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、コスト6以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。|
|(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)|
|W・ブレイカー|

[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]、[[《ヴォルグ・サンダー》]]の[[闇]]、コストの重いザビ・ミラの為の[[マナ加速]][[カード]]が豊富な[[自然]][[文明]]を中心に組まれ、ここに[[手札補充]]の[[水]][[文明]]を加えるのがベターか。[[《ハッスル・キャッスル》]]の存在もあり、[[白黒緑]]や[[黒>闇]][[緑>自然]]で構築することも十分に狙える。
ザビ・ミラの[[能力]]を十分に生かすためにも、[[クリーチャー]]比率を高め、展開力に優れた構築にするのが良い。[[《ヴォルグ・サンダー》]]以外にも小型の[[サイキック・クリーチャー]]をばら撒ける[[超次元]][[呪文]]も単純に強い。

-全盛期の環境では猛威を振るっていた[[《ミラクルとミステリーの扉》]]や[[《ホーガン・ブラスター》]]などの[[S・トリガー]][[呪文]]によって「下手に攻撃すると[[覇>《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]が飛んでくる」という風潮も僅かながらあったため、このような殴らずに相手を負かす[[ライブラリアウト]]の戦術はどんなデッキにも突き刺さる強烈なものであった。

**主要カード [#ya01a4c5]
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]※|[[山札破壊]]コンセプト 3〜4投入|
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|[[山札破壊]]コンセプト 3〜4投入|
|[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]|サンダーを大量展開|

最終的に[[クリーチャー]]が3〜4体並んでいるところに[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]を[[召喚]]し、[[cip]][[能力]]で[[《ヴォルグ・サンダー》]]を呼び出せれば良いため、このギミックを既存の[[白黒緑]]や[[緑青黒]]の[[コントロール]][[デッキ]]に流用する場合が多い。[[《魔龍バベルギヌス》]]や[[《フォース・アゲイン》]]、[[《獰猛なる大地》]]などの[[cip]][[能力]]の使いまわしに優れるカードを加えることでザビ・ミラとの[[シナジー]]を見込める。[[オーバーキル]]気味だが《ヴォルグ》達を[[《超時空ストーム G・XX》]]に[[進化]]させたり、[[《漆黒戦鬼デュランザメス》]]で生贄を釣り上げることも可能。

また小型の[[ブロッカー]]軍団を築く[[【ジェスターソード】]]や、ザビ・ミラの[[種族]]を生かし[[【連デモ】]]のギミックを利用するのもよい。

[[《ヴォルグ・サンダー》]]の性質上、[[【超次元コントロール】]]などの[[呪文]]主体の[[コントロール]]には山札破壊が恐ろしく突き刺さるものの、[[クリーチャー]]比率の高い[[デッキ]]の山札を削ることは難しい。
そのため別のフィニッシュ手段として[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を1〜2枚差し込み、ザビ・ミラの能力で並べられるようにしておくとよい。
[[《ヴォルグ・サンダー》]]と[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]が[[デーモン・コマンド]]であるため、[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]への[[覚醒]]条件を満たしやすく、[[クリーチャー]]が多く含まれるであろう[[ビートダウン]][[デッキ]]に[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]の[[能力]]は非常に相性が良い。

**このデッキの弱点 [#l65af537]
[[《サイバー・N・ワールド》]]や[[返霊]]などのライブラリ回復能力には要注意。また、相手の[[超次元ゾーン]]に[[《時空の邪眼ロマノフZ》]]が見えた場合は[[《ヴォルグ・サンダー》]]の能力のタイミングを良く推し量る必要がある。[[《邪神の覚醒者ロマノフ・Z・ウィザード》]]への[[覚醒]]をサポートする形になってしまい、山札も一気に回復されてしまうからである。

さらに[[ライブラリアウト]][[メタ]]である[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]が登場した。
山札に入っていれば戦術そのものが機能しなくなるので、当時ほどの勢いはなくなったといえる。このカードが見えた時は素直に戦略を切り替えるといい。

山札回復機能がない[[デッキ]]の場合、一度[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]からの[[《ヴォルグ・サンダー》]]を決められてしまうと一気にライブラリアウトの危険性が高まるため、ザビ・ミラを出させないようプレイするのが得策。
ザビ・ミラが[[召喚]]される前にケリを付けるか、[[ハンデス]]でこまめに脅威となるカードを取り除く、もしくは[[クリーチャー]]への[[除去]]によってザビ・ミラからの[[《ヴォルグ・サンダー》]]大量展開の流れを事前に防ぐ必要がある。

**参考 [#uff17e14]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/超次元コントロール]]
-[[山札破壊]]
-[[ライブラリアウト]]
-[[《ヴォルグ・サンダー》]]
-[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]
-[[【紅蓮ゾルゲ】]]