#author("2019-02-23T17:39:40+09:00","","")
#author("2019-11-08T07:59:44+09:00","","")
*【マーシャルエクストラウィン】 [#ab452e43]

[[《マーシャル・クイーン》]]や[[《マーシャル・クロウラー》]]の[[能力]]を使った[[無限ループ]]によって勝利する[[コンボデッキ]]。別名に「マーシャルループ」がある。

|マーシャル・クイーン R 水文明 (3)|
|進化クリーチャー:スプラッシュ・クイーン 5000|
|進化−自分のスプラッシュ・クイーン1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を3枚まで、新しいシールドとしてシールドゾーンに裏向きにして加え、その後、同じ数のシールドを自分の手札に戻す。(その「S・トリガー」を使ってもよい)|
#hr
|マーシャル・クロウラー SR 水文明 (8)|
|クリーチャー:アースイーター 8000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を好きな枚数、新しいシールドとしてシールドゾーンに裏向きにして加えてもよい。その後、同じ数のシールドを自分の手札に加える。|
|W・ブレイカー|
#hr
|深海の伝道師 アトランティス R 水文明 (10)|
|クリーチャー:オラクル/リヴァイアサン 4000|
|S・トリガー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選び、残りを手札に戻す。その後、相手はバトルゾーンにある自身のクリーチャーを1体選び、残りを手札に戻す。|
#hr
|光霊姫アレフティナ SR 光文明 (4)|
|クリーチャー:メカ・デル・ソル/アーク・セラフィム 8000|
|このクリーチャーを召喚するコストは、自分のシールド1枚につき1多くなる。|
|相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、それがそのターンはじめての自分への攻撃で、自分のシールドが1枚もない場合、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。|
|自分のシールドが10枚以上あれば、自分はゲームに勝利する。|
|W・ブレイカー|

[[《マーシャル・クイーン》]]のような[[コスト踏み倒し]]が出来る[[《マーシャル・クロウラー》]]や、コスト10の[[S・トリガー]]獣[[《深海の伝道師 アトランティス》]]の登場によって成立した。

[[《マーシャル・クイーン》]]を起点として、[[S・トリガー]]を中心とした[[コスト踏み倒し]]を行い、[[《転生スイッチ》]]から[[《マーシャル・クロウラー》]]を出す。そこからさらに[[コスト踏み倒し]]を繰り返して、最終的に[[《光霊姫アレフティナ》]]の[[能力]]で[[エクストラウィン]]を得るのが目的である。

[[エクストラウィン]]を満たすための手段は、[[コンボパーツ]]が最も少なく、相手に妨害されにくい(理由は後述)[[《光霊姫アレフティナ》]]を利用したタイプが主流である。この頁でもそれを中心に解説する。

**主要カード [#d715eba5]
|[[《マーシャル・クイーン》]]|コンセプト|
|[[《マーシャル・クロウラー》]]|~|
|[[《光霊姫アレフティナ》]]|[[フィニッシャー]]|
|[[《深海の伝道師 アトランティス》]]|コスト10の[[S・トリガー]]獣。[[S・トリガー]]獣の[[バウンス]]要員|
|[[《転生スイッチ》]]|[[S・トリガー]]を持たない[[クリーチャー]]の踏み倒し要員。いざというときは相手を[[バウンス]]することも|
|[[《天雷霊騎サルヴァティ》]]|[[S・トリガー]]獣。[[呪文]]の[[サルベージ]]要員|
|[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]|[[S・トリガー獣]]。[[カード]]指定で[[マナゾーン]]または[[墓地]]から1枚回収|
|[[《海底鬼面城》]]|[[ドローソース]]|
|[[《電磁麗姫ジェリー》]]|[[S・トリガー]]獣。[[進化元]]。[[ドローソース]]|

*候補カード [#sb85a211]
|[[《湧水の光陣》]]|[[S・トリガー]]。[[《光霊姫アレフティナ》]]を[[リアニメイト]]可能|
|[[《ミスティック・クリエーション》]]|[[S・トリガー]]の[[マナ回収]]|
|[[《フォーチュン・スロット》]]|[[S・トリガー]]。[[コンボパーツ]]回収|
|[[《ストリーミング・シェイパー》]]※|[[手札補充]]|
|[[《コスモ・ポリタン》]]|最軽量[[進化元]]|
|[[《夏の日スパイラル》]]|[[《陰陽の伝道士セイメイ》]]対策|
|[[《月面ロビー・スパイラル》]]|~|
|[[《クール・ビューティー》]]|[[S・トリガー]]。[[進化元]]。[[《十弐制覇 鬼「王者」》]]などの[[除去]]|
|[[《龍脈術 水霊の計》]]|[[S・トリガー]]。[[除去]]と[[ドローソース]]を兼ねる|

**基本的なデッキの動かし方 [#lf01e2fd]

+[[手札]]に[[《マーシャル・クイーン》]]、[[《マーシャル・クロウラー》]]、[[《転生スイッチ》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]、[[《天雷霊騎サルヴァティ》]]、及び[[S・トリガー]]持ち[[ドローソース]]を少なくともそれぞれ1枚ずつ揃え、かつ[[《マーシャル・クイーン》]]が[[進化]]可能な状態を作る。
+[[《マーシャル・クイーン》]]を[[召喚]]。
+[[《マーシャル・クイーン》]]の[[cip]]で[[《転生スイッチ》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]、[[《天雷霊騎サルヴァティ》]]の3枚を踏み倒す。
+[[《転生スイッチ》]]から[[解決]]。[[《深海の伝道師 アトランティス》]]を[[《マーシャル・クロウラー》]]に切り替える。
+[[《天雷霊騎サルヴァティ》]]の[[cip]][[解決]]。今唱えた[[《転生スイッチ》]]を[[サルベージ]]。
+[[《深海の伝道師 アトランティス》]]の[[cip]][[解決]]。[[《マーシャル・クイーン》]]を指定し、それ以外を[[バウンス]]。
+2.の状態に戻った形になる。[[《マーシャル・クロウラー》]]の[[cip]][[解決]]により、3.〜6.までの流れを[[無限ループ]]させることが可能。さらに、7.以降は[[《マーシャル・クロウラー》]]によって4枚以上踏み倒しが可能になるため、ここに[[S・トリガー]]付きの[[ドローソース]]を挟めば、[[無限]]に[[手札補充]]が可能となる。[[《マーシャル・クロウラー》]]によって[[シールド]]に[[コンボパーツ]]が埋まっていたとしても回収できるため、原則としてこの時点で必要な[[カード]]はすべて揃う。
+最後に、[[《転生スイッチ》]]2枚と[[《深海の伝道師 アトランティス》]]を踏み倒す。[[《転生スイッチ》]]で[[《深海の伝道師 アトランティス》]]→[[《マーシャル・クロウラー》]]→[[《光霊姫アレフティナ》]]に切り替える。[[《深海の伝道師 アトランティス》]]の[[cip]][[解決]]で[[《光霊姫アレフティナ》]]を指定。[[《マーシャル・クロウラー》]]の[[cip]][[解決]]で[[シールド]]が10枚以上になるように[[手札]]から追加し、その[[cip]][[解決]]中に[[《光霊姫アレフティナ》]]の[[能力]]が参照され、ゲームに勝つ。

ちなみに、[[手札]]さえ良ければ、これ以外のパターンでも[[無限ループ]]に入ることは可能(あまりに個別の事例になってしまうため、ここでは割愛する)。[[《マーシャル・クロウラー》]]を使わないパターンも存在するが、その分[[コンボパーツ]]は増える。

-[[ビートダウン]]相手の場合、[[《転生スイッチ》]]が[[トリガー]]することでそのまま[[無限ループ]]に入ることもある。[[デュエル・マスターズ]]では珍しく、相手の[[ターン]]中に勝つことができる[[デッキ]]である。

**弱点 [#r653a131]
とにかく[[ハンデス]][[デッキ]]に対して弱い。[[《光霊姫アレフティナ》]]型が最も[[コンボパーツ]]が少なく済むとは言え、[[コンボデッキ]]の中では、必要なパーツが多い部類に入ることに変わりがないからである。特に[[ピーピング]][[ハンデス]]だと、[[手札]]に1枚しかなかったパーツが狙い撃ちされるため非常に厳しい。[[《海底鬼面城》]]での物量作戦でゴリ押しできる場合もあるが、[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]や[[《ロスト・ソウル》]]などは諦めるしかない。

また[[【ラララオプティマス】]]と共通の弱点として、あまり考慮する必要はないが、[[《陰陽の伝道士セイメイ》]]が1体場に出ただけで詰む可能性があるという点が挙げられる。

**《アレフティナ》を使う理由 [#u511658f]
端的に言えば、「最も手間がかからず、最も安全に勝利できる」からである。以下に理由を述べる。

[[ループ]]に[[《ホーガン・ブラスター》]]さえ挟めば、[[クリーチャー]]か[[呪文]]はどんなものでも[[無限]]に[[プレイ]]できるが、余計なコンボパーツを切り詰めるためには、より簡素な方法な推奨される。

この点、[[《光霊姫アレフティナ》]]ならば[[《転生スイッチ》]]で踏み倒せる上に、[[《マーシャル・クロウラー》]]で自分の[[シールド]]を好きなだけ増やせるので、無理なく[[ループ]]に組み込める。[[シールド]]が10枚以上あればその時点で[[ゲーム]]に勝てるため、自分の[[ターン]]ならば相手の[[《百発人形マグナム》]]や[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の[[能力]]を無視できる。(詳しくは[[アクティブ・プレイヤー]]の[[ルール]]を参照)

[[手札]]が[[無限]]に増えるという点から、[[《偽りの名 iFormulaX》]]とも相性が良さそうだが、確実に決めるためには[[ループ]]と関係ない[[《ドンドン打つべしナウ》]]を入れなければならなかったり、[[《百発人形マグナム》]]や[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]に妨害されるリスクがある。

同じ[[状況誘発]]である[[《サイバー・J・イレブン》]]は、[[コスト]]が11もあり、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]によって毎回[[バトルゾーン]]が[[リセット]]されるため、根本的に相性が悪い。

[[《光霊姫アレフティナ》]]を[[《黒神龍ザルバ》]]や[[《腐敗麗姫ベラ》]]に替えれば、[[ライブラリアウト]]で勝つこともできるが、[[闇]]を1枚足さなければならないので、安定性が下がってしまう。

よって、[[《光霊姫アレフティナ》]]を使うのが最も確実だろう。

**参考 [#b0d6b580]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/ライブラリアウト]]
-[[デッキ集/即死コンボ]]
-[[デッキ集/S・トリガー]]
-[[エクストラウィン]]
-[[状況誘発]]
-[[即死コンボ]]
-[[《マーシャル・クイーン》]]
-[[《マーシャル・クロウラー》]]
-[[《光霊姫アレフティナ》]]
-[[《深海の伝道師 アトランティス》]] 
-[[《転生スイッチ》]]
-[[《天雷霊騎サルヴァティ》]]