#author("2019-02-23T22:45:17+09:00","","")
#author("2019-07-20T14:06:56+09:00","","")
*【バイオレンス・サンダー】 [#m2a9e8cc]

巨大[[進化クリーチャー]][[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]を[[フィニッシャー]]とした[[デッキ]]。

[[マナブースト]]や[[コスト踏み倒し]]で素早く[[バトルゾーン]]に出すことを狙う。

|極仙龍バイオレンス・サンダー SR 水/闇/火文明 (10)|
|進化クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/アーマード・ドラゴン 12000|
|進化−自分の多色クリーチャー1体の上に置く。|
|このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかったとき、カードを3枚引き、相手の手札を3枚見ないで選び捨てさせ、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。|
|T・ブレイカー|

[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]は相手[[プレイヤー]]に[[攻撃]]して[[ブロック]]されなかった場合、3枚[[ドロー]]し、3枚[[ハンデス]]させ、さらに6000[[火力]]を撃つことができる。自身のサイズも[[パワー]]12000の[[T・ブレイカー]]と大きめであり、豪快な[[能力]]と合わせて、ロマン性にあふれた[[カード]]と言える。

しかし、[[マナコスト]]が10とかなり[[重い]]ため、普通の[[デッキ]]では安定して[[バトルゾーン]]に出すことは難しい。
[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]自身の[[青黒赤]]を基本に、[[マナブースト]]の[[自然]]がよく入れられる。[[光]]まで加えた5色で組まれることも珍しくなく、[[マナコスト]]と[[進化]]条件から、[[マナブースト]]の得意な[[【5色フェアリー・ミラクル】]]として組まれることが多い。

もしくは、[[《爆竜兵ドラグストライク》]]を利用して[[コスト踏み倒し]]を狙う[[コンボ]]が利用される。

[[デッキビルディング]]の幅は広く、[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]を使用した[[多色]]デッキの総称と考えたほうがよい。

**主要カード [#u24db30c]
|[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]|[[コンセプト]]|

**5色型の候補 [#p1273a1c]
|[[《母なる星域》]]|[[マナゾーン]]から[[コスト踏み倒し]]|
|[[《フェアリー・ミラクル》]]|5色専用[[マナブースト]]|
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|[[サーチ]]&[[バウンス]]の[[S・トリガー]]|
|[[《プリズム・ブレイン》]]|[[多色]]が多いなら3枚引ける|
|[[《セブンス・タワー》]]※|大量[[マナブースト]]|
|[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]|3枚[[ブースト]]か[[マナ送り]]の[[爆進ダブル]]|
|[[《解体人形ジェニー》]]|おなじみ[[ピーピング]][[ハンデス]]|
|[[《貴星虫ヤタイズナ》]]|[[進化]]を[[墓地]]から出す|

|[[《飛散する斧 プロメテウス》]]|[[cip]]で[[マナブースト]]&[[回収]]|
|[[《無頼聖者スカイソード》]]|[[マナブースト]]+[[シールド追加]]|
|[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]|[[マナブースト]]+[[ハンデス]]|
|[[《無敵剣 カツキングMAX》]]|[[マナ召喚]]を許可|
|[[ゼン&アク]]|[[フィニッシャー]]兼色合わせ|
|[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|~|
|[[《龍仙ロマネスク》]]|大量[[マナブースト]]|

|[[《魂と記憶の盾》]]※|[[シールド送り]]|
|[[《反撃のサイレント・スパーク》]]|全[[タップ]]の[[S・トリガー]]|

**踏み倒し型の候補 [#z8a1edc2]
|[[《爆竜兵ドラグストライク》]]|[[pig]]で[[ドラゴン]]を出す|
|[[《無頼剣兵ドラグイノセント》]]|~|
|[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]|《ドラグストライク》を[[破壊]]して[[進化元]]に|
|[[《ブータン転生》]]|自分の[[クリーチャー]]を[[破壊]]して[[サーチ]]|

|[[《エナジー・ライト》]]|基本[[ドローソース]]|
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|[[キーカード]]を[[サーチ]]|
|[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]|~|
|[[《カビパン男》]]|《ドラグストライク》を即座に[[破壊]]|
|[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]|[[多色]]の[[進化元]]|
|[[《墓守の鐘ベルリン》]]|[[ハンデス]]対策兼[[進化元]]|

|[[《勝利天帝 Gメビウス》]]|その他の踏み倒し候補|
|[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]※|~|
|[[《熱血龍 GENJI・XXX》]]|~|
|[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|~|
|[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]|~|

デッキ構成は、非常に[[コスト]]が高い[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]を早期召喚することに主眼が置かれている。大きく分けると、他の大型クリーチャー同様にマナブーストを利用するタイプと、[[《爆竜兵ドラグストライク》]]を使用するタイプの二つに分けることができる。

相手が[[ブロッカー]]を出していない隙を狙って《バイオレンス・サンダー》を出し、大量の[[アドバンテージ]]を稼ぐ。

**5色型 [#a50848bb]
マナブーストを用いる場合、[[《フェアリー・ミラクル》]]や[[《セブンス・タワー》]]などでマナを貯め、[[《母なる星域》]]で呼び出すのが定石。[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]自体が3つの[[文明]]を持つので、[[マナゾーン]]の色を確保しやすいのが利点である。

[[《飛散する斧 プロメテウス》]]は特に相性がよく、[[マナブースト]]しつつ[[《母なる星域》]]を[[回収]]することができる。8[[マナ]]貯まった段階で《プロメテウス》→《星域》と繋げば、適当な[[クリーチャー]]を[[マナゾーン]]に置くることで[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]を降臨させられる。

[[《無敵剣 カツキングMAX》]]とも相性が良く、十分な[[マナブースト]]の後に出せば《カツキングMAX》などを[[進化元]]に[[マナゾーン]]から[[進化]]できる。

こちらはマナが豊富にあるので、[[バウンス]]されたときの再召喚が容易。また[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]自身の[[ドロー]]能力によって、次のターンに別の《バイオレンス・サンダー》を召喚するといったこともできる。

相手の[[ブロッカー]]が多いとうまく実力を発揮できないので、[[《反撃のサイレント・スパーク》]]でこじ開けるか、別の[[フィニッシャー]]に任せればいいだろう。[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[《斬隠オロチ》]]のような[[シノビ]]に関しては、[[《解体人形ジェニー》]]などであらかじめ[[ハンデス]]しておきたい。

さらに[[オーバーキル]]ではあるが、[[《母なる星域》]]を使うことから[[《愛の無限オーケストラ》]]を入れることも考えられる。その場合は[[《勝利のガイアール・カイザー》]]や[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]などの[[多色]][[サイキック]]を使うと[[進化]]しやすい。[[《超次元ガード・ホール》]]や[[《超次元ごっつぁん・ホール》]]のような[[多色]]の[[超次元]][[呪文]]と併用するといいだろう。

**踏み倒し型 [#ba44e94e]
[[《爆竜兵ドラグストライク》]]を使う場合、[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]との併用で高速召喚するのが一般的。最速4ターン目に[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]を呼び出せるという速さが長所であり、まだ相手が準備を終えていない段階から強引に勝敗を決することができる。

[[多色]]の[[進化元]]を準備した状態で、[[《爆竜兵ドラグストライク》]]に[[《ブータン転生》]]を使えば確実に[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]を踏み倒すことができる。

必ずしも《バイオレンス・サンダー》を出す必要はなく、[[《勝利天帝 Gメビウス》]]や[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]など、別の[[ドラゴン]]を出してもいい。状況に応じて使い分けるといいだろう。

大量の[[マナ]]を保持できるわけではないので、一度[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]を[[除去]]されてしまうと、再召喚が非常に難しいのが欠点。[[自然]]を入れて[[マナブースト]]と並行して[[コンボ]]を狙うのも1つの手。

[[《爆竜兵ドラグストライク》]]で[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]を出すことで最低2枚の[[マナブースト]]は狙えるので、この方法で[[マナ]]を貯めるのもいいだろう。

また、[[ハンデス]]や[[除去]]などの妨害を喰らいやすい。[[光]]が入るなら[[進化元]]を兼ねて[[《墓守の鐘ベルリン》]]を出しておくなど、しっかり対策しておくべきである。

----
**その他 [#aa81929c]
-「相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時」の[[能力]]は、相手の[[シールド]]が[[ブレイク]]される直前に[[解決]]される。そのため、[[ブロッカー]]や[[ニンジャ・ストライク]]に妨害されやすく、使い勝手は[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]などに近い。
-[[サボタージュ能力]]は、相手の[[シールド]]が[[ブレイク]]される直前に[[解決]]される。そのため、[[ブロッカー]]や[[ニンジャ・ストライク]]に妨害されやすく、使い勝手は[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]などに近い。

-《バイオレンス・サンダー》で3枚[[ハンデス]]させても、直後に[[T・ブレイカー]]で3枚の[[シールド]]が[[ブレイク]]されるので、相手の[[手札]]に見かけ上の変化はない。ただし、[[《大邪眼B・ロマノフ》]]同様、相手の選択肢を奪っていることには変わりなく、強力な[[能力]]に間違いはないだろう。

-[[DMC-55>DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」]]には[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]と[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]らがまとめて[[再録]]されたパックがあり、入手はしやすかった。

**参考 [#c2ff16aa]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/5色デッキ]]
-[[デッキ集/進化デッキ]]
-[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]
-[[【5色フェアリー・ミラクル】]]