#author("2018-12-24T17:35:57+09:00","","")
#author("2019-02-09T04:11:53+09:00","","")
*【ドルゲーザ】 [#md80bd68]

[[ドロー]]と[[フィニッシャー]]を兼ねた[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]をメインとした[[デッキ]]。

[[シンパシー]]元となる[[アースイーター]]または[[ジャイアント]]を順に展開し、流れるように[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[召喚]]を狙う。

|剛撃戦攻ドルゲーザ SR 水/自然文明 (8)|
|クリーチャー:アースイーター/ジャイアント 9000|
|シンパシー:アースイーターおよびジャイアント(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のアースイーターまたはジャイアント1体につき1少なくなる。ただしコストは2より少なくならない)|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のアースイーター1体につき1枚、カードを引いてもよい。その後、バトルゾーンにある自分のジャイアント1体につき1枚、カードを引いてもよい。|
|W・ブレイカー|

**主要カード [#u2af314a]
|[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]|主力 殴り手兼[[ドローソース]]|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|基本[[マナブースト]]|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|~|

**ジャイアントの候補 [#ie09a0ca]
|[[《西南の超人》]]|[[ジャイアント]]の[[コスト軽減]]・[[セイバー]]|
|[[《西南の超人/断断打つべしナウ》]]|~|
|[[《華麗の超人》]]|[[アタックトリガー]]で[[ガチンコ・ジャッジ]]。勝った数だけ[[マナブースト]]|
|[[《土隠雲の超人》]]|自身を含む[[シノビ]]を[[サーチ]]|
|[[《二角の超人》]]|[[cip]]で[[マナブースト]]と[[マナ回収]]|
|[[《仁王の超人》]]|[[cip]]で[[マナブースト]]。ドルゲーザを実質除去に|
|[[《格調の超人》]]|[[cip]]で[[ガチンコ・ジャッジ]]。勝てば[[マナ]]送り|
|[[《躍喰の超人》]]|[[マナブースト]]ができる[[S・トリガー獣]]|
|[[《奇兵の超人》]]|[[cip]]で[[進化]]を2枚[[サーチ]]|
|[[《絢爛の超人》]]|[[マナ爆誕]]の[[準バニラ]]。《ダヴィンチ》の[[進化元]]に|
|[[《大喰の超人》]]|[[マナ]]の数字を2か3にする|
|[[《ベニジシ・スパイダー》]]|相手が3枚[[ドロー]]したら[[リベンジ・チャンス]]で出せる[[ジャイアント・インセクト]]|
|[[《剛撃無双カンクロウ》]]|[[リベンジ・チャンス]]持ちの[[Q・ブレイカー]]|
|[[《真実の名 ジャイアント・マック》]]|[[cip]]で[[除去]]と[[コスト踏み倒し]]|
|[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]|[[アンノウン]]を[[マナゾーン]]から[[召喚]]できるようにする|
|[[《剛撃竜騎ヴィレム海舟》]]|[[cip]]で[[ジャイアント]]・[[ドラゴン]]・[[サムライ]]を[[サーチ]]|
|[[《甲魔戦攻ギリメギス》]]|[[準バニラ]]だが[[コストパフォーマンス]]は良い|
|[[《三つ目の超人》]]|自分の他の[[ジャイアント]]を+5000の[[パンプアップ]]と[[追加ブレイク]]|
|[[《別格の超人》]]|相手[[クリーチャー]]が場に出るたび[[ガチンコ・ジャッジ]]で[[マナ送り]]、相手が呪文を唱えるたび[[ガチンコ・ジャッジ]]で2枚ドロー|
|[[《罠の超人》]]|[[《ナチュラル・トラップ》]]内蔵の[[S・トリガー獣]]|
|[[《激龍剛撃ドン・ドドフェル》]]|自分のターン終了時に[[手札]]を全て[[マナゾーン]]に置き3枚[[ドロー]]|
|[[《甘味の超人》]]|[[cip]]で[[マナゾーン]]の[[ドリームメイト]]と[[ジャイアント]]を[[アンタップ]]。自分の他のコスト7以上の[[ジャイアント]]を強化|
|[[《鯛焼の超人》]]|マナを4枚[[アンタップ]]|
|[[《焼菓子の超人》]]|[[ジャイアント]]全員に[[パワーアタッカー]]と[[スピードアタッカー]][[付与]]|
|[[《仁王の超人》]]|ドルゲーザと相性が良い|

|[[《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》]]|[[pig]]で[[マナゾーン]]から[[ジャイアント]]を出す|
|[[《真実の大神秘 星飯》]]|[[ソウルシフト]]持ちで[[チャンプブロック]]されない|
|[[《大神秘イダ》]]|[[マナ進化]]の軽量[[W・ブレイカー]]|
|[[《大神秘アスラ》]]|[[cip]]で[[ドロー]]、[[マナブースト]]、[[シールド追加]]|

|[[《スナイプ・モスキート》]]|最軽量[[ジャイアント・インセクト]]。攻撃時に[[マナ回収]]|
|[[《デスマッチ・ビートル》]]|2コスト13000、[[ガードマン]]かつ踏み倒しメタの[[ジャイアント・インセクト]]|
|[[《優雅なアントワネット》]]|[[ジャイアント]]の[[召喚コスト]]を3軽減し、その後自身を[[マナ送り]]|

**アースイーターの候補 [#p38e2788]
|[[《スペース・クロウラー》]]|[[アースイーター]] [[ドロー]]補助|
|[[《戦攻のイザナイ アカダシ》]]|[[光臨]]で7マナ以下の[[アースイーター]]を[[リクルート]]|
|[[《スベンガリィ・クロウラー》]]|相手を[[タップイン]]|
|[[《ガイアクラッシュ・クロウラー》]]|互いの[[マナゾーン]]の[[呪文]]の[[アンタップ]]を封じる|
|[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]|[[cip]]で[[火力]]と[[バウンス]]を放つ大型|
|[[《ソエルボ・クロウラー》]]|ドルゲーザと相性が良い|

**超次元関連 [#x911dbe9]
|[[《電流戦攻セブ・アルゴル》]]|中型[[サイキック・クリーチャー]]を出せる[[アースイーター]]|
|[[《次元院のヤヌス・クロウラー》]]|[[pig]]で4コスト以下の[[サイキック・クリーチャー]]を出す|
|[[《超次元フェアリー・ホール》]]|《セツダン》や《カンクロウ》を出す|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|《ランブル》などを出す|
|[[《巨人の覚醒者セツダン》]]|[[《超次元フェアリー・ホール》]]から出せる[[ジャイアント]]|
|[[《時空の喧嘩屋キル》]]|上の[[覚醒]]前。2体ばら撒いて使う|
|[[《時空の役者カンクロウ》]]|[[パワー]]7000以上を出すと[[覚醒]]する[[ジャイアント]]|
|[[《時空の賢者ランブル》]]|[[《スペース・クロウラー》]]によって[[覚醒]]しやすい|
|[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]|《ドルゲーザ》等の[[cip]]を2倍|

**このデッキの動かし方 [#b1c70764]
2マナ[[ブースト]]の[[《フェアリー・ライフ》]][[《霞み妖精ジャスミン》]]からスタートし、[[《西南の超人》]][[《華麗の超人》]][[《スペース・クロウラー》]]などを出す。

[[《西南の超人》]]が次の[[ターン]]まで生き残れば、[[シンパシー]]と[[コスト軽減]]で[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]がいきなり出せる。

[[《華麗の超人》]]は[[アタックトリガー]]で大量に[[マナブースト]]できる可能性がある。[[破壊]]されると[[マナゾーン]]に行くので無駄になりにくいのも強みである。

中型の[[ジャイアント]]と[[アースイーター]]が数体並べば、その分[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[スペック]]も跳ね上がる。[[《西南の超人》]]の[[コスト軽減]]も活用すれば、恐ろしい速度で[[クリーチャー]]が展開していく。

[[DM-36>DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]が発売され、[[超次元]][[呪文]]が現れるとそれを取り入れたタイプも現れた。

5[[マナ]]の状態で[[《超次元フェアリー・ホール》]]から[[《巨人の覚醒者セツダン》]]を呼び出せば次の[[ターン]]には[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]が呼び出せたり、[[シンパシー]]元として優秀な[[《スペース・クロウラー》]]が[[《時空の賢者ランブル》]]の[[覚醒]]条件を満たしてくれるなど、スムーズに新しいギミックを扱うことができた。

また、逆に相手の[[超次元]][[呪文]]に対抗するために[[《封魔ゴーゴンシャック》]]や[[《ガイアクラッシュ・クロウラー》]]を入れたタイプもある。

[[《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》]]を取り入れた型もある。[[《奇兵の超人》]]で2枚[[サーチ]]できるので運用しやすい。[[pig]]で[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]][[《剛撃竜騎ヴィレム海舟》]][[《真実の名 ジャイアント・マック》]]が出てくるので、なかなか侮れない強さを持っている。

基本となる動きは[[水]]と[[自然]]のみで完結している。
したがって、サイドカラーに何を持ってくるかで[[デッキ]]の動きにバリエーションを付けやすいのが特徴である。さらに、4[[色]]以上で構成しても[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[ドロー]][[能力]]のおかげで安定性を失いにくい。

入れる[[カード]]によって備わる利点は以下の通り。

*光 [#wcb3d760]
優良な[[ブロッカー]]による[[ビートダウン]]への耐性がつき、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などの相手を[[ロック]]する[[カード]]を投入できる。

*闇 [#xa08b820]
[[除去]]や[[ハンデス]]を撃つことができ、それらを[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]で補充することができる。
強力かつ[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]とマッチした[[《ガンヴィート・ブラスター》]]や[[《魔天降臨》]]を使用できるのも強み。特に[[《魔天降臨》]]は決定力の高いフィニッシュ手段である。
[[【シノビドルゲーザ】]]も多くはこの[[色]]。

*火 [#d07eda3c]
[[火力]]によって[[ビートダウン]]、特に[[【速攻】]]に耐性が付き、[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]などの[[ブロッカー]][[除去]]もふんだんに積めるので突破力も高まる。
[[《マイキーのペンチ》]]による[[ジャイアント]]総[[スピードアタッカー]]化なども。
[[革命ファイナル]]では[[《激龍剛撃ドン・ドドフェル》]]等有用な[[火]]/[[自然]]の多色ジャイアントが増えたため有力な選択肢に。
[[《西南の超人》]]で[[コスト軽減]]した[[《鯛焼の超人》]]によって2コストで4枚マナを[[アンタップ]]できるため、《ドルゲーザ》で増やした手札を活用して大量展開させることが可能。
[[《マイキーのペンチ》]]に代わる[[《チキチキ・JET・サーキット》]]や[[《焼菓子の超人》]]の登場によりワンショット性能も高い。

*闇+火 [#c70f14aa]
[[《クリムゾン・メガ・ドラグーン》]]や[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]によって、[[自然水火>青赤緑]]構成よりさらに突破力が高まる。それでも[[シンパシー]]元は十分に確保しておきたいが。
[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[シンパシー]]元になる軽量[[ブロッカー]]、[[《スペース・クロウラー》]]の[[能力]]が強力になるので、4[[色]]にも関わらず安定性は落ちづらい。

*水+自然(基本構成) [#s6d958cb]
他[[文明]]の強力な[[カード]]をいれることは出来ないが、序盤からより安定した展開がのぞめる。[[《奇兵の超人》]]から[[《大神秘イダ》]]や[[《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》]]等強力な[[進化クリーチャー]]へつないでいくのが基本となり、総じて[[ビートダウン]]や大量展開に特化した型になる。

どの[[色]]を入れるかは大体は個人個人の好みの問題であることが多いので、自分に合ったものを入れるといい。

いくら[[シンパシー]]で[[コスト軽減]]できるとはいえ、中型のものが多いので、[[マナブースト]]は必須といえる。
[[【除去コントロール】]]のように粘ってから出してもよいが、この[[デッキ]]は[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]が動き出してから真価を発揮するため、あまりおすすめできない。
ただ、後続の[[カード]]を引いてくることができるため、[[フィニッシャー]]の候補に挙がることもあるだろう。

**このデッキの弱点 [#wd5ceeab]
メインカードの[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]は8マナと[[重い]]ことが難点である。

よって、[[コスト軽減]]の[[《西南の超人》]]や、[[シンパシー]]元の[[ジャイアント]]が次々に[[除去]]されてしまうと動きが非常に緩慢になってしまう。また、《ドルゲーザ》を出す前に[[ハンデス]]されても、動きがそこで止まってしまうので苦しい展開となる。

こちらも[[ハンデス]]で対抗するなどの対策を講じたいところである。

----
**その他 [#g1996fda]
-[[戦国編環境]]では一時[[メタゲーム]]に組み込むものの、[[バトルゾーン]]の[[ジャイアント]]に依存するゆえの不安定さ、[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]自体の重さから、それ以降は目立った活躍から遠ざかっている。もっとも中堅デッキとしてはまだまだ有力なので、組み意義は未だにあると言える。

-[[《西南の超人》]]がいる状態ならば、[[《絢爛の超人》]]を2マナで[[マナ爆誕]]で[[召喚]]し、そこから2マナで[[《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》]]、または1マナで[[《真実の大神秘 星飯》]]に[[進化]]させるというプレイが可能。

-[[《大宇宙シンラ》]]や[[《大神秘ハンニャ》]]を楽に採用できるため、[[【クリーチャーコントロール】]]に対してはある程度強め。ただし、自分も損害を受けるため、やや本末転倒の感がある。

-亜種として、[[シノビ]]を加えて練り上げられた[[【シノビドルゲーザ】]]、[[ランデス]][[デッキ]]にドルゲーザを組み入れた[[【ランデスドルゲーザ】]]がある。

-「ドルゲーザには[[《西南の超人》]]が[[必須カード]]だ」という固定概念が数多く見受けられる。ただし、必ずしも[[《西南の超人》]]を採用する必要はなく、最終的に[[デッキ]]から抜ける場合もある。

-[[《魂の呼び声》]]と[[《西南の超人》]]を合わせれば、3→4→5の流れできれいに[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]を呼び出せる。&br;3[[ターン]]目:呼び声を唱える(西南、ドルゲーザ、ジャイアント1体の順番)&br;4ターン目:西南を召喚&br;5ターン目:5マナになったドルゲーザを召喚、3ドロー&br;[[《フェアリー・ライフ》]]に速さでは劣るものの、[[ハンデス]]に引っかからないという大きな利点を持つ。

-[[《戦攻のイザナイ アカダシ》]]などを使って[[アースイーター]]軸で組むことも一応できるが、[[ジャイアント]]の[[シナジー]]が優秀すぎるために、[[ジャイアント]]軸で組まれることが圧倒的に多い。

-[[種族カテゴリ]]の裁定により、[[ジャイアント・インセクト]]も[[ジャイアント]]に含まれるようになり、[[デッキビルディング]]の可能性が広がった。

**参考 [#a02524ac]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]
-[[【シノビドルゲーザ】]]
-[[【ランデスドルゲーザ】]]
-[[ジャイアント]]
-[[アースイーター]]